新型NSXはハイブリッドスポーツカーでしょうか？

Question

新型NSXはCR-ZのようなHONDAの提唱するハイブリッドスポーツカーの路線でNSXを進化させるのか、それとも旧NSXを進化させたものでしょうか？
国内ではダントツでGT-Rが完成度においてはトップですがGT-Rの壁はNSXと言えども簡単に超えられるものではないでしょうか？
GT-R LFA NSXで日本の三大スポーツカーとなるでしょうか？

あと気になるのは初代NSXは日本人による車であり本田宗一郎さんの夢でもあった車ですが、今回はアキュラからの発売になるという事はアメリカ人のスタッフが中心となって作るのでしょうか？
アキュラには日本人スタッフはたくさんいるのでしょうか？
アキュラは元々北米市場やロシアや中国がメインで日本では全く展開すらされませんので日本人はあまり関係ないでしょうか？
LFAもレクサスなのでアメリカ市場がメインなので開発スタッフもアメリカ人？
すべて日本人の手で作られ、日本人が中心で作られるという点ではGTーRだけでしょうか？

Answer 1

いっぱい質問があるようですので、
それぞれにカキコしてみようと思います。

＞新型NSXはハイブリッドスポーツカーでしょうか？

ハイブリットモデルが出るのは確実ですが、
そうでないバージョンのモデルがライナップされないんなんて
一言も言ってないわけで・・おそらくはその辺りが
現在の最重要トップシークレットなのではないかと
思っています。

＞それとも旧NSXを進化させたものでしょうか？

旧ＮＳＸのホンダ目指した走りに対する方向性は、実は完結していますよ。
次期モデルは、スポーツとしての方向性が従来のＮＳＸとは違うことは、
確実だと思います。


＞GT-Rの壁はNSXと言えども簡単に超えられるものではないでしょうか？

ＧＴ－Ｒの壁というのは、あくまでニュルを物差しとした物であって、
世界中の車がニュルを基準とする必要があるのか？ と発想えた見方をすれば、
見えてくるものがあると思いますよ。

もし、質問者さんが、ＮＳＸの開発責任者だったとして、
「この車は、世界で一番早い市販車だぞ！」とわかり易く世界中の人間に
アピールするとしたらニュルのタイムが何分何秒だ！と宣伝しますか？

おそらく大多数の人間は、ニュルのタイムを聞いても、これ速いの？って
最初に思うし、比較対象車のタイムを聞いて、やっと、「ああ・・こんなに速いんだ」と
なんとなく思う程度だと思います。

でも、これが世界的なレースカテゴリーの場で、証明されたらどうでしょうか？
新ＮＳＸがニュルに拘っている感じが見えないのも、おそらくは、
そのあたりを狙ってるんではないかと思いますよ。


＞アメリカ人のスタッフが中心となって作るのでしょうか？

これは、数年前に日本から関連企業スタッフも含め、かなりの技術者が、
渡米していますし、純アメ車のイメージは、間違いだと思います。


＞日本人スタッフはたくさんいるのでしょうか？

ＮＳＸの開発に関しては、かなりの日本人が関わっているはずですよ。


＞日本人はあまり関係ないでしょうか？

これも発想の転換次第だと思います。
たとえば、日本の国産車というのは、そもそも日本人だけに適した
日本人しか乗れないようなつくりなのでしょうか？
また外車は、外国人だけにしか乗れないようなつくりなのでしょうか？

答えは、双方 ”ＮＯ”ですよね。

ＮＳＸは、そもそもの名前が
New Sport car X （未知の新しいスポーツカー）という
名に由来する車ですし、日本人だけの考えで作っていたら、
ガラパゴス化の骨頂になってしまうわけです。

従来の日本の考え方だけに囚われない新しい物づくりを
追求するという意味では、従来のホンダブランドとは違い、
グローバルで評価される新しい形のスポーツカーが日本に
登場することになります。

これは、日本人にとっては、良いことだと思いますよ。
旧ＮＳＸが新しいスポーツカーの形を提案したように、
新型もおそらくは、従来の日本車には存在しない
新しい形の車を提案することになると思いますしね。


＞LFAもレクサスなのでアメリカ市場がメインなので開発スタッフもアメリカ人？

こちらも、多くの日本人技術者が開発に参加しており、
例えば、有名なところでいけばマフラー音は、
”人が心地よく感じる音”に拘ってYAMAHAが
開発に関わっています。

＞日本人が中心で作られるという点ではGTーRだけでしょうか？

今の車作りは、日本国内で開発された車であっても、
必ず影で海外の技術スタップの経験や技術が入っています。
逆に外車でもそうですが、日本の経験や技術が少なからず
投入されています。

１００％日本人開発の車なんていうのは、もう数十年前から
存在しませんよ。

特にニュルを走っている車というのは、日本人のノウハウだけでは
解決できない未経験の問題が多く出てくるものです。
旧ＮＳＸのニュル開発の場でも、ニュルに数箇所存在する
ジャンピングスポットでの車の滞空姿勢について、
その知恵が使われたのが有名ですよ。
それをクリアすることによって、ＮＳＸの高速バランスの
素晴らしさが増している側面もありますしね。



長文になりましたが、新型ＮＳＸがどういった車としてでるのか
ほんと楽しみですね＾＾

参考にしていただけたら幸いです。

質問者からのお礼コメント

ありがとうございました。
確かにそう思います。
時代の移り変わりという奴でしょうか。
いつまでも本田さんがいた頃のような企業理念では難しいかもしれないですね。
純国産の車など存在しないのですね。

Answer 2

時勢から言うとハイブリッドの可能性は否めないですね。
最近ポルシェが918スパイダーを発表しましたが、ハイブリッドでエンジン＋モーターで約900ps弱だそうです。
エコ意識が強いハイブリッドですがハイパワーを作るにも有効な手段です。
ホンダならどうするか？ をぜひ知りたいですね。