20年ほど前の国産スポーツカーの価格が高騰している理由を教えて下さい

Answer 1

>20年ほど前の国産スポーツカーの価格が高騰している理由を教えて下さい

↑まず単純に、古いからです。

30年前の物は更に上がりがち。

40年、50年前の物になると、スポーツカーではない普通の車や軽自動車すら価格高騰します。

骨董的な価値が高まるためですね。

けど傾向として、スポーツカー系は中古になっても需要があるため普通の車より値落ちも少なく、落ちる方向から上がる方向へ転じる時期も早いことになります。

まず↑コレがひとつ。

そして、20年前と言うと、それまで走り屋ブームみたいなのがあって猫も杓子もスポーツ系の車を欲しがってた時期から、急激にミニバンブームに切り替わってスポーツ系の車が一気に売れなくなった頃とも言えます。

その時期に騒音、排ガス、燃費等の基準が厳しくなり、売れなくなったスポーツ系の車はその問題を克服することなく、シルビアやRX-7、レビン/トレノ等、多くの車種がそのまま廃盤になりました。

で、ここに来て最近またスポーツカー人気が盛り返す傾向にあるように思います。

となると、かつての人々に愛された売れまくってた頃のスポーツカーは、現在の物と比べて規制や基準が甘く、自由度が高い設計、製造がされている等の点で魅力的な要素があります。

そして、ミニバンブームの前はそれらの車に乗ってブイブイ言わせてたような年代が、子育てを終えて再びかつてのスポーツカーに乗りたくなる、そんな時期を迎えていることもあると思います。

かつての愛車やその世代の車を欲しがる子育て終了世代は、金を持ってる人が多いので多少高くても購入します。

そして、古い車そのものも、古くなればマトモに走らせるための整備や手直し、レストア等だけでも金がかかります。

それらの要素が複合して、古いスポーツ系の車の価格高騰に繋がっているものと思いますね。

海外需要が高まってると言うのももちろんあるでしょうけど、国内だけでもその傾向は変わらないと思います。

外国人が更に高い価格で購入して行くようになれば、それに引っ張られて国内価格も更に上昇すると言うことにはなると思いますが…

ともあれ、もう数が増えることの無い、減る一方の物なので、今後も上がる傾向は続くでしょうね。

質問者からのお礼コメント

丁寧、的確な回答ありがとうございました。たいへんわかりやすかったです。

Answer 2

ニュースで海外需要とか理由つけているが世界で日本だけが異様に高いので車屋の買い占めでしょう
海外の3倍くらいの相場していてそんな値段で買った人聞いた事ない

Answer 3

https://www.qsha-oh.com/column/3662/
米国人が輸入しだしているから。

Answer 4

需要と供給の関係です。
すなわち、売られている車の数より買い求める人の数が多いためです。