スズキの現行イグニスは、初代スイフト（海外名:イグニス）の実質的後継だと思うのですが、その“元”になった『kei』の実質的後継が『ハスラー』とよく聞きます。

Question

皆さんは『kei』に近いのはイグニスかハスラー、どちらだと感じますか^ ^？

そう考えると『kei』って偉大だなと感じます(*´-`)

Answer 1

keiに近いと言えるのは初代のスイフト(海外名イグニス)だけです。それも外装パネルの一部にkeiのものを流用しただけで、実質的にはkeiの進化版というのは存在しません。

keiは軽自動車の規格変更に伴い新たにプラットフォームから新設計された車です。ただしこのプラットフォームはkeiだけにしか使用されておらず、流用すらされていない。なのでkeiと同じ骨格を使用した車は無いんです。

初代スイフトはワゴンR＋(後にソリオに改名)のプラットフォームを使い、外装にkeiのパネルを流用して開発されたモデルです。なので外観はkeiに似ていますが、中身は全くの別物なんです。

そして現行イグニスもプラットフォーム・パワートレーンはソリオを流用して開発された車。初代スイフトの後継には該当するとは思いますが、keiとは完全に別の車なので、似ていると言える部分すら無いと思います。

ハスラーはワゴンRのプラットフォームを流用して作られた車ですが、用途・購入者層がkeiの後継に当たる車です。keiが「軽SUV」というカテゴリーに該当する車であり、kei販売終了後にこのカテゴリーを補うために作られたのがハスラー。
なので車自体はkeiの後継ではありませんが、販売された目的がkeiの後継になるんです。

イグニスとハスラー、どちらがkeiの後継か？
という問いなら間違いなくハスラーでしょう。イグニスには共通点も無ければ購入者層も異なりますから。