2020年8月
■2020年8月
ボルボ・カー・ジャパンは、ミドルサイズSUV「XC60」のプラグインハイブリッドモデルを2020年8月25日に一部改良、同日より販売を開始した。
これまでの「ツインエンジンT8」はリチャージプロダクトラインの導入に伴い、グレード名を「リチャージプラグインハイブリッドT8」に変更。新たに装備を見直して価格を抑えた「インスクリプションエクスプレッション」をラインアップした。
装備では180km/hリミッターを採用したほか、最高速度を任意に設定できる「ケアキー」を導入。「ワイヤレス・スマートフォン・チャージ」、新開発CleanZone-アドバンスト・エアクオリティ・システム(PM2.5センサー、車内自動換気機能付き)が標準装備された。
■2020年11月
ボルボ・カー・ジャパンは、ミドルサイズSUV「XC60」のプラグインハイブリッドモデルに特別仕様車「T8 ポールスター エンジニアード」を設定して、2020年11月6日に30台限定で発売した。
「T8 ポールスター エンジニアード」は、フロントをエンジン、リアをモーターで駆動するボルボ独自のプラグインハイブリッドパワートレーンに専用のチューニングを施し、合算参考出力420ps(333ps/430Nm+87ps/240Nm)を発生。あわせて、プラグイン・ハイブリットパワートレーンにより、通常の「Hybrid」モードでの走行の他、「Pure」モードではモーターのみによるゼロエミッション走行が可能となり、EV走行換算距離40kmという優れた環境性能を両立させた。また、「Polestar Engineered」モードでは、アクセル、ステアリング、トランスミッションのレスポンスを向上させ、ESCをスポーツモードにした上で、リアモーターの出力特性をよりスポーツドライビングに適した設定にすることが可能となる。
シャーシは専用のチューニングが施され、専用装備となるohlims(オーリンズ) DFV(デュアル・フロー・バルブ)ショックアブソーバーは、前後とも22段階で減衰力調整が可能。専用ストラットタワーバーによるボディ剛性向上とあわせて、異なる路面条件で最大限のグリップを実現しながら、正確で一貫したハンドリング特性が得られると同時に、しなやかな乗り心地を実現したという。ブレーキは強力なストッピングパワーと高い耐フェード性を得るために、ドリルドベンチレーテッドディスクタイプのブレーキローター(フロント/400mm)とAkebono社製6ピストン・フロントブレーキキャリパーを採用した。
エクステリアは、専用のバンパーやグリルデザインをはじめ、専用にデザインされた19インチの軽量かつ高剛性な鍛造アルミニウムホイールを装着。あわせて「T8 ポールスター エンジニアード」のカラーアイコンでもあるゴールドに着彩されたブレーキキャリパーや、Polestar Engineeredのロゴタイプがあしらわれたブラッククローム仕上げのステンレススチール製エキゾーストパイプなどを採用した。
インテリアは、専用のゴールドカラー・シートベルトやテキスタイル/ファインナッパレザー・コンビネーションスポーツシート、パドルシフトなどを採用した。