三菱のミラージュは、なぜあまり売れないのでしょうか？ 値段が安いので、軽自動車より魅力的だと思いますが。

Answer 1

逆ですね、軽に近くなることで軽との競合が生まれてしまい、税金などで維持費の安い軽へと客が流れてしまうのです。

三菱自のミラージュは、日産マーチと共にタイ生産となります。このことで、この両車はアジアでの販売を中心に設計され、日本向きに設計されていません。

その際たるのが全長で、ミラージュ/マーチ共3.8m以下になっています。対するライバルでもあるヴィッツやフィットは4.0mあります。たった20cmとはいえ、これは荷室の大きさを大きく左右し、広い方へと客は流れます。

逆に、狭くてもいい人達は維持費を考え軽の3.4mへと行ってしまうのです。

他にも、新興国ではとにかく価格の安さが求められますが、日本人は安くてもある程度の品質を求めてきますから、安っぽさがアダとなっています。この中途半端さが、ミラージュ/マーチの販売台数の大きな誤算となっています。

あとは、この「輸入車」という点が一番の問題。

アベンシスやドイツ車のような、限られた輸入台数であればそれほど問題にはならないのですが、量販車の場合にはこの"輸入"がネックとなります。オプション装備が拡大できないのです。

輸入は船で運搬することからも、工場出荷してから日本の販売店へ到着するまでに2～3ヶ月はかかります。このためオプションは限定的で、全て需要を予測したセットオプションとなります。
そうなると、自分が欲しいオプションを付けようとした場合、工場オーダーとなり手元に届くまでに数ヶ月、かつ値引きも少ないとなります。

ブランドであるドイツ車や、レアなスーパーカーならば数ヶ月待つのも楽しみの一つではありますが、日常の足に使う量販車でコレを消費者は認めてはくれません。

オプション付けて時間がかかり値引きも渋いのであれば、じゃぁヴィッツやフィットにしよう…と、なるのは必然。

これが、ミラージュやマーチが売れない最大の理由。だから日産では、ノートはマーチ派生であっても国内生産に戻したワケです。

質問者からのお礼コメント

多くの御回答ありがとうございました。

Answer 2

軽自動車と同等な走行性能の割に高い税金

正直1.0Lというエンジンは微妙なような気がします
ボディを見ても同社のEKワゴンと比較しても室内空間効率は軽の方が高いように思えますし…
最近1.2Lエンジンを搭載しましたが、他車の同クラスと比べてデザインや走り、質感どれをとっても勝てないような気がするんですよね
唯一勝てるとすれば、噂に聞く実燃費の良さといったところでしょうか？

それでも多くの方は外観やブランドを重視することが多い訳です
確かにクラストップの燃費だとしても、カタログ上差は殆どありません
また、デザインもいまいちだといわざるを得ない…
同クラスに同じくらいの燃費で優れた外観のクルマはいくつもあります
さらに、国内ではなく「コストを抑えるためにタイで作った」というのも引っ掛かるユーザーも多いのではないかと思います
品質管理はしっかり行っているのでしょうが、国産メーカーを買ったのになぜタイ？という方も多いのではないかと推測しています

そして一番の失敗は直接的なコルトの後継車を作らなかったことだと思います
ボディもコルトより一回り小さく、エンジンにも余裕はない
今までコルトの1.3Lや1.5Lを乗っていたユーザーに対して1.0Lの軽＋αのクルマを受け皿としたことが大失敗でしょう
実際にコルトはデビューして10年近く経ち、買い替え時のころにミラージュが登場しました
そのユーザーに対してこれはちょっと…と思います
既存の三菱ユーザーのことを考えずにクルマ作りをした結果ではないかなと思います

個人的に地味に痛いのが四駆の設定がないということ
雪国ではやはり四駆ありきのクルマ選びとなっていますし、実際に地元長野県北部でもよっぽどのこと(ハイブリッドで燃費が優れてる、スポーツモデル等)がない限り、普段の足となる軽やこのコンパクトクラスで2WDしか設定の無いクルマを買うことは無いでしょう
実際に我が家でも四駆の設定があれば、軽自動車からの代替えもよかったのになぁ…ということもありました

今後は直接的なコルトの後継車(1.3～1.5クラス)のコンパクトカーの登場を望みます

Answer 3

軽自動車より車検も部品も維持費が高くて
有料道路も高くて
任意保険も高いし
税金も高くて
軽自動車より大きい
リセールは段違いで軽自動車が良い
これではミラージュを選ぶ理由がない
５人乗れるくらいしか優れたことがない
普通の賢い方は軽自動車を選ぶ

Answer 4

デザインがよくないからでしょうね。
特徴がない上に、ずんぐりむっくりで何か変だと思います。

先日、台車で一日借りて乗ったんですが、内装は
「まあ、こんなもんか」という感じでしたし、
乗り心地や使い勝手は「あ、意外といいなあ」って思いました。。。が
買い物に行って駐車場に止まっている所を遠目で見たとき
正直、「カッコ悪！恥ずかしいなあ」と思いましたね。

内装、使い勝手、乗り心地確かに大事ですが、
デザインが悪かったら誰も買わないですよ。

中身は割とまともでいい車だけに残念です。

Answer 5

今の三菱では「これじゃなきゃ」と言うような個性が必要です。思わず「はっ！」とするようなスタイルでもいい。低燃費を売りにするもいい。ただ適度に安いだけではダメでしょう。「敢えてミラージュ」を選ぶ理由が欲しいよね。

Answer 6

「そもそも海外、特に新興国向けの車だから内外装に特徴がない」

これに尽きると思います。
少なくともコルトユーザーの僕だったら、（車中泊のしにくさもあって）真っ先に候補から外す車です。eKシリーズの方が使いやすいですよ。

Answer 7

安いだけあって何か艶のような物はないです。
乗っていて不都合はないのですけどね。
軽自動車と比べると、その維持費の安さも考えれば、軽自動車はやはり魅力だと思いますよ。

Answer 8

値段が安いとはいえ、総額100万円のお買い物です。誰でも中身を見ます。

売れない一番の理由は特徴がない。興味を持ってもらうための動機付けが足りないのです。
最初は、燃費を売りにしてましたが、こんなものは日進月歩の世界ですから、すぐに追い抜かれます。
本当はデザインがよければ、性能がどうであれ売れるんですよ。唯一無二の特徴ですから。ところが、極めて凡庸でしょ。

発売当初から難しいとおもっていました。

Answer 9

販売網が貧弱だねぇ・・・
車だけが商売じゃないからね三菱グループは・・
鉛筆から宇宙ロケットまで、銀行だって持っているし
何の心配もいらないよ。
グループ連結じゃ、自動車産業束にしたってかなわないよ。
平民はそんな心配してもしょうがない。

Answer 10

悪くは無いと思いますが、三菱の販売力と内装がチープな所が原因だと思います。

Answer 11

代車で数日乗った感想ですが、
運動性能としては特段悪いものでは無いです。
CVTの制御も悪くない。
むしろこの価格帯のCVTではかなり優秀だと思います。
加速性能は確かに非力ではありますけど他のコンパクトと大差無く乗り心地も特に悪いものではなかったです。
外装の質感も国産車と比較しても劣ることはないです。

ただ、やっぱり内装が安っぽいです。
グレードにもよるのでしょうけど、そこを省くの？っていうかでもそれは付いてるの？という装備が多々。

まず真っ先に目に付いたのはシフトレバーの文字の発光が無いこと。
ただの印刷文字。
そのくせ電動オート格納ミラーとかキーレスとか確か付いていたはず。
当たり前の装備というか物が付いてなくて、一昔前ならオプションになるような物が付いてる。
保安基準的に付けなきゃならんのかもしれないですけど、なんだかお金を掛けるところが違うんじゃないかという感じでした。

ディーラーマンからも、価格相応の車ですとは説明されましたが、まぁ確かになぁという感じ。
とりあえず安いだけあって装備面は軽自動車よりも劣ります。
内装の質感は最近の低価格車と同等。

確かに安いけど、ちょっとの室内の広さと税金の差を考えると軽自動車でもいいかなぁと思わせてしまう。

デザイン的にもうすこし高さが低くてトヨタアクアくらいのスタイリングなら購入者は増えたと思います。
このデザインなら、なんというか大福餅みたいで、確かに可愛さはあると思いますけど格好良さが感じられないですね。
見た目軽自動車と変わらないですからね。