アウディ A7 スポーツバック のみんなの質問

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なぜトヨタ自動車は水素自動車を作るのでしょうか。

やはりこれから流行るのはEVじゃないでしょうか。

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ベストアンサーに選ばれた回答

EV普及の限界は、給電時間や車両価格よりも、電気の供給量という指摘があります。今年の冬、日本では供給に対して99%まで需要がひっ迫しました。アメリカのテキサスでも、100%を超えて停電しましたね。
もし、日本で走っている車の10%がEVだったら、給電不能で動かなくなった車が出たでしょう。ユーロでも自国で100%電気をまかなえているのはフランスだけです。途上国になれば、もっと電力事情は悪いです。

では、どんどん原発を作れるか?と言えば、無理だろうし、火力じゃCO2排出量プラスになってしまう。かといって再エネじゃ高額な上、供給力が不安定。なのに、EVはこれから普及すると言っている人のほとんどが、この難題の解決方法に言及していません。ただ、自動車メーカーの経営者は気が付いています。

FCVは自分で発電します。しかもガソリンで発電するPHVやe-powerと違って、CO2を出さない。つまり、電力供給を増やさなくても、カーボンニュートラルを解決できるという事です。

水素製造の技術は2014年の炭素繊維による技術革新から、飛躍的に向上し始めていて、来年度には、太陽光発電で水を電気分解して水素を取り出す、家庭向け燃料電池がオーストラリアの企業から発売されます。太陽光発電は昼間しか出来ないので、余剰電力で水素を作り、それを置換して夜電気にするのですが、その技術を大型化すれば、自動車供給だった可能になります。
GSの屋根を全部太陽光パネルにして水素作ればいい。
日本でも、Hydrogen Technologyというベンチャー企業によって、水から簡単に水素を生成し、輸送できるシステムが確立されつつあります。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4b6df8c6be85989ab56a7f7de0b71881d56c35c0

https://eh-tech.co.jp/factory/

意外にFCVって捨てたもんじゃ無いんです。なので、2年前位からEUでも注目度が増していて、プロトタイプを作るメーカーが増えてます。トヨタが技術を公開してますからね。ルノー・日産・三菱アライアンスは、EV力入れるふりして、ちゃっかりFCVも作っていて、パリの郵便配達車はルノー製のFCVだったりします。
非産油国には、EVよりむしろ可能性があるかもしれませんね。

ちなみに、EVにはEVスタンドの故障と盗難という見逃せないトラブルもあります。日本でもEVスタンドの故障は多い。EVユーザー用に全国のEVスタンドが分かるアプリがあるのですが、故障しているスタンドを見つける事が珍しくない。道の駅だとかなり良くある。ディーラーですら故障があるから、まだ、高圧電力に対して、小型化そのものに負荷が大きいのかも知れません。フランスは日本より台数がたくさんありますが、3分の1が故障中とも言われています。
また、イギリスやアメリカ、特に中国ではEVスタンドのケーブルだったり本体そのものの盗難があって、中国では製造メーカーが盗賊団から安く買い戻し、同じ物を設置しているから、全然数が増えないなんてジョークがあるほど。

それにリサイクルの問題も見逃せない。
電池のリサイクル技術も確立していないから、メーカーの廃棄費用がバカにならない。保証つけて、無償交換になったら利益はパー。保証無ければ今のところ80万以上するから、リセールバリューが悪くなって、ユーザー側もがっかりする。普及すれば安くなると言われていたのに、電池がEVだけでなく、他の分野でも必要になってきてるもんだから、特に希少金属は取り合いになり、コストはむしろ上がっていて価格が下がる気配が無い。何しろ、EVは車両の廃棄までに、1台当たり大型の電池を2つ以上消費しますから。
結構EVって克服できてないデメリットが残っているのに、見切り発車されてるんですよね。

その点FCVならピュアEVより電池が小さくて済む。e-powerは電池交換が必要ないと言っているから、FCVも交換の必要が無いか、あってもピュアEVよりは大夫安く済むはず。廃棄費用も抑えられるでしょうしね。車体も軽くなるから、道路やタイヤなど、周辺フィールドへの環境も良くなる。割とEVの欠点を補えてます。

私はPHEV買いましたが、友人にはモーターの走りが気に入っても、ピュアEVだけは買うなって言ってます。ピュアEVはあと5年様子を見たいですね。

質問者からのお礼コメント

2021.2.28 10:09

納得が行きました。ありがとうございます

その他の回答 (11件)

  • トヨタクラスになると水素自動車だけでなく、EVもハイブリッドもできるんです。
    現在、EVだけに投資を集中する必要はありません。

  • 天然ガスが採れる国であれば、副産物として精製される水素をエネルギー源とするなら採算とれるが取れるのでしょうけど、初代MIRAIが販売開始時に水素燃料をガソリン換算してリッター13kmとありましたし、この前二世代目の新型MIRAIがクルマ情報番組でガソリン換算したら、リッター12.9km(撮影スタッフや機材を含んで、加速性能もテストしての燃費ですが)だったかな?
    まぁガソリン価格も水素燃料価格も当時と今とで、違いはあると思いますが。
    なので、まだクラウンHVの方が燃費が良いでしょうからね。
    そうした意味も有って、トヨタは次期クラウンはセダン廃止論が出たのかも?知れませんがね。

    とはいえ欧州では、先進国の乗用車はEVに、商業輸送車がFCVへ取って変わると言われてますからね。

    トヨタもセブン&アイ・ホールディングスとタッグして、配送車をFCVへ代えていく計画ですから、迷走中?過渡期なのでしょうね。

  • ガソリン臭くて、燃費が悪くて、音がいっぱい出て、野性味溢れた車を乗りたいトヨタの社長がそれを作るのは多分行政が圧力をかけているからね。しょうが無いよ。あのミサイルも豊田さんはダサいと言ってるくらいだし

  • 乗用車のEV化も水素自動車へ移行するための過程となるかもしれないと思います。バスやトラックといった大型車のEV化は難しいので多分水素燃料になるでしょう。そうなれば水素ステーションのインフラが整備され、乗用車もEVから水素へと移行していくと思います。将来的には飛行機も水素燃料で飛ぶようになるかもしれません。
    まあトヨタという会社は、目先のことだけに囚われないで開発を進めるところがあるし、やれるだけの力もあるのだと思います。日本にもそんな世界規格の会社があることが頼もしいです。

  • トヨタは全方位の研究開発をしてます。EVについても、新型全固体電池の開発が一番進んでるのはトヨタが参加してる企業グループです。

  • EVなどより水素の方が余程環境に良いからです。
    水素に目をつけてるメーカーは流石といった所でしょう。
    EVは結局は化石燃料で電気を作ってるからエンジンと対して変わらないのに何故環境に良いと思うのでしょう。

  • 今月、ジャガー・ランドローバーは、水素燃料電池自動車にも投資する、と発表しました。
    https://www.autocar.jp/post/572816

    別の記事では、大型の車両の場合は燃料電池が有利であると、ジャガーは考えている、とも書かれていました。

    現時点では誰も、確かな将来を予測できないのです。

  • ライフサイクル全体の製品が製造されてから廃却されるまでの全体の二酸化炭素排出量と吸収量とがプラスマイナスゼロになること。
    様々な過程において、二酸化炭素を出さない、もしくは減らす、発生した二酸化炭素を回収・再利用する活動を進めなければなりません。

    そこにはクリーンなエネルギーが必要

    重要な役割を果たすのが “水素”

    メリット
    ①太陽光や風力など再生可能エネルギーは自然に左右され、発電の変動が大きい。
    水素は貯める・運ぶことができるので、その地域の需要に合った最適なエネルギー社会を構築することが可能。

    ②二酸化炭素ゼロ!!(一切発生しない)

    ③多様な素材(エネルギー)から生成可能
    ・石油・天然ガスなど化石燃料から
    ・化学工場の副産物として
    ・下水汚泥や褐炭のような利用価値のない資源からも製造できる
    ・水を電気分解して取り出すことが可能

    ④電気自動車は充電に時間がかかる
    水素充填は3分で完了します。

  • 可能性として水素自動車の普及も考えられるからです。
    次世代はEV車とは思いますが、その次世代は水素自動車と言う事もあるんだなと思いますよ。
    個人的には50年先以降の長期スパンを見ているんだなと感じますし、その辺りがトヨタ自動車という会社の素晴らしさだと思います。
    普通の会社では出来ないと思うんですよね。

  • 資本金もあるし開発費も多くある。
    電気自動車一本に開発を絞るのはおろかですよ
    トヨタは、電気自動車も開発してる。
    電気自動車は、発電容量が不足しているのが大きなネック
    日本でも原発10基分は足りないよ
    途上国なら尚更発電所不足なんだよ

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