軽自動車のブレーキって、コンパクトカーと車重が同じくらいの車種だとしても、とても小さくて安っぽいのはどうしてですか？

Question

N-BOXやタントのブレーキって、スイフトやヤリスのブレーキより安っぽいですよね。車重は変わらないのに。

Answer 1

軽は日本専売なので、日本の道路事情に特化されています。
高速道路は今のところ最大でも120キロ程度、そしてメーカーの自主規制によるリミッターで軽は最大でも140キロしか出ません、そこから止まるなら少し貧相に見えるブレーキでも大丈夫ということなんでしょうね。

Answer 2

①海外には出さないので、国内での軽自動車の主な需要に合わせてあります
②主な需要は"地域での生活用の足車"なので、峠道や高速等ブレーキに負担の掛かる運転には重きを置いていません。S660やコペンは例外です。
③NBOXやタントは②の最たる例で、地域での買い物や送迎の利便性を高めた代わりに、走行性能を犠牲にしています。街中での利便性と取り回しを重視しているので、飛ばして走る事は重視されていません。なのでブレーキもそれなりのチープな物に。

Answer 3

軽自動車は、想定してる最高速度が小さいからです。

逆に、
ブレーキローターが大きいとどうなるのか？
発熱量が上がります。放熱性も上がります。

発熱量とブレーキにどう関係があるのか？
ブレーキとは「車体の運動エネルギーを熱エネルギーに変換する装置」です。
ある速度から車体を減速させるのは、パッドとローターの「滑り摩擦力」ではなくて、パッドとローターが滑り合わされて発生する熱エネルギー。
発生した熱エネルギー分だけ運動エネルギーが減るので車体が減速します。

その発熱量は、速い速度からブレーキを掛けるほど大きくなる。
低い速度からブレーキを掛けるなら、発熱量は大きくならない。
なので、低い速度しか想定してない車に、発熱量の大きなブレーキは必要無い。
なので、軽自動車のブレーキローターは小さい。


※パッドとローターの「滑り摩擦力」は、速度によらず一定で、「制動力」の半分以下～よりもっと小さな力しかありません。
※車検での「制動力」は、発熱量でも滑り摩擦力でもなく、
タイヤが回らないように押さえておく「凝着性摩擦力（静止摩擦力のようなもの）」です。
この「制動力」は「車重の半分以上の力」と決まっていて、これを満たせているなら「制動力に不足は無い」とメーカーは堂々と言い切れます。

Answer 4

コンパクトカーはスピードを出す出さ内は別にして、180km/hからでも止まれるだけのブレーキが必要です。

軽自動車だと140km/hから止まれるだけのブレーキですし、コストの問題です。

スイフトやヤリスは輸出もしていますし、海外での要求を満たすとなれば、ブレーキも軽自動車よりも容量大きい物が付きますし、海外輸出も含めれば、全体的なコストも下げられます。

軽自動車は国内販売モデルだからコストの面は仕方ないよね！

スイフトとヤリスとの比較なら比較はアルトワークスやハスラーじゃないの？

N-BOXやスペーシアはリアスライドドア付きのファミリーカーで、走りや燃費を突き詰めたモデルでも無いですし・・・

Answer 5

あなたはブレーキパッドの部品を
自分で買ったことありますか？

無いですよね？

一応軽四のタントと
普通車パッソの適合パッド品番は

両方同じです！

同じブレーキキャリパー
同じ共通パッドです。

Answer 6

見た目だけで物言っても意味がないです
全て保安基準適合していて規定の能力が発揮できているから車検にも受かってます・・・