ホンダのディーラーで25年式CRZの中古見積もりを出してもらったときの話です。 取得税の欄は空欄になっていたので少し疑問に思っていました。

Question

価格交渉の際値引きは難しいとのことでしたが、上司に掛け合ってみるとのことで席をはずし再び戻って来た際
「自分は勘違いをしてＣＲＺは取得税がかからないと思っていた。
そのため支払合計金額に取得税の約15000円が加算されるが、自分のミスなのでその分は割り引く」といわれました。
この営業マンを不審に思ってしまいますが、取得税がかからない車は多いのでしょうか？
名刺にはカーライフアドバイザチーフと書かれていますが...

Answer 1

自動車は、購入時に自動車所得税が課税されます。
当然中古車にもかかります。
（ただし、来年4月の増税時に廃止される可能性が高いです。）

中古車の場合は、資産としての残価率で計算されます。
年度切り替えで、半年ごとに残価率が下がっていきます。
2年で0.464、2.5年で0.382と下がっていきます。
また、ハイブリッドなどのエコカーは、
平成27年度燃費基準の+10％超過で15万円控除されます。

計算された結果、所得価額が50万円以下になった場合は、
非課税となり、課税がされなくなります。

ちなみに、税率は３％です。
よって、51万円という所得価額の場合、ちょうど15000円
の税金になります。

目安としては、新車本体価格250万円の車（ハイブリッドで無し）が
4年経つと、残価率が0.215になって、50万円を切ってくるので
非課税になるという感じです。

自動車所得税は、新車ならばはっきりしているのですが、
中古車の場合は、初年度登録年によって残価率が変わってくるので、
空欄になることもあると思います。
もちろん、クルマの営業ならば、たとえ中古車だとしても
知らなければならない内容です。
もちろん、人間なのでミスも起こりえます。
その人の人間性も判断基準になりますよね。
今後も付き合っていきたい人間なのかどうか。
信用できる人なのかどうかは、見抜く力も必要です。

それと、ディーラー中古車とは言え、
中古車は基本的に値引き販売はありません。
ただ、下取りした車などで、オークションに流せば
もっと値が下がってしまいそうな場合などは、
値引きされることがあります。

ディーラー認定中古車は、保証があるため、
一般的な価格よりは高めになっています。

この辺の判断は、ご自身でなさってください。
ディーラーの営業には、かなり信用できる人も、
あまり信用できない人もいます。
すぐに辞めてしまうような人だっています。
これはディーラーに限った話ではありませんが。

私だったら、自動車所得税分（15000円）を引いてくれたら
素直に嬉しく思います。
ただ、それ以上に、その営業の方の人柄を気にします。

中古車は、新車と違って、色々トラブルが起こりやすいです。
前所有者が、何らかの理由があって手放したクルマですから。

よって、今後何かあった時に相談しやすいかどうかが
判断の材料になってきます。
もちろん、これは営業の人だけでなく、
ディーラーの雰囲気や環境も大きな要素になりえます。

その辺をよく検討されて、ご自身で判断してください。
そのCR-Zが良きパートナーになってくれるかどうかを
自分の目と感性で判断してください。

Answer 2

25年式CR-Zは取得価額が50万円以上なので取得税が発生します。