「アンチスクワット効果」ご存知でしょうか？ バイクのスロットルを開けるとサスペンションを延ばすして（タイヤを下方向に押し付けて）トラクションを稼ぐという機構です。

Question

近年のバイクのそのほとんどがアンチスクワットなジオメトリとなっていると認識してます。
さて、質問はバイクでなく車についてです。お手数ですが、このyoutubeを見て下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=3z4pEuLlMMQ&feature=feedrec_grec_index（1:10くらいから）
シャシダイの上のRX-8のサスペンションは、アクセルオンに従って縮んでますよね。つまりこれは「スクワット」なジオメトリって考えて良いですかね？

もしも、このようにシャシダイの上に乗っかった車のサスの動きを見た事のある方は、是非、車種とサスの動きが「スクワット：縮む」だったのか「アンチスクワット：延びた」を教えて下さい。特にRX-7(FD3S)の動作が知りたいです。お願いいたします。

補足

dozidenoromaさん、ご回答有難うです。 チェーン故にアンチスクワット効果って事は無いと思います。シャフトドライブのBMWでも、その効果はあると聞いた事があります。また、車ですとランエボなんかはアンチスクワットだとも聞きました。スクワット効果の激しい車としては初期型のシーマが露骨にそうではないでしょうか。 車によって、（ジオメトリによって）必ずスクワットもしくはアンチスクワットの特性はあると思うのですが。。

Answer 1

バイクのアンチスクワット効果は、あくまでも
「ドリブンスプロケット軸」「スイングアームピボット」「ドライブスプロケット軸(ホイールシャフト)」
の三点間の位置関係に依存します。
チェーンで引っ張られる事でお互いの位置関係の変化が相互的に作用して発生します。

車の場合は、ドライブシャフトそのものが回転するため、バイクのようなアンチスクワット効果は期待できません。
後輪駆動の自動車の場合は、発進時や加速時はリアタイヤが必ず沈みます。
前輪駆動の自動車の場合はフロントが上がりますが、浮く事は決してありません。

ちなみに、質問内の動画をよ～～く見てください。
単に前のローラーに乗り上げているだけです。
車体はガッチリ固定されているため、ローラーの高さの分だけサスペンションが縮んでいるだけです。

質問者からのお礼コメント

＞単に前のローラーに乗り上げているだけです。
そうですね。