パイクスピークの赤いスズキエスクードは1トン切りの重量で900馬力もあるそうですが最高時速はどれくらいですか。速いですか

Question

その割にはあんまり有名じゃないのはなぜですか

Answer 1

あのマシン・・・と言うか、ヒルクライムに使われるマシン全般に言えますが、車体に空力効率を無視したようなドデカいリアウイングやカナードが付いてますよね。

あれは、気圧が低い高地（パイクスピークだとスタートが富士山の5合目より高い2800m、ゴールは富士山を超える4300m）でも、車体を押さえつけるダウンフォースを確保するために取り付けられています。

なので低地では、空気抵抗以外の何物でもなく、車体の軽さやエンジンパワーを殺して、スピードが全然伸びないそうです（某レースゲーム内の異常な速さはフィクションだそうです苦笑）。

＞その割にはあんまり有名じゃないのはなぜですか
そもそのPPHC自体が、年に1回のお祭り的なレースで、参加者もメーカーワークスのようなチームから地元のバックヤードビルダーまで様々で、いい意味で洗練（プロフェッショナル化）されていないから、かもしれませんね。
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/life/55mph/pikespeak/

Answer 2

記録に残っているのは2006年のレース中に記録した時速127マイル(約00km/h)です。
平地では未計測のため記録には残っていませんが、仮に走ったとしても300km/hどころか250km/hも出ない可能性の方が高いです。

パイクスピークは標高が高いために気圧が低い。その中で行われるレースなので、ダウンフォースを稼ぐため大型の空力パーツを採用しています。
これらは気圧が低い環境下でもダウンフォースを得られるように設計されており、気圧が高い環境下だと空気抵抗が大きすぎて速度が上がらないんです。

なので平地だと出力は高くてもトップスピードは伸びないです。


あと900psというのは平地での測定結果です。これも高地での走行を想定しているため高出力になっていますが、実際のレース会場だと空気も薄いためレース中は60~70%くらいの出力まで低下するそうです。

Answer 3

あれはコーナーリングマシーンで巨大なウィングが付いてるので、300km/hも出ないと思います。
ヒルクライムのレース自体が日本人は知らないでしょう。