RX-7のノーマルはデチューンされていたのですか？

Question

当時のGTRやスープラなどは馬力規制の対策でデチューンしていたのは有名ですが、前期で255馬力だったので、抑え込んだ馬力ではなく、引き出した馬力だったのかなと思いました。
しかし、チューニングでGTRやスープラのように楽に上げられる部類に入るみたいなので抑え込んでこの数値かなとも考えられます。

Answer 1

抑え込んでいた部分があるのは本当です。ただし、ブースト値を上げたくなかったというのも本当のところかな・・・と。

１型当時のタービン、Ｎ３Ａ１というタービンなんですが、余力は４００ｐｓくらいまではあります。しかしそれをしてしまうと寿命がやっぱり早くなってしまうんですよね。ハウジングは割れやすくなりますし、触媒、マフラーの寿命も早くなってしまいます。

ですから最大ブーストを０，８にして、余力を持たせてますね。

５型以降で２８０ｐｓ仕様（Ｎ３Ｇ１というタービン）が出ましたが、これはブースト値はそのままにガイドシールのクリアランスを狭めて馬力を絞り出しています。しかしブーストアップに対する耐久性がないので、チューニングショップには敬遠されましたね。

ＦＤの開発陣はブースト設定値を上げたくなかったのは本当のところかもしれませんね。

Answer 2

ロータリーはパワーを上げると劇的に耐久性が低下します。
市販車として販売する以上、一定以上の耐久性は必要です。

抑え込んだともいえますし、出せなかったともいえます。