旧フィアットパンダはどんな車ですか？

Question

内装、乗り心地などについて教えて下さい。
また、オートマや四駆はやめておいた方がいいと聞いたのですが、
本当なのでしょうか？
それも含めて色々教えて下さい。

宜しくお願いします。

Answer 1

ATは富士重工製CVTですが、部品が本国からしか取れず
しかも相当高額となるそうです。
（これは後のプントなどにも言えます）
維持と言う意味でも、あの車の素性を味わいたいならやっぱりMTだと思います。

４駆は構造的にFFより複雑だという意味で特に問題があるとは思えませんが
見た目よりギア比等の味付けがかなり硬派な四駆となってます。
高速走行などを行うなら重量的にもFFはの方が有利だと思われます。
（ギア比の関係で最高速がかなり違ったんじゃないかな？）

乗り心地とかを云々する車では無いです。
アレは見たまんまですよ。
もっとも自分が乗っていたのは極初期のリアが板バネ仕様なんで
ピョコピョコ跳ねてましたけど…（４駆は最終型でも板バネです）
初期型以降のFFはリアサスが一新されてます。

車の素の楽しみですね。
今の車が豪華な料理だとするとざる蕎麦みたいな車ですね。
その分、車の根本的な旨みがあります。
逆に言えばそれが味わえないなら、単に不便でうるさくて遅いだけの
車となるでしょう。

イタ車の代表みたいに言われるパンダですが、
個人的には思想的には仏車に近いと思います。
やはりアレのモデルは２CVやルノー４ですね。
（根っからのイタ車好きなんで個人的にはモダンなウーノのほうが好みです）

特に初期型（４５）は設計思想は高いですが、それに生産技術が
追い付いてない感じ…その辺がちょっとねぇ。
あくまで「設計思想」を味わう車だと思います。
もっと古いフィアット（６００，５００、８５０）なんかの方が遥かに建てつけは良いです。
樹脂パーツなどの多用を始めた時代の車ですから…。
後期型はかなり立派になってますが、設計思想という点では逆に薄まってます。

構造はシンプルなんで問題は無いでしょうが、やはり問題はボディの
程度でしょうね。
特にダブルサンルーフは…
でもやはりコレがないとパンダ的にはねぇ。

質問者からのお礼コメント

回答ありがとうございます。
四駆は最高速度が遅いのですね。
私はスピードを出す方ではないので四駆もいいかなと思ったりします。
シンプルな車は大好きです。
２ＣＶに乗っていたこともありますので。

Answer 2

海外の、チリ合わせ等が苦手な技術が低い工場で組み立てる。
実用性重視の庶民の下駄……安車。
という課題に見事答えた傑作と言えましょう。
流石はジウジアーロ様。その腕を見せ付けてくれます。

おっしゃるように出始めだったCVTは弱いし、バブルだった日本にはサンルーフ（布）の４ＷＤという、お高いクラスばかりが輸入された事もあり、本来の良さが味わえる『何でもない』グレードで程度の良い品はなかなか見つけづらい。

また、パンダのデザインの大きな特徴である下部を大きく被うガードや、ゴムスプリングのシート、OHVエンジン等が味わえる初期型になれば尚更程度の良い中古はお目にかかれますまい。

とはいえ、元々が安車。
ピッカピカで乗るも良し。
道具として使い倒しても絵になります。

が、悪い意味でフィアットらしい壊れやすさや塗装の悪さ、建て付けの悪さもやはり目につきますし、ドアは薄いし室内は簡素、元気だけど五月蝿いエンジンと安車の要素はテンコ盛り。
それがまたイイ味出しているとも言えますが……。

今から買うとしたら苦労するかも知れません。

Answer 3

内装はお金がかかっていませんがダサくはないです。乗り心地はショックが抜けてると最悪です。オートマチックは出来が悪いので止めておきましょう。四駆は特に気にするほどひどいとは思いません。電装系の故障は当たり前だと覚悟しないとつらいかも