スズキ スプラッシュ 「ハンガリー産まれの通勤快速ハンドリングマシン」のユーザーレビュー

ハンガリー産まれの通勤快速ハンドリングマシン

2020.12.26

総評

貧乏だけど、ヨーロッパ車に乗りたい人には最善の選択だと思う。

満足している点

①峠道が楽しい、速い！高速で移動も快適です。
②見た目がヨーロッパ風でお洒落な内装。(1型)
③時速60から90辺りの乗り心地は良い。
④希少で被りにくい。同じ車種を見かけると「分かってるなあ」と親近感わく。
⑤一応、外車だけどリーズナブルな価格、維持費も安いし、壊れない。

不満な点

①今時のＫより狭いし、物置きとかは少ないし不便。
②今時の国産コンパクトと比較したら燃費はかなり悪い。だいたい普段はリッター15キロあたり。2型以降の可変バルタイの子はチョイ改善されているみたい。
③新車価格からして安かったから仕方ないけど、全体的に安く作ったのは分かる。内装のプラ感とか塗装の薄さ。しかし、そこをカバーする内装デザイン、外装デザインをしてくれたスズキのデザイナーさんは優秀！僕の1型の紺色に近い青のスプラッシュはシートに模様、インパネにブルーの差し色が入っていてお洒落。あっ、褒めてますな。

デザイン

5

フロントマスクは個人的にはお洒落可愛い前期のデザインが良いと思うけど、少し男性向けになった後期のデザインも国産コンパクトでは現行マツダ2やトヨタヤリスと比較出来るグッドデザインだと思う。内装は先ににも書きましたが、１型のブルーの差し色入れたのが如何にもヨーロッパ風で好きです。初めてお乗せする女性たちにも好評です。

走行性能

4

とにかく、ハンドリング最高！峠道が楽しくて仕方ないです。国産コンパクトのライバル車なら「あっ、少し飛ばし過ぎたかな」と思ってコーナーに飛び込んでも何事もなく普通に曲がってくれます。とにかく、ハンガリー産まれのハンドリングマシンです。
他の人の評価はむしろ、高速での快適さを挙げられる方も居ますが、確かに悪くはないけどエンジン性能が120キロあたりからは苦しくなります。(交通ルールは守りましょう)可変バルタイの無い1型だからかも知れませんが。
あと、このクルマの走行性能をスポイルしていると指摘多数のCVTですが、確かに最近の良く出来たCVTよりは落ちます。しかし、Sモードにすると中々勇ましい走りにもなります。僕はたまに通勤の時の峠道が空いてる時はSモードで遊んでいます。
まあ、Ｄレンジの発進のかったるさと可変バルタイ無しのエンジン性能をマイナスにして星を減らしました。

乗り心地

4

時速40キロ以下ははっきりと硬いしバタ付きます。
逆にそれ以上から90キロあたりは如何にもヨーロッパ車の良き乗り心地が味わえます。
静粛性は安いから相応の覚悟してください。最近のハイブリッドのコンパクトと比べてはいけない。

積載性

3

まあ、普通に毎日の通勤の足になります。広い荷室が欲しければリアシートを倒しましょう。

燃費

3

夏場にエアコンを入れてリッター14.5くらい。今はエアコン無しでリッター16くらいかな。高速巡航や遠出でも余り伸びないのもヨーロッパ風です笑。

価格

5

9年落ち、車検1.5年、走行3万キロ、名古屋から大分まで納車で総額42万円。まあ、乗り潰すつもりなら最強コスパのハンガリー🇭🇺車です。

故障経験

ブレーキパッド減りが国産より少し早いかも。