スズキのバレーノ(ダウンサイジングターボ）って実際のところどうですか？ (自動車雑誌のマガジンＸの総括では好評でしたが、一方、

Question

某自動車評論家は(シャーシのデキなどで）失望したみたいなこと書いてありました）

Answer 1

某自動車評論家がどうのこうの言ったところで、最終的には自分がどう感じるかですよ。コンパクトカークラスの車は、製造に関して様々な制約があります。
サイズ的なもの、コスト的なものなど…
その中で何を重視し、何を割り切るかになると思いますね。
マガジンXの最新号では評価高かったですが、9月号では、三流自動車評論家3名が、”買ってはいけない車”とこき下ろしていました。
まぁ、自動車評論家の評価などその様なものです。

私はバレーノのXG,XT両グレードを試乗しました。
私の個人的な感想としては、デザイン、内装については好みが分かれる車だと思いますが、走りに関してはコンパクトクラスでは秀逸な部類に入ると思います。

走る、曲がる、止まるの基本性能はしっかりしていますし、1.0Lターボエンジンは950kgの軽量な車体には充分な動力性能があります。1.2LNAエンジンの方は少々非力に感じましたが。

ハイオク指定というネックはありますが、その分、排気量の関係で1.2LNAよりも自動車税が安く済むというメリットはありますので、年間の走行距離が数千kmの方なら大きな維持費の差は出ないと思います。

結局、百聞は一見にしかずですよ、試乗して自分で確かめるのが一番です(^^)

質問者からのお礼コメント

最初に解答していただいたjirouta55さんをベストアンサーとします｡
cvasd243さんも詳細な内容で勉強になりました｡
お二人さん共ありがとうございました。
またご協力お願いします。

Answer 2

バレーノに限った話ではありませんが、普通自動車でターボ車の魅力は、自動車税が安くなること、車両重量を軽くできること、ターボ車独特の加速の気持ち良さです。

自動車税が安くなることは万人に対して魅力ですが、ターボ車独特の加速感は、好みもあるので、万人に対して魅力とは言えないかもしれません。
車両重量は軽くなるほど、車の運動性能が良くなるメリットがある上に、場合によっては車検の費用に含まれる重量税も安くなることがあります。

自動車評論家がターボ車を試す場合、多くはサーキットや峠のような環境で運動性能を試します。
そうすると、どうしてもシャーシ性能などの弱点が見えてくることがあります。

しかし、一般人が普通に乗る場合、車の運動性能を試すような乗り方はしないと思いますので、自動車評論家の意見が該当しない可能性が高いです。
もし、車の運動性能（走る、曲がる、止まるの基本性能）を重視するなら、バレーノは不利かもしれません。

バレーノのターボ仕様は、ノンターボに換算すると１６００ｃｃ相当のトルクを持っていますが、個人的な意見を言わせてもらうと、ターボで背伸びするより、最初から１６００ｃｃを搭載している方が好きです。
ターボ車はエンジンオイル交換の頻度が、ノンターボ車の約２倍になるので、その辺も手間と費用的にマイナス要素です。

また、発進加速で、アクセルを踏み込んだ直後の体感では、同じ最大出力だとしても、１０００ｃｃターボより、１６００ｃｃノンターボの方が優秀と感じやすく、私が１６００ｃｃノンターボの方が好きな理由はここにあります。
しかし、時速３０ｋｍ／ｈを超えてからの加速感は、１０００ｃｃターボの方が気持ち良さがあります。
ただし、コンピューターの味付けによって大きく体感が変わるので、一概には言えません。