■鷹だけど…トヨタ「ハリアー」はユーザーの心を鷲掴み出来たのか!?
都会派SUVの先駆けともいえるトヨタ「ハリアー」は、2020年6月17日のフルモデルチェンジからおよそ3か月が経過しました。その間の売れ行きやユーザーの反応、現在の納車時期はどうなっているのでしょうか。
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4代目となった新型ハリアーは、大きく3つのグレードが展開され、2WDと4WDともにガソリン車とハイブリッド車を設定。価格(消費税込み)は、ガソリン車が299万円から、ハイブリッド車が358万円からとなっています。
その売れ行きは、発売月からすでに前年比で134.4%を記録。7月には前年比273.3%となる9388台を販売し、その後も8月は6231台、9月は8979台となり、軽自動車を除く販売台数ランキングでも4位から6位をキープ。
では、新型登場からおよそ3か月、好調なハリアーはユーザーからどのような点が評価されているのでしょうか。
ハリアーは、1997年に初代モデルが登場。6代目「カムリ」のプラットフォームをベースに開発され、現在では主流となった都会派クロスオーバーSUVの先駆けとなりました。
2003年に2代目が、2013年には3代目が登場します。海外市場では、2代目までレクサス「RX」として販売されていました。
そして、2020年6月に現行の4代目が登場。大きな特徴であったタカ科の鳥である「チュウヒ」エンブレムを廃止したほか、現行RAV4と共通の「GA-Kプラットフォーム」を採用し、クーペのようなフォルムが特徴です。
現在のハリアーについて、首都圏のトヨタ販売店スタッフは以下のように話します。
「アルファードやクラウンなどほかの高級モデルに比べ法人利用は少なく、個人利用が多くを占めているのが特徴です。
人気なポイントはデザインをはじめ、同ジャンルでは高い燃費性能や、都心部では扱いやすいサイズ感、充実した安全装備などが高い評価を得ています。
現在の納車時期は、ガソリン車で5か月ほど、ハイブリッド車で6か月から7か月ほどとなっています」
※ ※ ※
同スタッフによれば、同メーカーの高級モデルである「アルファード」や「クラウン」は、決算期などのタイミングでは法人利用が3割近くになると話す一方でハリアーは、法人利用は1割程度とのことで、個人客からの人気の高さがわかります。
■アルファード&クラウンからの乗り換えも多い!? なぜハリアーに?
新型ハリアーのボディサイズは、全長4740mm×全幅1855mm×全高1660mmです。アルファードが全長4945mmから4950mm、クラウンは全長4910mmとなっているため、ハリアーはこれらの高級モデルと比べ200mmほどコンパクトであり、都心部での扱いやすさも高いです。
燃費性能も、WLTCモードでガソリン車は14.7km/Lから15.4km/L、ハイブリッド車で21.6km/Lから22.3km/Lと、充分な数値といえるでしょう。
安全装備も「Toyota Safety Sense」が全車標準装備であり、人気の全車速追従機能付「レーダークルーズコントロール」など6つの機能が備わっています。
エクステリアやインテリアの高級感あるデザインだけでなく、実際の使い勝手でも高い評価を得ている点が、新型ハリアーがスタートダッシュに成功した大きな要因のようです。
さらに、購入するユーザー層も幅広いようで、前出とは別のトヨタ販売店スタッフは以下のように話します。
「まず、年齢層では40代から60代が多いものの、高級モデルでありながら20代や30代の若年層からの注文も多いです。
また、エクステリアやインテリアのデザイン性が優れていることもあり、女性からの人気も高いです。
購入者の傾向では、先代ハリアーからの乗り換えのほかに、ミニバンやセダンからの乗り換えが増えています。具体的なモデルでは、アルファードやクラウンなどが挙げられます。
これらは先代では少なかったことで、SUVブームや新型登場のタイミングであることも関係していますが、これまで高級モデルオーナーだった人が、ハリアーに集中している印象を受けます」
※ ※ ※
新型ハリアーが登場しておよそ3か月、その高級感ある見た目や高い使い勝手で、先代よりも多くのユーザー層から人気を獲得しているようでした。
しかし、現在の国内市場はSUVブームということもあり、油断はできません。2020年10月にはマツダから「MX-30」が、そして2021年中旬には日産「アリア」が発売予定とされており、デザイン性や先進性において、新型ハリアーのライバルになる可能性も充分考えられます。
トヨタが誇る元祖都会派SUVは、今のところは多くの高級モデルユーザーの心を鷲掴みしていますが(チュウヒはタカ科ですが)、今後もこの好調をキープすることはできるのでしょうか。
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