ホンダ フィットハイブリッド 専門家レビュー・評価一覧

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ホンダ フィットハイブリッド 新型・現行モデル
11 件中 1~11件を表示

※掲載内容は執筆日時点の情報です。

  • 瓜生洋明
    瓜生洋明(著者の記事一覧
    自動車ジャーナリスト
    評価

    4

    デザイン
    4
    走行性能
    3
    乗り心地
    4
    積載性
    4
    燃費
    2
    価格
    3

    燃費や走行性能など総合力で幸せになれるのはハイブリッド

    2024.2.29

    年式
    2020年2月〜モデル
    総評
    おもにデザイン面で賛否両論を巻き起こした結果、思うように販売台数が伸びていないのが現状であるが、モデルとしての基本性能は非常に高い1台である。歴代フィットの特徴である室内空間の広さはもちろん受け継ぎつつ、走行性能や燃費性能にも磨きがかかっている。にもかかわらず、フィットがかつてのような圧倒的な人気を得ることができていないのは、魅力的な軽自動車やコンパクトSUVが多数登場していることが大きく関係しているのかもしれない。
    満足している点
    あらゆる面で総合力の高いモデルであり、実用車としては大きな不満を感じることはないだろう。特に、ホンダの独自技術である「センタータンクレイアウト」を活かした広い室内空間は、ライバルに差を付ける大きな武器だ。
    不満な点
    ライバルと比べて燃費性能が劣る点はフィットの明確な課題だ。加えて、良くも悪くもクセがないため、積極的に選ぶ理由に欠ける部分がある。実際のところ、多くのユーザーは、ガソリン車のフィットではなく、フィットのハイブリッド車や軽自動車のN-BOXのほうが魅力に感じるのではないだろうか。
    デザイン
    さまざまな意見のあるエクステリアデザインだが、個人的には決して嫌いではない。欲を言えば、もう少しAピラーを立てたほうが愛らしさが強調されると思うが、空力性能などを考えると難しいのだろう。インテリアもさまざまなバリエーションから選択できて好印象だが、コンセプトの異なるさまざまなグレード(ホンダは「タイプ」と呼ぶ)が設定されているため、どれを選べばよいのかややわかりにくいのが残念に感じる部分だ。

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  • 一条 孝
    一条 孝(著者の記事一覧
    自動車ジャーナリスト
    評価

    4

    デザイン
    3
    走行性能
    4
    乗り心地
    4
    積載性
    5
    燃費
    3
    価格
    4

    ガソリン車より35〜40万円ほどお高め

    2024.1.29

    年式
    2020年2月〜モデル
    総評
    2モーターハイブリッドシステムを採用するe:HEVのラインアップにより、ハイブリッド比率を高めているフィット。たしかに経済性ではガソリン車を大きくリードするものの、リーズナブルなガソリン車の需要もまだまだ多い。フィットはe:HEVとガソリン車のラインアップが共通でガソリン車のほうが35〜40万円ほど安く、なかでもRSは軽快なフットワークが楽しめる仕上がりを見せている。
    満足している点
    ロードセーリングなるRSはガソリン車にも設定された。e:HEVでもスポーティな走りが確かめられたが、車両重量が110kg軽いガソリンエンジン搭載のRSは一段と軽快な印象があり、ステアリングの操舵フィールにもスポーティな感触が確かめられる。室内空間も広く、ファミリーユースとして使うことも可能だ。
    不満な点
    スポーティに走らせると高回転域でのエンジンノイズが大きめ。RSの内装はスポーティかつ落ち着きのある仕上がりを見せるが、メーターにもそれなりの演出があってもいい。6速MTも欲しいところだが、CVTにはパドルシフトを採用してもらいたい。
    デザイン
    マイナーチェンジを受けたモデルはフロントマスクやノーズ形状が見直され、全体的にスッキリとした表情になった。RSは専用デザインのフロントグリル、フロントバンパーが備わり、ヘッドランプ内のリングやドアミラーをブラックにすることで精かんな仕上がりを見せている。インテリアについてもステアリングなどに採用されるイエローのステッチがちょっとしたアクセントになっているのだ。

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  • 一条 孝
    一条 孝(著者の記事一覧
    自動車ジャーナリスト
    評価

    5

    デザイン
    4
    走行性能
    4
    乗り心地
    4
    積載性
    5
    燃費
    4
    価格
    4

    マイナーチェンジでRSが復活した

    2023.1.19

    年式
    2020年2月〜モデル
    総評
    今回のマイナーチェンジで動力性能が向上し、操縦性や乗り心地についても熟成された印象を受ける。価格も全般的にリーズナブルであり、パーソナルユースにはもちろん、ファミリーカーとしても納得のできる使い勝手が得られるモデルだ。
    満足している点
    マイナーチェンジでフロントマスクが見直され、ロードセーリングなるRSが復活したこと。ワインディングを一段とスポーティに駆け抜けることが出来、インテリアもRSの雰囲気に見合ったデザインが採用されている。e:HEVならではの経済性の高さも大きなメリットだ。
    不満な点
    ワインディングを走らせた際に、高回転でのエンジンノイズが大きめに出る。ガソリン車と大差ない感じだが、普段はそこまで回すような機会はないので問題とはならないはず。
    デザイン
    2022年10月にマイナーチェンジを実施。一見した程度では変わっていないように思えるが、ノーズ部分のアッパーグリルの位置を上げ、メッキのラインを通すことで引き締まった表情に変わった。新設のRSはさらにグリルが大きく、スポーティな仕上がりを見せている。

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  • 西村 直人
    西村 直人(著者の記事一覧
    交通コメンテーター
    評価

    4

    デザイン
    4
    走行性能
    3
    乗り心地
    3
    積載性
    5
    燃費
    4
    価格
    4

    e:HEVを初めて名乗ったハイブリッド

    2022.11.28

    年式
    2020年2月〜モデル
    総評
    3代目フィットのハイブリッドはi-DCDと呼ばれるデュルアルクラッチトランスミッションに駆動モーターを内蔵したシステムだった。インナー&アウタークラッチと結合する、7速化された有段ギヤと電動モーターのダイレクトな走行フィールは高い評価を受けたが、機構が複雑であったためリコールを繰り返した。e:HEVは考え方を180度変更したシリーズ式。電動駆動モーターを高出力化してスムースで力強い走りを実現している。コンパクトカーながら静粛性はワンランク上。燃費数値も良好だ。
    満足している点
    ガソリンモデルと同じ使い勝手をセンタータンクレイアウトにより手に入れたこと。これによりハイブリッドモデルの走行性能、燃費性能を手に入れたままコンパクトカーとして重要視される豊かな居住空間を両立させている。「パノラマフロントウィンドウ」の要である「極細Aピラー」と、その後ろにあるドアミラー付け根からルーフに延びる「耐衝撃用Aピラー」によって、往年の三角窓のような造形が誕生。そこから前席/後席へとガラスエリアが一気に拡がり、ボディ後端で絞られた。得られる視界はとても広い。
    不満な点
    4代目初期モデルのハイブリッドは乗り味が硬め。これが販売直後の売れ行きを左右した。また、シリーズハイブリッドであるe:HEVは日産のe-POWERと比較すると動力性能がおとなしい。具体的にはバッテリー出力を抑えていたことから、ここ一番の加速力が弱い。ホンダ曰く「バッテリーの信頼性を考えた」というが、市場からの声と実際の耐久信頼性に問題がなかったことから、マイナーチェンジ後のモデルではハイブリッドシステム、ならびにエンジン出力を向上させて動力性能向上を図っている。
    デザイン
    3代目の特徴だったシャープな面構成から一転してやわらか路線。これが4代目の大きな変更点。直線と曲線をうまく混ぜ合わせたボディラインで過去3代とも差別化を図った。印象的なのはボンネットフードと連続処理を施したヘッドライト回りの造形だ。ヘッドライトは大きく力強く、奥行きがあるため、遠くからでも4代目フィットであることが識別できる。強調されているもののボンネットフードとグリル、そしてバンパーのつながりも滑らかだ。コンパクトカーながらデザインの主張をしっかりもった一台である。

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  • 工藤 貴宏
    工藤 貴宏(著者の記事一覧
    自動車ジャーナリスト
    評価

    4

    デザイン
    4
    走行性能
    5
    乗り心地
    4
    積載性
    4
    燃費
    4
    価格
    4

    マイナーチェンジで大幅アップした”運転する歓び”

    2022.11.22

    年式
    2020年2月〜モデル
    総評
    フィットに「かつてほどの勢いがない」という人もいますが、バカ売れしていた初代や2代目の時代と比べると今は「コンパクトSUV」という手ごわいライバルがいるので販売台数が減っているのはある意味自然なことでしょう。でも、オーソドックスなコンパクトカーが欲しいという人にはちょうどいい選択肢だと思います。
    満足している点
    シンプルなデザインと、ボディサイズのわりに後席&荷室が広い実用性の高さ。後期型になってパワートレインの爽快感が増したことで、運転も楽しくなりました。あと、Aピラーが細いことで前方視界がいいのが素晴らしいです。特に交差点を曲がるときに、斜め前方がよく見えるので運転しやすいですよ。
    不満な点
    ガソリン車に比べると車両価格が高いのは否めませんが、金額だけでは見えないメリットを感じられるかどうかは判断の分かれ目だと思います。ベースのフィット自体はパッケージングから実用性、そして走りまでとてもよくできていると思います。
    デザイン
    デザインは主観的なものという前提で話をします。一部の人からは「グリルがないのはダサい」をはじめいろいろ言われているフィットのデザインですが、個人的にはライバルよりもスッキリしていて好感が持てるもの。余計な飾りがなく、シンプルな美しさがいいんです。いっぽうで2022年のマイナーチェンジで追加されたスポーティグレード「RS」は、わかりやすいスポーティ感があるのがいいですね。見た目だけでなく、空力バランスを整えてしっかり走りに効くデザインなんですよ。

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  • まるも 亜希子
    まるも 亜希子(著者の記事一覧
    自動車ジャーナリスト
    評価

    5

    デザイン
    5
    走行性能
    5
    乗り心地
    5
    積載性
    5
    燃費
    5
    価格
    4

    史上最高に走りのいいフィット

    2022.11.21

    年式
    2020年2月〜モデル
    総評
    売れない売れないと言われているフィットですが、N-BOXとフリードの狭間に隠れてしまっていただけで、もともと持っているポテンシャルはとても高いオールマイティなコンパクトカーだと思います。そこに今回のマイナーチェンジで、明らかにパワフルで上質になったe:HEV、“走りのフィット”復活のRSなどの明確な個性が加わって、実用性だけじゃない魅力がしっかり感じられる、史上最高のフィットが誕生したと感じています。
    満足している点
    RSの開発は、4代目フィット発売直後から実際のレースに参戦し、試行錯誤しながら進められました。そのレースに関わらせてもらったのですが、e:HEVでサーキットでの速さを突き詰めていくと、モーター出力特性やCVT制御、バッテリーマネジメントといったさまざまな課題に直面。開発チームの努力と工夫により、コツコツとクリアしていくことで、レース仕様車は7時間耐久レースでクラス優勝するまでに進化。そこで得たノウハウをフィードバックしたのがRSの走りです。操作、加速、姿勢変化が気持ち良くつながるハーモニーが大きな魅力となっています。
    不満な点
    最低地上高を高く確保し、ちょっとしたラフロードにも頼もしい走りが期待できるCROSSTAR。ウインタースポーツやアウトドアなどで荷物満載にするユーザーが多く想定されるため、荷室にネットやバー、ロープなどが引っ掛けられる工夫があったら、もっと使いやすくなるのかなと思います。
    デザイン
    マイナーチェンジで少し精悍さが増し、さらに大人っぽいコンパクトカーに昇華していますが、よく見ると「そういえば変わったね」という奥ゆかしさを感じます。とくに、待望の復活を遂げたRSもスポーティさをゴリゴリに出すのではなく、控えめ。でもそれは、例えばリアスポイラーでも派手なものより空力性能がいいというテストの裏付けがあってこそのデザインなので、本物がわかる人に響くはずです。

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  • 西川 昇吾
    西川 昇吾(著者の記事一覧
    自動車ジャーナリスト
    評価

    4

    デザイン
    4
    走行性能
    5
    乗り心地
    5
    積載性
    5
    燃費
    4
    価格
    3

    年次改良で更に磨きが掛かった質感の高いコンパクトハッチ

    2022.11.21

    年式
    2020年2月〜モデル
    総評
    全体的に見れば5ナンバーサイズコンパクトハッチとしてよく出来たまとまりのいいクルマだと思う。しかし、いまいち販売台数は伸びていない。ラゲッジスペースと後部座席の積載性はピカイチだと思うし、全体的な質感も悪くない。今このクラスのクルマの購入を検討している人に勧めるのであれば最も万人に勧めることが出来るのは現行フィットだと思う。
    満足している点
    エントリーグレードでも装備や質感に不満がないこと、そして心地よさにこだわったクルマ造りは、各所にこのクラス随一の「落ち着き」を感じる。走りはもちろんだが、このクラスで内装の質感が高くエントリーグレードで満足できるのは1台が現行フィットだと思う。プレミアムとまではいかないものの、「ちょっといい」感があるコンパクトカーに乗りたい人にとってはオススメの選択肢とも言える。また、年次改良もその心地よさに磨きをかけているし、RSもスポーティーだが現行フィットらしさを残しているのが良い。
    不満な点
    ハイブリッドに関しては改良前から同じだが、価格設定の高さがネックという感じがする。確かに運転支援システムは標準装備で充実したものとなっているし、内装の質感も高い。しかし、ナビゲーションシステムを中心とした各種オプションを装備していくとどうしても価格は膨れ上がってしまう。それは他の車種でも同じことと言えるが、ハイブリッドのグレード構成的にはもう一つエントリーグレードが用意されていて、求めやすさが伝わった方が売れるのではないかとは感じてしまう。
    デザイン
    先進的なイメージや未来感も持ち合わせているが、その中にも親しみやすさが上手いことバランスされていて、奇抜でなく受け入れやすいのが好印象。。SUVチックなクロスターは少し無理があるように感じてしまうが、ノーマルモデルは実用性とデザイン性の両立を高い次元で実現している。また、ウインドウデザインも工夫がされており、実際に乗ってみると見切りが良いのが嬉しいポイントと言える。

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  • 西村 直人
    西村 直人(著者の記事一覧
    交通コメンテーター
    評価

    4

    デザイン
    3
    走行性能
    3
    乗り心地
    3
    積載性
    5
    燃費
    5
    価格
    3

    4代目となり大きく開眼したコンパクトハッチ

    2022.6.24

    年式
    2020年2月〜モデル
    総評
    21世紀にふさわしいコンパクトモデルとして誕生した初代から、4代目ではグッと落ち着いたグレード構成で勝負に出た。しかし、ホンダらしさをユーザーが実感するのは楽しい走りができること。4代目も十分よく走るが、RSグレードなど歴代のスポーツグレードが消滅したことから、地味な印象ばかりが目立ってしまう。搭載技術は走り、安全性ともにトップクラス。際立つ個性が欲しくなる。
    満足している点
    ホンダらしいアイコン的な外観デザイン、それに呼応するシンプルな内装デザインが最大の特徴だ。ここに歴代フィットが大切にしてきたセンタータンクレイアウトによる多彩な積載モードが加わる。往年のホンダはこうしたデザインに特化した車両が多かったが、フィットはまさにこうした時代を現代風にアレンジしたモデルだ。
    不満な点
    コンパクトクラスは競合が多く、かつどれもが個性的。そのなかで、シンプルさを全面に打ち出した当モデルは登場時、ユーザーから薄味と評価されることが多かった。ただ、アイコン的なデザインが周知されてくると、次第に実用性の高さから選ばれるようになった。しかしながら、長いモデルライフのなかで、ここまでシンプルに徹していると個性的なライバルモデルに潜在的な顧客を奪われる可能性も……。
    デザイン
    どことなく2001年に登場した初代フィットの面影を残す4代目。標準モデルのほかに、2mm最低地上高を高めたクロスターを用意する。クロスターはボディ下部周囲を樹脂製の黒いカバーで覆いつつ、大径タイヤによってクロスオーバー的な要素を醸し出す。いずれのモデルもヘッドライトが大きくデイタイムライトによる縁取りがなされるので動物的な印象が強くなる。

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  • 西川 昇吾
    西川 昇吾(著者の記事一覧
    自動車ジャーナリスト
    評価

    4

    デザイン
    4
    走行性能
    4
    乗り心地
    3
    積載性
    5
    燃費
    2
    価格
    2

    万人に勧めれる5ナンバーコンパクトハッチ

    2022.6.20

    年式
    2020年2月〜モデル
    総評
    全体的に見れば5ナンバーサイズコンパクトハッチとしてよく出来たまとまりのいいクルマだと思う。しかし、イマイチ販売というか市場でパンチが効いていないという印象を受ける。正直言ってラゲッジスペースと後部座席の積載性はピカイチだと思うし、全体的な質感も悪くない。今このクラスのクルマの購入を検討している人に勧めるのであれば最も万人に勧めることが出来るのは現行フィットだと思う。このクルマが伸び悩んでいるのは他車と違って特出したキャラクター付けが足りないのかもしれない。
    満足している点
    エントリーグレードでも装備や質感に不満がないこと、そして心地よさにこだわったクルマ造りは、各所にこのクラス随一の「落ち着き」感を感じる。走りはもちろんだが、このクラスで内装の質感が高くエントリーグレードで最も満足できるのは現行フィットだと思う。プレミアムとまではいかないものの、「ちょっといい」感があるコンパクトカーに乗りたい人にとってはオススメの選択肢とも言える。
    不満な点
    やはり価格設定の高さがネックという感じがする。確かに運転支援システムは標準装備で充実したものとなっているし、内装の質感も高い。しかし、ナビゲーションシステムを中心とした各種オプションを装備していくとどうしても価格は膨れ上がってしまう。それは他の車種でも同じことと言えるが、ハイブリッドのグレード構成的にはもう一つエントリーグレードが用意されていて、求めやすさが伝わった方が売れるのではないかとは感じてしまう。
    デザイン
    先進的なイメージがある未来感と親しみやすさが上手いことバランスされているデザインとなっている。SUVチックなクロスターは少し無理があるように感じてしまうが、ノーマルモデルは実用性とデザイン性の両立を高い次元で実現している。また、ウィンドウデザインも工夫がされている印象で、一見すると視界の良さ一辺倒なイメージがないのだが、実際に乗ってみると見切りが良いのが嬉しいポイントと言える。コンパクトハッチながらチープな印象がしないのも良い。

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  • 栗原 祥光
    栗原 祥光(著者の記事一覧
    自動車ジャーナリスト
    評価

    5

    デザイン
    5
    走行性能
    3
    乗り心地
    5
    積載性
    5
    燃費
    4
    価格
    3

    もっと評価されるべき

    2022.2.1

    年式
    2020年2月〜モデル
    総評
    ヤリス、アクア、ノートなど強力モデルが出そろう中、収納とインテリアの質感、乗り心地ではフィットが大きくリードしている印象。もっと評価されてしかるべきだ。
    満足している点
    使い勝手の良さはコンパクトカー随一!
    不満な点
    なし
    デザイン
    シンプルなデザインは賛否両論分かれるところ。インテリアはモダンリビングといった印象でカジュアルでありながらチープさは皆無。

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  • 伊藤 梓
    伊藤 梓(著者の記事一覧
    自動車ジャーナリスト
    評価

    4

    デザイン
    4
    走行性能
    4
    乗り心地
    4
    積載性
    5
    燃費
    4
    価格
    4

    シンプルで誰にでも“フィット”するコンパクトカー

    2021.3.3

    年式
    2020年2月〜モデル
    総評
    フィットは、より多くの人の生活に密着するクルマとして、様々な工夫が織り込まれたモデルになっていると思う。個性はやや薄く感じるが、デザインや走り、使い勝手、どこに目を向けても「嫌だな」と思うところが限りなく少ないので、どんな人にでも安心して勧められるモデルだと思う。その反面、これまでのフィットやクルマ好きなファンにとっては、少々物足りないモデルになっているかもしれない。
    満足している点
    フィットでもっとも「いいな」と思った点は、広々とした視界の良さ。Aピラーが限りなく細く作られていて、フロントウィンドーがとても大きい。安全に運転するためには、先進的な安全装備も大切だが、人間が感覚的に感じられる安心感も大切。そういった意味で、フィットは、運転が苦手で緊張して視野が狭くなりがちな方や、高齢者の方などにも安心して勧められるモデルだと感じた。
    不満な点
    これまでは、多少なりともレースやスポーツ走行を想定されているモデルがあったが、現行のフィットは「レースでも走れるモデルとして作られていないのかな?」という疑問はある。以前のようにMTの設定がないので、これまでフィットでレースに出ていた方たちにとっては、残念な点になるだろう。
    デザイン
    デザインはとにかくシンプル!近年のホンダのデザインコンセプトに則って、余計なラインなどを排除したすっきりとしたデザインになっている。さらに、「BASIC」「HOME」「NESS」「CROSSTAR」「LUXE」の5タイプが用意されており、自分の好みに合わせて選ぶ楽しみがあるところも◯。個性的過ぎないすっきりとしたデザインと、選択肢の多様性のおかげで、老若男女問わずどんな人にも馴染むデザインになっていると思う。

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