フェラーリ 488GTB のみんなの質問

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Ferrariの458と488の違いを教えて下さい

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458は2009年発表のフェラーリ最後と思われるピニンファリーナとの協業車で、当時のフェラーリ社CEOのルカ ディ モンテゼーモロ氏が主導して企画製作されたV8ミッドシップモデル。

フェラーリ初の直噴エンジンで、12.5:1という高圧縮比によってNAエンジンにも関わらず570馬力(458スペチアーレでは圧縮比14:1で605馬力)を得たが、実は458の真骨頂はF1と同様な軽量なスカートレスピストンによって4500ccと言う大排気量にも関わらず許容回転数9000rpmを実現した事である。ボア ストロークは94mm/81mm

1380kgの軽量な全アルミ製ボディで、サスペンションも鍛造アルミ製部品で、フェラーリ伝統のフラットプレーンV8エンジン車で、ノンターボ車ならではの俊敏性が発表後10年経った今でも評価されている。

デザインの特徴はボディサイドにエンジン冷却用ダクトが無い美しいフォルムを実現している事。
「ボディサイドに通風口を開けるべきでは無い」との主張はモンテゼーモロとピニンファリーナによって指示された。
(458以降では発熱量が大きいターボ車とせざるを得ないので大きな通風口が空いている。)


一方、フェラーリ488は2015年発表の458後継モデル。
税制面で有利な3.9Lに排気量を抑えつつも、対抗モデルに対峙するため直噴ターボ化され670馬力になった。

圧縮比はターボエンジンにも関わらずシリンダー内ガソリン噴射の蒸発潜熱によって9.6:1という高圧縮比を実現している。IHI製のツインスクロールタービンはラグタイムが極少で、レスポンスが優れており488のターボエンジンに不満を示すオーナーは非常に少ない。

しかし一部のマニアからは、「488は大馬力化されたがピストンは458の様なスカートレス形状ではなくマセラティと共用した一般的な形状で質量が嵩んだために許容回転数は8000rpmに抑えられている」と指摘されている。


当時のCEOはFCAから任命されたセルジオ マルキオンネに交代したが、シリンダーブロックをマセラティを始めとする車種と共用化を図った。
フェラーリ488のF154CBのエンジンブロックはマセラティクアトロポルテやフェラーリカリフォルニアTのボア径である86.5mm。(458は94mm)ストロークは83mm(458は81mm)

デザインはフラビオ マンツォーニ率いるフェラーリスタイリングセンターに任せる事で利益面の見直しを図った。

フェラーリのマラネロ工場の製造キャパシティは年間二万台だったが一万台に抑えて丁寧な車作りを心掛けた。(モンテゼーモロ時代は七千台)

なお、488は既に生産完了モデルで後継モデルはフェラーリF8に移行しているが、F8のハイブリッドモデルとも言えるSF90ストラダーレも発表されている。

今後SF90によって得られた技術情報とバッテリーの効率化&低コスト化によって、フェラーリのV8シリーズモデルはPHEVのラインナップが強化されてゆく。

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