スズキの登録車の疑問 スズキの番組を見ました。スズライトからハスラーまで創造と挑戦の歴史ですね。 幾多の困難を乗り越え、頑張ってきました。しかし腑に落ちない点があります。

Question

スズキの登録車です。スイフトやソリオは売れてますが、スプラッシュは市場での
評判はそこそこに、あまり積極的に売らずに、終売してしまいました。日本で生産し
改良したりすれば、もっと売れたはずなのにと悔やまれます。同じくSX4なんかもそうですよね。
普通のガソリン車とCVTじゃ殆ど売れないでしょう。でもCX-5などディーゼルが売れています。
だったらディーゼルにAGS仕様を追加するとか、ヴィターラを追加するとか、いろいろ
拡販策があるでしょうに。

なるべくお金を掛けたくないから、現地仕様そのままにとか、帰りの船便に載せるから
売れすぎると困るとか、スズキ流のコスト削減策もあるでしょう。予想に反して売れたら
日本で作るしかないじゃないでですか。なんか積極的に登録車を売らない理由があるんでしょうか。
あまり売ると、軽の優遇税制を指摘されるとか。普通車を売ってるOEM先への配慮とか。
ダイハツもそうですが、軽メーカーの登録車って微妙な立ち位置にありますよね。

http://www.satv.co.jp/0300program/0110library/2015/suzuki/


http://www.globalsuzuki.com/paris2014/index.html

http://www.webcg.net/articles/-/7571

Answer 1

経営判断でしょうね。
登録車を増やすには、工場への投資や開発費の増加(日本市場向けの開発が増える)を招きます。
他社のライバル車と戦い利益の出る程度売れればよいのですが、売れなければ負担になってしまいます。
特に最近は、VWとの提携もうまくいかずリーマンショック・東日本震災と震災による一時的な生産停止、アメリカ市場からの撤退、若者の車離れ・・
国内市場は、経済的ダメージが大きく販売車種をしぼるのが普通で、増やすとい事業拡大は、よりリスクが高かったですね。

Answer 2

To suzuki_motor_splashさん

量産品メーカーの経営って、そんなに簡単なものじゃないのです。
輸入していた車種を国内生産に切り替えるとなると、金型も新しく作る必要があります。
これだけでも、2ヶ月は掛かるでしょうし、金型の費用を考えると10万台くらいは生産しないと、輸入よりもコスト高になるでしょう。
また、既存工場の生産力に余裕が無いからと言って、新しい工場を建設すれば、工場が稼動できるのは1年くらい先です。
その頃には、その商品の人気がどうなっているのかんんて怪しい話です。
こうした判断を間違えると、シャープが堺に作った液晶工場の様に、引っ張りダコで売れているからと新築したら、出来たときには人気も下火なって会社を経営危機に追い込む事になりかねません。
だから、大きな企業になれば、経営計画から市場動向に合わせての微調整は行っても、大きく逸脱するような方針転換をする事はありません。