ダイハツ ブーン のみんなの質問

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WRCのカテゴリ区分

WRC初心者です。
WRCには改造範囲と排気量でクラス区分が決められているということを聞いたのですが、一般的に『WRC優勝』などと言われている、スバルや三菱が最近まで参加していたようなWRカーのクラスはなんというクラスなのでしょうか?また、現在スバルが参加しているPWRCなんかもこれらのクラスのうちの一つという解釈は合っているのでしょうか?SUPERGTでいうところのGT500とGT300のような関係なのかと解釈したのですが・・・

また、『かつて三菱はグループAにこだわりWRカーへの移行が遅れた』などということを目にしたのですが、これはかつてグループA規定に沿って行われていたが、97年より同一クラスでのWRカーの使用も認められ、それが次第にグループAを飲み込んでいく中、三菱は最後まで粘ったという解釈でOKでしょうか?

補足

なるほど。つまりWRC⊃PWRCという解釈でOKですね。 しかし、何故A8クラスばかりが有名なのでしょうか?SUPERGTではGT500とGT300でそれぞれ優勝者が分かれていますが、WRCの場合、単に『WRC優勝』といえば必然的にA8クラスのことを指していますよね・・・・8クラスあれば優勝者も8人いるはずだと思うのですが、WRCの日本語公式HPにもA8クラスのことしか書いてありませんし・・・他のクラスはあまり盛り上がっていないのでしょうか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

基本のクラス区分は改造範囲が広いグループAと改造範囲の狭いグループNに区分されそこから更に排気量によって細かく区分されます。
総合優勝を狙ってるWRカーはグループA規定・2LターボのA8に区分されます。
WRカーの特徴としては通常のグループAよりも改造範囲が広く、駆動方式の変更(二駆→四駆)、ターボの取り付け、同一メーカーのエンジンスワップ、空力いじりまくりのワイドボディ(全長により車幅が変わる)、セミATなど多岐にわたります。ただ、エンジンの取り付け位置やサスペンション形式の変更の制限、リストリクターで300馬力くらいに押さえる、使うパーツはホモロゲを取らないといけないなど基本的はグループAと一緒ですね。ただ、車の進化とコストのバランスからかWRカーに代表されるキットカーは競技車両の完成状態でもホモロゲを取る必要があり、その後の仕様変更(VO)が10項目までと制限され、デビューからいきなりハイパフォーマンスでないといけないので開発はかなり重要です。なのでWRカーの場合新車発表がシーズン始まってからなんてのはざらにあります。
同系列の車としては2LNA・四駆のS2000(A7)、1.6LNA・FFのS1600(A6)、1.4~2LNA二駆のR規定(A5/6/7)があります。これらの車はワンオフが許されておらず、WRカーはパーツ20台分製作しろとか、S1600は10万ドル以下で売れとかいうレギュレーションが存在します。
PWRCについては日本語に直すとプロダクションカー世界ラリー選手権となります。これはノーマルに近いグループN規定の車でやりなさいよというものです。Pに参加できるのはランサーやインプレッサなどの2LターボのN4だけだったのですが、最近レギュレーション変更により性能が似たり寄ったりのS2000もPのノミネートが可能になりました。が、今年のレギュレーション変更でS2000の選手権(SWRC)が立ち上がったのでまたPはランサーとインプレッサのタイマンとなりました。

>>SUPERGTでいうところのGT500とGT300のような関係なのかと解釈したのですが・・・
これは間違いです。GTとS耐くらいの開きがあります。

三菱についてはだいたいそれであってますが、もっと早い段階から拠点を岡崎からヨーロッパに移していればWRカーの開発もすんなりいったのかなと思います。優勝はないにしても撤退後のほうがよく走ってましたからねランサーWRC2005は。


>補足について
それは総合優勝とクラス優勝の違いですね。公式HPのリザルトを見ると上のほうにいるのはのはWRカーなんでそうなるかもしれません。ただ表彰式はちゃんとクラス優勝もやってくれます。おととしのラリージャパンではダイハツブーンがN1クラス優勝したのでダイハツでも「クラス優勝しました~」ってやってましたよHPで。
年間のタイトルになるとメインはWRカーでPもS1600もS2000も全戦参加ではない(10戦程度、イベントが指定される事もあるが、参加者が任意で選べる場合もある)のであまり目立たないのが現実です。でもスカパーの中継では上記の主要クラスはちらっと教えてくれます。

質問者からのお礼コメント

2010.2.26 17:34

なるほど。よく理解できました。ありがとうございます。WRCは一般道を走ったりと、サーキットのレースにはないこと尽くしで面白いですね。
他の回答者の方々もありがとうございました。

その他の回答 (2件)

  • クラス分けと言う事でしたら
    WRカー:A8クラス 2000cc以上の改造範囲が広い車
    PCWRC:N4クラス 2000cc以上の改造範囲が狭い車
    と言う感じです。SuperGTは2クラスですが、国際ラリーは8クラス(Gr.AかGr.Nか、排気量はどれ位か)あります。

    三菱に関しては下の方が仰るとおり、エボVIまでは「市販車に近いから」Gr.Aに拘り続け、WRカーの研究をあまりしていなかったのが原因です。
    でも2004年に復活→休止、2005年にフル参戦後に撤退したのは、レベルが低い……と言うのも否定出来ませんが、リコール問題で業績不振となり、三菱3グループ(銀行・商事・重工だったかと)から足蹴にされたのが原因です……。

    補足に関して
    基本的に「クラス優勝」と言うのが微妙ですね……。一応「世界選手権」ですので、一番速かった選手がチャンピョンになります。
    でもそうなると、各クラス参戦者から不満が来るのは事実です。そこで登場したのが
    ・プロダクションカー世界ラリー選手権(PCWRC):Gr.N王者
    ・ジュニア世界ラリー選手権(JWRC):28歳以下のSuper1600、R2、R3王者
    ・Super2000世界ラリー選手権(SWRC):Super2000王者
    と言う、併催カテゴリーです。WRC総合優勝は無理でも、各カテゴリーで優勝して世界チャンピョンと言い張れます。
    盛り上がりですが、JWRCは正直……。PCWRCとSWRCは盛り上がってますよ。

  • WRカーはそもそもスバルや三菱のような2リッターターボ+4WDのベース車を持たないメーカーでも、総合優勝を狙えるようなマシンが造れるように設けられた、というのが基本です。

    グループA同様年産2500台のベース車でホモロゲーションを取り、ターボ化や4WD化を行うことでマシンが出来上がります。
    プジョー206やシュコダ・オクタビアなどは、正にこの恩恵を受けて誕生したラリーカーです。

    PWRCクラスのインプレッサやランエボはグループNです。
    グループAよりも改造範囲の狭いクラスで、リストリクターによりエンジンはノーマル以下のパワーしかありません。

    三菱ランサーがグループAだったのは、単にWRカー化の波に乗り遅れたわけではなく、あくまでも市販車ベースであるグループAにこだわり続けたためです。
    事実00年まではチャンピオン争いで一歩も引けを取らず、トミ・マキネンは4年連続ドライバーズタイトルを獲得しています。
    しかし、それゆえに02年以降のWRカーは満足な開発も出来ず、衰退してしまいました。

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