2006年11月
■2006年11月
2代目ルノー・メガーヌは二重構造のフロアを持つ新たなプラットフォームを採用し、高い走行性能、安全性を兼ね備えている。鋭角的に見開いたヘッドランプを持つフロントマスクや、彫刻的なシルエットのリヤエンドなど、独創的で斬新なスタイリングが特徴的だ。ボディは標準系の5ドアのほか、ルノースポールには3ドアの設定もある。リアシートは6:4分割可倒式。座面も分割して折り畳めるダブルフォールディング機構を採用する。運転席回りは各種スイッチ類の操作系を手にフィットする素材・形状とし、直感的で快適な使い心地を実現した。搭載エンジンは2.0リッター/1.6リッターの直列4気筒DOHC。マニュアルモード付き4速ATや一部に5速MTを組み合わせている。ルノースポールは2.0リッターのターボだけが搭載され、6速MTと組み合わされる。ユーロNCAPの衝突安全試験において、最高ランクの5つ星を獲得したほか、横滑り防止のESP、緊急時ブレーキアシスト、8エアバッグシステムなど多くの安全装備を搭載。2リッターモデルには、オプションでパノラミック電動ガラスサンルーフも用意される。2005年1月には世界初の電動格納式グラスルーフを持つグラスルーフカブリオレが追加された。クーペとカブリオレを両立する4人乗り仕様だ。2006年10月にはマイナーチェンジが行われ、前後のランプやグリルのデザインを変更したほか、電動パワーステアリングに改良を加えている。