日産スカイラインクーペのＶ３５とＶ３６のスペックの違いとか特徴を教えてください。

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もっとも大きな違いはエンジンだと思います。V35はVQ35DE(280PS/37.0ｋｇｍ)ですが、V36ではVQ37VHR(333PS/37.0ｋｇｍ)です。このVQ37VHRというエンジンは、VVELという機能を備えた新しいエンジンで、スカイラインセダン・フェアレディZ・新型フーガにも搭載される、現在の日産で主力になっているエンジンです。

組み合わされるトランスミッションも、V35は6MT/5ATであったのに対し、現行のV36では6MT/7ATになり、ATの段数が多くなりました。ただし、V36でも初期のものは5ATです。V36には、グレードによってパドルシフトや4WAS(オプション設定)が付きます。

他にも、純正ナビ(オプション)がDVDからHDDに変わったことや、センターメータの廃止、燃費の向上が図られましたが、重量は100ｋｇ程度重くなりました。

デザインは、V35よりもV36のほうがシャープになり、なおかつボリューム感が出ました。近くで見ると、比較的単調な面で構成されているV35に対して、V36になるとより複雑な曲面で構成されていることがわかります。内装も、直線基調だったV35から、ゆるやかな曲線が多用されるデザインに変わりました。

これは私が乗ってみての感想ではなく、ネットでのいろいろな書き込みから得た情報ですが、V36はV35よりエンジンの吹け上がりも良くなっているとのことです。確かに私が乗った感触でも、同じVQ35DEを搭載するエルグランドよりも、VQ37VHRを搭載するスカイラインセダンのほうが吹け上がりはスムーズに思えます。