CVTについて

Question

CVTは燃費や効率の良さを重視したトランスミッションでスポーツ走行には向いていないし、CVTの車は楽しくないというイメージを持っていました。
しかしスバルのインプレッサスポーツやWRX S4などのマニュアルモード付きのCVTはスポーツ走行も楽しいというインプレがあって気になります。
CVTでも走らせて楽しい車もあるんですか？

Answer 1

一言でCVTと言っても色々なタイプがあります。
【2対のプーリーとベルトを組み合わせ、プーリーの直径を変えて変速する】
という機構のトランスミッション自体の分類名がCVTなだけですので。

インプレッサやWRXで使われるCVTは金属ベルトではなく金属チェーンが使用されているので、滑りが起きにくく、動力が伝達しやすいという部分はあると思いますので、それが楽しいという評価に繋がっているのでしょう(またスバルは早くからCVTを採用していたので、制御関連の蓄積も活きているかと)。
あと、AT車とCVT車ではペダルの踏み方を変える必要があります(機構が全く違うので)。それをATと同じように扱って、ダメなモノと烙印を捺している傾向はあるように思います。

「CVTはダイレクト感が無くて欠陥品、ATの方がダイレクト感がある」
と断じる人もいますが、MTと比べたらダイレクト感なんてAT、CVT両者さほど変わりませんよ。

Answer 2

CVTもMTモードにすれば、ATのMTモードと遜色はないと思います。
ただ、MT車のシフトチェンジが楽しいと感じるドライバーにとっては、CVTのMTモードでは物足りなさを感じると思いますが、ミッションの違いで速い遅いの違いはあっても、ギリギリまで攻め込んで走れば、どんな車も楽しいと思います。

Answer 3

スポーツ走行とは何をしたいのか？

山道をドライブする程度ならハンドリングさえ良ければ楽しいですよ。

サーキットを全開で走行すると、CVTの油温が異常上昇してセーフモードになって走れなくなるので、そういう用途には向いていません。