スズキ スプラッシュ 「これまでにチェリー、プリメーラ、オデッセイと乗ってきましたが、昨年8月に4型を新車購入し、峠道や高速を中心に7000km程走りました。 タイヤ、」のユーザーレビュー

cocoichi cocoichiさん

スズキ スプラッシュ

グレード:スプラッシュ(CVT_1.2) 2012年式

乗車形式:マイカー

評価

4

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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これまでにチェリー、プリメーラ、オデッセイと乗ってきましたが、昨年8月に4型を新車購入し、峠道や高速を中心に7000km程走りました。 タイヤ、

2014.2.28

総評
これまでにチェリー、プリメーラ、オデッセイと乗ってきましたが、昨年8月に4型を新車購入し、峠道や高速を中心に7000km程走りました。

タイヤ、サス、ボディ、シートのどれもが、中高速域での長時間の移動をターゲットにした引き締まった作りとなっており、安全装備も抜かりなし。

一方、内装はとても質素。インパネやドアトリムは全てプラスティックで、ソフトパッドなんて一切なし。でも、シンプルでデザインが良いこともあり、貧相ではありません。

まさに走ることの楽しさと安全性に主軸をおいた、ベーシック・コンパクトカーです。

全長、全幅、ホイールベースともスイフトよりも小さいのですが、背高にしてアップライトな乗車姿勢とすることで、居住性が確保されてます。180cmの人が前後席に座ると、後席での膝周りの余裕は拳一つ程度と、お世辞にも広いとは言えませんが、大人4名の2時間程度の乗車は許容範囲でした。

荷室もやはり狭いですが、リアシートを倒すと座面が沈み、充分なフルフラット空間が現れます。居住性も含めて、限られた条件の中で最大限の工夫がなされてます。

足回りは硬めで、ピッチ&ロールの少ないフラットな乗り味心地です。滑らかな段差であればダンパーが小気味良く動き、それが肉厚シートを通して「タン」と感じられるところが、何とも心地良い。さすがに尖った大きな段差では「ガシッ」と来ますが、この辺は車格を考えれば仕方なしでしょう。

高速域では本領発揮です。直進性と旋回時のスタビリティの高さは1200ccの車とは思えず、120~160km/hでの走行でも不安感はありません。空力的にもリフトが抑えられているのでしょうか。

コーナリングは、コシのあるサスとグリップの良いタイヤに支えられ、外側のサスを沈めた後は粘り強い旋回を見せ、限界は高く感じます。ハンドルフルロックの定常円旋回で確認すると、スキール音が発生するのは0.9~1.0G位(約30km/h)でした。

ホイールベース/トレッド比は1.61と機動性は高く、操舵に対するノーズの動きもクイックなことから、ハンドルを一気に切ってリアをスライドさせてのコーナリングも可能です。

こんな感じで碓氷峠なぞを走らせると、楽し過ぎて止まりません。

パワートレインは全体的にフラットな特性で、ゼロ発進からの加速ではリニアに速度が上昇し、アクセルを踏み込めば流れをリードできる程度の加速性はあります(0-100km/hが13秒台なのでそれなりですが)。多少のアクセル踏み増しに対しても、回転だけが先行して上がるということもなく、ATからの乗り換えでも違和感は感じません。

但し、大きく踏み込んだような場合は、キックダウンして加速に移るまでタイムラグが大きく(S、Lモードにすれば小さくなりますが)、ダイレクト感は希薄です。この辺りが現状のCVTの限界ですかね。

峠道では、車速を保てばSモードで気持ち良くコーナーを抜けることが可能で、九十九折のようなタイトコーナーでもLモードに落とせば充分です。

エンジンは連棹比が3.7:1と大きく、そのため振動やエンジン音は低く抑えられており、静かです。上までスムーズに回り、回転が上がってもガサツな音は一切しません。それよりも、ロードノイズとCVTのヒュイーンという音の方が耳につきます。
満足している点
①ボディがガッシリ
ボディ剛性の高さについては皆さんが書かれている通りですが、定量的な尺度はないかと考え、ちょっと乱暴ですが車の密度(=重量/(幅×長さ×高さ)を計算してみました。国産コンパクトカーでは97~102kg/m3でしたが、スプは106kg/m3とやや大きめの値で、その分骨太なのかと。ちなみに、ゴルフとポロは共にスプを上回る111kg/m3で、世間での評判を考えれば納得の結果でした。

②スタイリッシュ
全体的に台形のフォルムになっていること加え、前後とも張り出し気味のフェンダーからバンパーに続くラインは立体感を演出し、背高を感じさせないデザインになっています。購入当初は寸足らず感満載のサイドビューにウ~ンという感じでしたが、見慣れるとあら不思議。国産車にはないデザインが魅力的!、と感じるようになりました。

③この価格でこの標準装備
 ・6エアバック、リア3名分のヘッドレスト&3点シートベルト
 ・ESP、15インチアルミ
 ・キーレス、イモビ、セキュリティアラーム
 ・寒冷地仕様

④グレードの高いパーツ
 ・185/60R15のコンチネンタル製タイヤ
 ・モンロー製のショック
 ・座面とバックレストのサイズが大きく肉厚の前後シート

⑤この価格でこの走り
 これに尽きますかね。
不満な点
①ドライビングポジションの自由度が小さい
寝かし気味の姿勢をとりたくとも手足がしっくりいかず、強制的に模範ポジションをとらされる。テレスコがあれば。

②バックミラーが邪魔
目の高さにバックミラーあり、死角が大きい。ZOOM製ミラーに交換しました。

③ロードノイズが大きい
タイヤ起因ですが、直進性やグリップの良さを考えれば仕方ない。
デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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