とある自動車のユーザーレビューで、トヨタのヴァンガードがなんちゃって4WDで三菱の新型アウトランダーはちゃんとした4WDとありました。どちらも電子制御式の4WDですが、何が違うのですか？

Answer 1

滑り始めてからしか作動しないのがヴァンガードがなんちゃって4WDです。
三菱アウトランダーは、積極的に後輪に動力を伝達しています。

Answer 2

アウトランダーの2WDモードは『なんちゃってFF』だから？
2WDモードでも完全な２駆にはならず、常に少しでもトルクをかけて安定性を求めてるから。

Answer 3

いわゆるアクティブトルクスプリットですね。

ヴァンガード始め、ほとんどのスタンバイ式/リアルタイム式/オンデマンド式4WDは主駆動輪（ヴァンガードは前輪）が滑らないと後輪へトルク配分を行いません。
燃費はよいですが、ごく僅かにタイムラグがあるとされています。
現実的にそれで困ることはないでしょうが。

三菱やスバルは積極的に主駆動輪以外へも駆動力を配分します。
スバルはハイパワーではないAT車にこの仕組みを取り入れていますが、更に積極的に（アクティブ）後輪へ駆動力配分を行います。
通常前輪6に対し後輪4、これを路面状況に応じて割合を変えて配分しています。
2駆と4駆の切り替わりが存在しないため、滑り始めてから4駆に切り替わることがあり得ません。

まあ、大した違いではないです。

ちなみにスバルはハイパワーAT車にはVTD-AWD（後輪へ主に駆動力を配分する可変不均等配分）、MT車にはセンターデフ式（コンベンショナルな固定均等配分）、WRX STIにはDCCD式を採用していますね。

Answer 4

アウトランダーの４ＷＤは優秀ですよ
通常８：２で走行していて、可変にトルク配分を変えています
新しいものはさらに良くなっているようです
滑ってからしか４ＷＤにならないヴァンガードとは違いますよ

ヘビーユースを考えたアウトランダー
シティーユースしか考えていないヴァンガード
って感じです