ルノーがアメリカ市場進出で日本の自動車メーカーに負けたことがあるというのは本当ですか？

Answer 1

文面からすると，多分ルノーの傘下にあったAMC(アメリカンモーターズコーポレーション)の事だと思います。

元々，AMCはアメリカの独立系の自動車メーカーで，有名なモデルとしては四駆の代名詞とも言えるジープチェロキーやグランドワゴニアの他に，ハマーの原型となった軍用車のハンヴィー，AMCジャベリン・ホーネット・グレムリン・ペーサーなどがありました。

AMCは規模も小さくアメリカのBIG3に対抗するだけの勢力とはなり得ず，結局1979年にアメリカ市場への進出を目指していたルノーとの資本提携により，ルノー傘下となります。
ルノーはアメリカ市場で小型自動車で活路を見出そうと，ルノー9をベースとしたAMCアライアンスやルノー11をベースとしたアンコールそして，ルノー25をベースとしたプレミアなどのモデルを投入しました。

しかし，当時台頭してきた新興勢力である日本車メーカーとの価格・信頼性での競争に勝てず，結局1987年に，クライスラーに会社を売却してアメリカ市場から撤退してしまいます。

現在ルノーは，日産を傘下に収めていますので，アメリカ市場で一定のマーケットを築いている日産とインフィニティで，その時のリベンジを果たしていると言えるかもしれませんね。

Answer 2

負けたというか、北米市場に進出したけどシェアを得ることができずに撤退しましたね。それに続いてプジョーも。

原因は、故障が多く信頼性の低さでしょうね。この点、日本車は故障知らずで高品質でしたから。