トヨタ C-HRハイブリッド 「奇抜なデザインとしっかりとした走り」のユーザーレビュー

奇抜なデザインとしっかりとした走り

2020.5.16

総評

売れただけあって、欠点はあっても良いクルマ。良くも悪くもこのスタイリングで買う車かもしれない。個人的には中途半端。

SUVとしてのユーティリティを考えるなら、RAV4やライズの方がきっと便利。同じセグメントならヴェゼル？XVならスバルAWDもついてくるし、ユーティリティも高い。

C-HRやCX-3は何故この車を買うか考えた方が良さそう。MAZDA3ファストバックやカローラスポーツ、インプレッサスポーツなどのハッチバックと比較してこれでいいのか？SUVの腰高感で操作性を犠牲にしてまでクロスオーバーである必要があるのか？

結局最後は見た目で買う車かなと思う。そこに加えて不足ない走りがあるので、理由がデザインであれば不満はきっとないはず。

満足している点

2WDのハイブリッドモデル、ベースグレードを運転した。

足回りが良く、ドライブが快適な印象。SUVなので腰高感はあるが、カーブでもよく曲がりワインディングも怖くない。
ハイブリッドシステムはトヨタだけあって良く出来ていて、EVとガソリンをうまくつなげて一切違和感がない。リーフで感じたようなブレーキの違和感も特に感じなかった。
全般に走行性能に関わる部分では高い満足感を得られる。

インパネ周りはトヨタらしくてうまくまとめている。ハイブリッドだがストレートタイプのシフトを採用しているのも良い。

不満な点

後部座席の狭さ（頭上、足元）はクーペスタイルなので如何ともし難い。リヤスモークガラスとブラックのファブリックは閉塞感を感じそう。

ACCは好みの問題だがホンダやスズキのほうが分かりやすい。表示も小さくて見辛い。レーンキープまわりはFIT3以下。個人的には全車速よりもLKASの方が重要。RAV4等にあるレーントレースが欲しい。

エアコン周辺は物理スイッチがあるが少し分かりづらい。インパネ周りのスイッチの操作性はややイマイチ。
ドライブモードの操作もパネル内液晶を見ながら操作するが、ここは物理スイッチが欲しいところ。ホンダのECONの様なスイッチ式がよかった。

後方視界の悪さは外観からも一目瞭然だが、車両の側方感覚、車体の把握がし辛い。バックでの車庫入れなどがやり辛い印象だった。マイナーチェンジ後のパノラミックビューモニターはあった方が良さそう。

デザイン

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走行性能

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スポーツモードが強烈。軽く踏むと一瞬で法定速度到達する。モーターとエンジンのコンビネーションがうまくて気持ちいい。ただし、普通は持て余す感じでちょっとピーキーなので、ノーマルで十分。
エコモードは踏み込まないと加速が良くないので、ストップゴーの多い都市部はストレスになりそう。郊外ならこれでも大丈夫。

エンジンパワーに不足は感じない。

乗り心地

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積載性

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燃費

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160km、空いた道・山道・高速・バイパスまぜこぜで21.8km/L。かなり良いと思ったが、カタログとはかなり乖離している。

価格

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故障経験