大津の園児への衝突事故は、ホンダセンシングがあれば防げたのでしょうか？ 人生で初めて車の購入を検討している者です。

Question

運転技術に自信がなく、安全装備について勉強中なのですが、例えば大津のように急な右折車で弾かれて人の列に向かってしまっても、ホンダセンシングであれば自動ブレーキがかかるのでしょうか。

ホンダのフリード＋を検討中です。
よろしくお願いします。

Answer 1

あの事故はお互い動いていたからお互い確認不足という扱いになりましたが、急に右折した方が過失としては大きかった気がします。その後、右折した方は出会い系で知り合った男性にしつこくし過ぎでストーカーの罪になって裁判中に逮捕されてましたよね？自動ブレーキは右折車も防げる訳ではありません。

トヨタのミニバンの自動ブレーキ（トヨタセーフティセンス）とマツダフレアワゴン（スズキのスペーシア）の自動ブレーキの2台持ちですが、追突を抑止するような役割だなと思っています。

歩行者も感知する実験映像がありますが、100%ではありません。4年前に若い女の子がいきなり横断してきて、軽自動車の自動ブレーキが鳴らず、作動せず、ウソー！？となりました。

咄嗟に急ブレーキを踏みましたが、相手の方のお腹に当たる形で停車。うわ、人身事故になっちゃうわ…と焦りました。

『警察を呼びますから、体は大丈夫ですか？』と尋ねたら『バイトに遅れそうで、店長が怖いから怪我してないから大丈夫です！親にも絶対に言わないでください！』と。

そんな訳にはいかず、目の前のバイト先の店長に私が事故になったから遅れますと説明しに行き、警察官にも女の子は『自分が焦って飛び出したからいけない、あの主婦は悪くない、怪我もしてない』と言ってくれて、何もなく終わりました。

あくまでも自動ブレーキを過信してはいけません、補助ブレーキです。毎回毎回作動する訳ではありませんよ。

確か、夜間や雨だと条件が悪く作動しにくい場合がある、と記載が当時ありました、今は改善されてるのでしょうか？

ちょうど、飛び出し事故の時に夜間の雨でした。。。

Answer 2

無理だね

Answer 3

無理だと思います。交差点から歩道まで数mだと思います。

Answer 4

単純に当時の直進車が衝突軽減ブレーキを装備していた事だけが当時と違ったとすれば、残念ですが園児を避ける事が出来なかったと思います。

当時の直進車の側は速度制限がなく、一般道の法定速度の60キロでした(右折車側は50キロの指定速度)から、仮に60キロで走行していたと仮定して、目前に"飛び出した右折車を事前に想定"していて急ブレーキを踏んだとしても、衝突を避ける事は不可能です。つまり衝突軽減ブレーキが付いていても必ず衝突はしていました。衝突すれば園児までの距離は僅かです。

衝突した後の車の挙動を想像すると、ピッチングやローリングにヨー方向にも激しく動いていますから、恐らくタイヤは正常に路面をグリップしておらず、衝突の位置関係や角度にも依りますけど、園児までの距離を進むまでに正常に停止する事は困難だったと思います。

"飛び出した右折車を事前に想定"とは、私の場合は多くの場合、交差点進入時にクルコン設定をしていて、右足はブレーキの上に置いています(対向右折車や交差道路を信号無視する可能性を恐れている)から、右折車がスタートした瞬間にブレーキを踏める状態です。従って自動車メーカー各社が提供している衝突軽減ブレーキのセンサーよりも早く減速を始める事を意味します。ハンドル操作も必要ですが。

あとは直進車の運転手が交差点侵入前に園児たちの存在を見ていて、ブレーキだけでなくハンドル操作をすれば、衝突後の進行角度が変えられて避けられた可能性までは否定しません。残念ですがこの意味では直進車の運転手は何もしないまま衝突して、パニックになった状態で園児を轢いたものと思います。右折車が動かないと思い込んでいたでしょう。でもそうでなければスムーズな交通の流れは確保出来ません。

そんな中、仮にセンサーが関知して急ブレーキを掛けたとしても、60キロで走る車は簡単には止められません。右折車の鼻先に衝突しかけたものを、少しだけ右にハンドルを切って意識してより厚くぶつければ、もしかしたら園児に向かう事はなかったでしょう。でもこれはたまたまです。それでも園児の存在を見逃していれば、逆に左にハンドルを切った可能性もあるのです。もっと薄く右折車に当たっていれば、下手をすればもっと多くの園児や先生方を巻き込んだかも知れません。

でもこんな理想を事故のあとで言ってみても無駄だとは思います。仮に右折車の助手席や左後部座席に人がいれば、その2人が亡くなった可能性も高いですから。

最も高性能な衝突軽減ブレーキであるスバルのアイサイトでも事故そのものを避ける事は出来なかったのです。


運転中によく考える事があります。今事故が避けられない事態に陥ったとして、ブレーキは当然としてハンドルをどの様に操作するかをシミュレーションするのです。

仮に左右に歩行者がいて、どちらかが左側を歩いていたら、私は右側を歩いている歩行者を守る為に左側を歩く人を跳ねます。歩行者は右側通行だと誰でも教わりました。法律を守っている者が守られなければ正義が保てませんから。

同様に車対車との事故が避けられない時にどうするかも常に考えながら運転しています。オフセットか？フルラップか？

衝突軽減ブレーキでもクルコンでも同じですけど、機械は先読み予測してくれません。あくまでも現れた現象を関知して、ここからは人間よりも早くアクチュエーターが作動します。

失礼ながら対向車の運転手が高齢者や女性だと軽くブレーキを当てて事前にエンジンブレーキを先に掛け減速を始めます。経験則として高齢者や女性の場合、前車についていけば安心する傾向が強いと考えるからです。男性が車間距離を詰めれば煽りか横着で、女性だと安心の為に車間距離を詰める傾向が強いのです。この事故でも右折車は前車について右折を始めた結果として事故を起こしています。前車について行けば安心だったのです。従って前車は見ていても対向車は見ていなかったのです。この観察で何度かギリギリ事故を避けた経験があります。

衝突軽減ブレーキが効果を見せるのは、停止している車や同じ方向に向かって低速走行している車に高速で追突しかけた時が対象です。あるいは横断する歩行者などです。あの様な事故を避ける事は、衝突軽減ブレーキはもちろん、プロの運転手でもほぼ不可能です。

Answer 5

自己訓練を放棄して、自動ブレーキに頼るのか。
今の自動ブレーキ機構は、まるで不十分。
衝突する相手が静止していなければ、役に立たない。

今どきの事故例を見ると、
急ブレーキを踏んでいない事故があまりにも多い。
たぶん、運転者は急ブレーキを踏んだことがないんだろう。
とっさの場合に、ブレーキペダルを思い切り踏んで、車を止める。
多くの人はその練習をしていない。
だから、死亡した園児の遺族たちは、
園児の群れに直接突っ込んだ直進車の運転者も起訴するよう、
検察庁に訴えた。私も同様に思う。
鬼の急ブレーキを踏めば、
園児の群れに突っ込まなくて済んだのではないかと思う。

釣り目的で田舎を夜間に移動する。
これまで何度も徘徊する鹿を見つけて鬼の急ブレーキを踏んだ。
停止した後、タイヤの焦げた臭いが車内に入ってくる。
そういうブレーキを踏む練習を普段からしておかなければならない。