EKワゴンとかデリカＤ５とか、足踏み式のパーキングブレーキのある車を 走行中にパーキングベレーキをかけた実験例はありますか？ どんなふうになるのでしょう？

Question

補足

池袋の暴走事故で、運転していた老人は足に病気があったようで、事故のとき正常にブレーキを踏めなかったのではないか？という話があります。 そうしたフットブレーキが踏めないとか故障とかいう事態において、昔から「そいうときは手でサイドブレーキを引く」というのがありました。で、手動のサイドブレーキのレバーを引くのと、足踏みのパーキングブレーキの特性の違いはどうなのだろうと気になったのです。

Answer 1

レバー式でも足踏み式でも、ほとんどの場合はリヤのディスクブレーキの中（横？）にパーキングブレーキ用のドラムブレーキが一緒についています。
なので走行中にパーキングブレーキをかけると、引くor踏む力に応じたブレーキが後輪だけに発生します。操作する場所が手か足かで違うだけで、効果は同じです。

なので普通のフットブレーキが利かないなどの緊急時には、冷静にゆっくりパーキングブレーキを操作すれば徐々に減速できます。

ただしこれにはＡＢＳが効かないので、かけすぎるとタイヤがロックします。
非４ＷＤ車なら後輪がロックしてスピンしますし、４ＷＤ車のほとんどは４輪ともロックして全く曲がらなくなり、どちらも非常に危険です。
（わざと後輪だけロックして滑らせるために、スポーツタイプの４ＷＤ車の一部はパーキングブレーキに合わせて前後の駆動を切り離したりします）

そしてこれらは常用することを想定していないので、普段使いをしてはいけません。
しかしもしものために、安全を確保した空き地で踏む練習などをしておくと、いざという時に冷静に対処できるかもしれません。
試す際には公道ではない、誰もいなくて安全で開けた場所で、緊急時に人を呼べるようスマホの電波状況を確認してから、ゆっくり踏み込んでみてください。

質問者からのお礼コメント

ご教示ありがとうございます。とても勉強になりました。

Answer 2

大変危険ですよ！


ある程度の速度で足踏みでも、手のサイドブレーキでも


覚悟や構えがなくギュっと掛けると


スピンしますよ！


もしご老人であればパニックってクルマを制御出来ないと思います。

Answer 3

減速する