2023年のジャパンモビリティショーで公開されたBEVのミニバンコンセプト、「ハイパワーツアラー」。これが次期エルグランドとなるのは確実。あれから早1年、現在入手している新型エルグランド情報を紹介していこう!
文:ベストカーWeb編集部/写真:日産自動車、CGイラスト(ベストカー製作)
アルファード追撃! 日産が放つキングオブミニバン「新型エルグランド」新たな情報ついに…
【画像ギャラリー】アルファード追撃! 日産が放つキングオブミニバン「新型エルグランド」新たな情報ついに…(5枚)
記事リンク
前の記事
[新型スカイライン]はクラウン戦法!? ホンダとタッグでワゴンにクーペ復活の可能性も!?
次の記事
モータースポーツを盛り上げて40年! マッチも感激! NISMOの誕生40周年を記念するイベントが胸アツだった!
■時間が経つにつれてめまぐるしく変わっていく開発の進捗状況
現行エルグランドハイウェイスター
次期エルグランドを示唆する「ハイパワーツアラー」が披露されたのは2023年秋のジャパンモビリティショーだった。あれから早1年。次期エルグランドをめぐる開発環境はめまぐるしく変わっている。
その筆頭といえるのが、2024年8月1日、ホンダと日産(三菱も含む)が提携し、主要な協業領域についての会見。
次期エルグランドに関係あるのは以下の項目だろう。バッテリーの補完・供給(共通化されるバッテリーはBEVだけでなくHVやPHEVにも使用)、eアクスルの共通化(モーターとインバーターを共用し、中長期的にはeアクスルを共通化)、車両の相互補完。
日産(および三菱)がホンダと提携したことで、BEV(HV、PHEVを含む)のバッテリーの共用化やeアクスルが共用化が確実となった。
2024年3月25日に日産が発表した経営計画「The Arc」において登場した、25車種のシルエット映像。次期リーフや新型キックスのほか、新型エルグランドや軽サイズの新小型車を示唆するモデルも確認できる
すでに日産は2024年中に全個体電池の生産工場を立ち上げ、2028年度の実用化を目指している。そんな状況のなか、ジャパンモビリティショーで「ハイパーツアラー」を公開した。
この「ハイパーツアラー」は、エルグランドのイメージを押し出した未来のミニバンで、全固体電池のBEVで自動運転もできるというコンセプトカーだった。文脈を読み解くと、全個体電池を搭載した100%バッテリーEV(BEV)の次期エルグランドの発売は、2028年度以降ということになる。
The Arcの発表会で登場した、新型エルグランドらしきミニバンのシルエット。一文字のリアテールランプがあることがわかる
さすがにそこまでは待てない。14年を超えているモデルサイクルの現行エルグランドは登場18年になってしまう。そこで改めて日産関係者に話を聞いたところ、次期エルグランドの発売当初はBEVではなく、内燃機関、e-POWERユニットが組み合わされ、早ければ2025年中のデビューを目指しているという。
【画像ギャラリー】アルファード追撃! 日産が放つキングオブミニバン「新型エルグランド」新たな情報ついに…(5枚)
記事リンク
前の記事
[新型スカイライン]はクラウン戦法!? ホンダとタッグでワゴンにクーペ復活の可能性も!?
次の記事
モータースポーツを盛り上げて40年! マッチも感激! NISMOの誕生40周年を記念するイベントが胸アツだった!
■新型エルグランドの発売当初はe-POWER!
ボクシーでスタイリッシュなデザインは大いに楽しみ。現行型よりも大幅に全高を高くして、王者アルヴェルを見下ろすという情報もある!(ベストカー編集部が作成した予想CG)
新型エルグランドの発売当初はe-POWERの発電用エンジンとなるのはエクストレイルに搭載されているものと同じガソリンエンジンの1.5L、VCターボで、駆動方式はFFと4WD。
モーターパワーは4WDの場合、前後合わせて340ps以上となる。車重1880kgのエクストレイルでも動力性能には不満なしだけに、エルグランドでも充分な動力性能を発揮するだろう。
日産は内燃機関車の欧州での新車販売を2030年までに禁止すると発表しているが、英国やメルセデスベンツ、ボルボなどが完全EV化を遅らせている事情もあり、日産も追随する可能性もある。
2027年には新型BEVユニットを搭載したモデルが追加され、2028年以降に全個体電池を搭載したトップモデルを追加するというシナリオだ。
優雅で堂々とした次期エルグランドの予想CG(ベストカー編集部が作成した予想CG)
さらに日産&三菱、ホンダとの提携によっておもしろいことが起きそうだ。そう、日産のエルグランドと、ホンダのエリシオン、そして三菱グランディスの3車が相互補完によって誕生し、各社のアイデンティティを注入し販売すれば、独壇場となっているアルファード&ヴェルファイアを追い落とすこともできるかもしれない。
モデル末期のオデッセイ&エリシオンを抱えるホンダからすれば願ったりかなったりで、北米市場のオデッセイと合わせれば、日産から見た場合、スケールメリットによるコスト削減効果は大きい。
もちろん、3メーカーのエクステリアデザインは差別化される。エルグランドは最新のデジタルVモーショングリル、ホンダはステップワゴン、フリードのようなシンプル&モダンなデザインを採用してくるだろう。
アルファード&ヴェルファイアの独走にストップをかけられるか、次期エルグランドを期待して待っていよう!
●新型エルグランドe-POWER予想スペック
・全長:4980mm
・全幅:1880mm
・全高:1930mm
・ホイールベース:3000mm
・パワーユニット:直3、1.5Lターボe-POWER
・モーター最高出力:フロント204ps、リア136ps
・駆動方式:FF/4WD
・トランスミッション:―
・予想価格:600万~800万円
【画像ギャラリー】アルファード追撃! 日産が放つキングオブミニバン「新型エルグランド」新たな情報ついに…(5枚)
記事リンク
前の記事
[新型スカイライン]はクラウン戦法!? ホンダとタッグでワゴンにクーペ復活の可能性も!?
次の記事
モータースポーツを盛り上げて40年! マッチも感激! NISMOの誕生40周年を記念するイベントが胸アツだった!
投稿 アルファード追撃! 日産が放つキングオブミニバン「新型エルグランド」新たな情報ついに… は 自動車情報誌「ベストカー」 に最初に表示されました。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「子供が熱を出したので障害者用スペースに停めたら、老夫婦に怒鳴られました。私が100%悪いですか?」質問に回答殺到!?「当たり前」「子供がいたら許されるの?」の声も…実際どちらが悪いのか
なぜ「暖機運転」必要なくなった? 昔はあたりまえの“習慣”も今では「NG」に!? 最近では「暖機“走行”」必要との見方も
[朗報] 改良日程の前倒しで年内に[アルファード/ヴェルファイア]が手に入れられる!?
ついに[バブル]崩壊か!? 中古価格が暴落したら買いたい現行クロカン3選
「ヘッドライトが“まぶしい”んですけど、どうにかならないですか?」 困惑の声多数! あなたの行為「違反」かも? 「ハイビーム」の“落とし穴”とは
新車採用が「義務化」! でも後退時「バックモニター」だけで動くのは「危険すぎ」!? “カメラ”に映らない「死角」がヤバかった
「子供が熱を出したので障害者用スペースに停めたら、老夫婦に怒鳴られました。私が100%悪いですか?」質問に回答殺到!?「当たり前」「子供がいたら許されるの?」の声も…実際どちらが悪いのか
「ヘッドライトが“まぶしい”んですけど、どうにかならないですか?」 困惑の声多数! あなたの行為「違反」かも? 「ハイビーム」の“落とし穴”とは
「財布を忘れて帰ろうとしたら、免許不携帯で捕まりました。今取りに帰るんですよ。私が悪いんですか?」質問に回答殺到!?「事実でしょ」「非常識」の声も…「うっかり」でも許されない理由とは
なぜ「暖機運転」必要なくなった? 昔はあたりまえの“習慣”も今では「NG」に!? 最近では「暖機“走行”」必要との見方も
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント