アベンシスはドイツ車に対抗できる剛性を目指したみたいですが、実際のところベンツやＢＭＷに匹敵するような剛性を持ち合わせているのでしょうか？

Answer 1

昔、岩手の親戚の人のアベンシスに試乗しました。
ちょっと本題にはいる前に…当時アベンシスオーナーの親戚の人が田舎で「トヨタのBMWチックなかっこいい走りをする車」と威張りチラシ、「事故っても、ベンツみたいに異常なまでに頑丈だから絶対安全」と自慢してました(五年ぐらい前)。

と、ベンツやBMWと比べると…アベンシスは所詮トヨタの車！
ベンツやBMWの足元にも及ばない、イギリスで作られたヨーロッパテイストの日本車です。

剛性は無いです。
足回りはトヨタ特有のフニャフニャの街乗りには快適、百キロの走行時には安定しない。
サスはドイツ車みたいに硬いがBMWみたいに段差を乗り越えた時にビシッと振動が収まる形ではなく、数秒振動する感じです。
ベンツみたいにドアは重くなく、BMWみたいに軽快に、定めた位置に車を操る事もできずに、「ちょっとずれたけどいいか～」的なハンドリングです。

ベンツやBMWに匹敵するような車だとマツダのアテンザがドイツでも高く評価され、ヨーロッパで売れてます。
アベンシスはベンツより壊れなくって、街乗りに適したタクシーとして利用されてます。

Answer 2

実際のところ剛性ではなく剛性感じゃないでしょうか。

剛性というのはねじれ剛性や曲げ剛性などというかたちで数値で表しますが、実際にこの数値がいくつであればいいという基準はなく、重要なのはどう感じるかです。

トヨタは剛性感という面でドイツ車相当という性能を目指したという話はありましたね。ただしアベンシスももう古い車ですので、この車が開発段階ですでに販売されていたドイツの車をお手本にしていましたから、発売時点ですでに遅れをとっていた、つまりその時点で目指したモデルらは改良をくわえられていたかモデルチェンジされていたので、このような車作りでは二番煎じになってしまうのは仕方がないことです。

まあ実際に当時のVWなどには雰囲気は似ていたかと思います。FFですから比較できる車がBMWやメルセデスには存在しないのというのもありますが、なんとなくVWのガサガサした感じもありますに、似ていると思いました。

Answer 3

何をもって『剛性』が『イイ』と言うのか、意見は分かれると思いますが…

『ドライバビリティ』…高速でのレーンチェンジや高速&小Ｒのコーナリングの踏ん張り感、しなやかさはかなりのレベルだと思います。

トヨタのプレートは張ってますが、アウディやワーゲンの匂いがします。


『金持ちじゃないけど、センスはあるんだぜ！マーク×乗ってるヤツよりマシだろ?』感を出すのに最適な一台です。