マツダ RX-7 のみんなの質問

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初代RX-7ことSA22Cは、他のスポーツカーに比べて特撮ものに人気あったのは何故かな?

バトルフィーバーJ、ウルトラマン80、大戦隊ゴーグルV、宇宙刑事シャイダー、巨獣特捜ジャスピオン、仮面ライダーBLACK・RXなど数多く出てました。

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ベストアンサーに選ばれた回答

私はあまり自動車には詳しくないのですが、興味深い質問だと思い色々と調べてみることにしました。

本来ならその時そこで働いていた方々に話を伺うのが一番なのですが、そうしたコネクションは持ち合わせていないので、まずはどの作品で・どのように使われていたのかを調べてみます。

【『作品名』(初放送年、制作)
劇中での呼称・なければ役割
主な改造】

『メガロマン』('79、東宝)
獅子堂たかし(主人公)達の乗る自動車
無改造・無塗装(メーカー提供色の黄色)

『バトルフィーバーJ』('79、東映)
バトルフィーバーカー
無改造・無塗装(メーカー提供色の緑)

『ウルトラマン80』('80、円谷)
スカウターS7
塗装のみ、黒・UGMシンボルやラインあり

『大戦隊ゴーグルファイブ』(82、東映)
ゴーグルクーガー
ハイラックスとのニコイチ(ノーズ部のみを使用)

『宇宙刑事シャイダー』('84、東映)
アニーの乗る自動車
無改造・無塗装(メーカー提供色の黄色)

『巨獣特捜ジャスピオン』('85、東映)
ジャスピオンの乗る自動車
塗装のみ・銀

『超電子バイオマン』('84、東映)
バイオターボ
キャビンルーフの部分切除、アンテナ・ミサイルパーツの設置

『仮面ライダーBLACK・RX』('88、東映)
ライドロン
キャビンドアからの切除・置換、車体中央部を縦貫する「トゲ」の設置


他にも使用例があるのかもしれませんが、「SA」「22C」「特撮」のキーワード検索では上8例が見付かりました。

なお、特撮ヒーロー物以外で、
『大激闘マッドポリス'80』('80、東映)
『プロハンター』('81、東映化学)
『ザ・ハングマン』('80、朝日放送)
(これのみ'80から'87まで複数年・シリーズに掛けて放送)
などのアクションドラマや、
映画『太陽を盗んだ男』('79、キティ・フィルム)においても使用例があるようです。

参考url
個人ブログ「超ぼやき宣言」
特撮マシーン最強車・RX-7
( http://miniboyaki.blog.shinobi.jp/%E7%89%B9%E6%92%AE/%E7%89%B9%E6%92%AE%E3%83%9E%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%B3%E6%9C%80%E5%BC%B7%E8%BB%8A%E3%83%BBrx-7 )

特撮マシーン最強車・RX-7 その2
( http://miniboyaki.blog.shinobi.jp/%E7%89%B9%E6%92%AE/%E7%89%B9%E6%92%AE%E3%83%9E%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%B3%E6%9C%80%E5%BC%B7%E8%BB%8A%E3%83%BBrx-7%E3%80%80%E3%81%9D%E3%81%AE2 )

個人ブログ「ホビーのごった煮」
トミカに見る「そいなみ車」シリーズ・5・サバンナRX-7
( http://skymax17.blog.fc2.com/blog-entry-717.html )

「カーセンサー」
第40回:『太陽を盗んだ男』 【映画の名車】
( https://www.carsensor.net/contents/editor/category_1585/_8454.html )

webマガジン「areaAgnes」
dictionary>サバンナRX-7 SA22
( https://www.area-agnes.com/ja/dictionary/sa22c/#:~:text=%E7%99%BA%E5%A3%B2%E5%BD%93%E5%88%9D%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB%E3%81%AB%E8%A9%B1%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B%E3%80%82 )


このように並べてみると、その使用例が圧倒的に東映に偏っていることがわかります。
また、'79~'80の使用例はいずれも無改造で、その特徴的なプロポーションを前面に押し出して魅力的な「移動シーン」を演出するものです。

以下は全くの想像に過ぎないのですが……

SA22Cの最大の特徴はその革新的なロータリーエンジンです。
マツダの社運を賭けて開発されたこのエンジンは、この車にコンパクトながらスポーティーな性能を与え、当時は衝撃的なものだったようです。
逆を言えば、これは一般への周知・認知がまったく足りない車だったと言えるでしょう。
スーパーカーブームの最終盤【当時は誰もそれを知りませんが、ブームが下火になりつつあったことを感じていた人は少なくないでしょう】に現れたこの車がすべきことは、まずその存在を販売対象の大人と、将来の顧客である子どもとに広く知らしめることだったのではないでしょうか。

東宝・東映・円谷他、多くの映像制作会社に対して、その外形に手を加えないことを条件に、撮影用に安価での販売・無償提供が行われたのではないかと私は推測します。

しかし、残念ながらそれ以後東映を除いた各社はこれを再び使用することはなかったようです。
その革新的なエンジンとミッドシップ構造がゆえのメンテナンスの独自性、操縦感覚の違いがスタントに与える影響などを嫌ったのかもしれません。
ただ一社、東映だけはこれをいたく気に入り、その後も長く使い続けることになったのでしょう。

ゴーグルファイブでのノーズ部流用は非常に大胆な方法で、これだけで一台を使ってしまったことになります【販売開始からたったの四年ですから、廃車もそう多くないでしょう】。

シャイダー→ジャスピオンは塗り替えで済みますが、同時期にバイオマンで大きく改造したものを使っているため、少なくとも撮影用に三台以上を使用していることが分かります。
車両調達の部門にマツダ贔屓(またはロータリーエンジン贔屓)の方が居たのかもしれません。

また、これも推測ですが、バイオターボはライドロンへと再改造されたのではないでしょうか。
バイオターボはルーフの一部を切除してバギー風のオープンルーフ+ロールバーのような見た目にしています。
これを再利用するのは難しく、ルーフを全切除するついでにフロントガラスやドア部から作り替えたのではないでしょうか。
そう考えると、ライドロンの特徴的な「トゲ」も、その当たる位置がバイオターボのミサイル装置があった所を通っていることに思い当たります。
キャビン部を大胆に改造しても、ミサイル装置を取り外せばボンネットにその設置跡が残ることになります。
これを覆い隠すように「トゲ」を新設したのではないでしょうか。


まとめますと、「特撮ものに人気があったとは言い難い」(多く利用したのは東映のみ)、「その東映でも数台を塗装・改造を繰り返して使う都合で何度も登場しただけではないか」、「広く使われた時期はマツダのプロモーションではないか」、ということです。


先に述べましたが、私はあまり自動車に詳しくはありません。
的外れなところなどあれば一笑のうえ、ご指摘頂けると幸いです。

その他の回答 (1件)

  • REと言うエンジンが深く理解されていない、時代でドイツのバンケルに上手く騙されて、造ってしまったエンジンで其の内容を深く理解出来てい無い人達の世界が有ったのです・・

    NHKのREの番組等は一種の犯罪行為ですょ♪何故視聴料を払って間違った事を視ないといけないのですか?バンケルは技術者としては最低の人間で、NSUと共同でエンジンを造った時点で、REの欠点を見出しているのですが、儲けに走って上手い事を言って、多くのカーメーカーを騙しているのです・・上手く騙されたのがM社だけの事。

    ドイツ人で我が国にはバンケルと言う、REを発想したと言う自慢をする人は、1人もいません。

    回答の画像
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