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お気軽だけどマジで乗って楽しい! ドラテク磨きにぴったりなクルマ5選

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お気軽だけどマジで乗って楽しい! ドラテク磨きにぴったりなクルマ5選

買って後悔しない「草レース」ベース車両とは

 マイカーで気軽にエントリーできるうえ、カスタムの自由度も魅力の草レース。サンデーレースとも呼ばれ、幅広い層が楽しんでいる。そこで、軽自動車/コンパクトカー/2Lとクラス別に、今から買って後悔しないベース車両を考えてみたい。絶対的な速さだけじゃなく維持費、将来性まで含めると意外なクルマが候補になることも?

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クルマ選びもチューニングも自由度が高い!

 全国のサーキットで毎週のように開催されている草レース。いわゆるJAF公認という格式があるワケじゃないものの、クルマ選びやチューニングの自由度は大きな魅力だ。内容もレギュレーションが公認レース並みに整備されたモノから、いい意味でのレース「ごっこ」まで選び放題といえる。

 今回は全国的に人気の高い軽自動車、1.5Lまでのコンパクトカー、2Lクラスで新しめの車種をメインに、戦闘力の高いクルマはどれか考えてみよう。

【軽自動車クラス】実用性と走行性能がちょうどいい

ダイハツ・ミラ(L275型)

 まずは軽自動車から。ターゲットとなるのは新規格NAだけのレース「東北660選手権」だ。始まった2011年はHA23型のスズキ・アルトが大半という状況だったが、年が経過し程度のいい中古車はほとんどなくなった。さらにライバルのダイハツ勢もどんどん開発が進んできた。今から作るならベース車の見つけやすさと価格、パーツの多さやセッティングの熟成度からL275型のダイハツ・ミラを勧めたい。以前は重心が高いので横転しやすいとか、ホイールベースが長く曲がらないと言われたが、トルクフルなエンジンに新しいがゆえに高いボディ剛性、長いホイールベースを逆手に取った高速安定性などなど、素材としての弱点はなくチューニングパーツも豊富に揃っている。

スズキ・アルト(HA36)

 またHA36型のアルトも現時点で新車で買える唯一のNAがあり、近い将来は間違いなくレースで主役の座を射止めるはず。過給機付きのクラスでもワークスとターボRSを擁するHA36型は強く、通勤や通学にも使うケースが多い草レースでは利便性の高い5ドアも武器だ。

【1.5Lクラス】実は戦闘力が高いBセグハッチ

スズキ・スイフトスポーツ(ZC32S)

 続いては普通車のコンパクトカー。昔はシビックやレビン&トレノの1.6Lが百花繚乱だったが、現在は1.5Lを中心に各メーカーが走りの楽しいMT車をラインアップしている。ただし現行型のスイフトスポーツは別格の速さなので、それはあえて省くことを了承してもらいたい。

 まずはスイフトでも旧モデルのZC32S型をオススメする。旧々モデルのZC31S型とエンジン型式こそ同じながら、可変吸気システムを始め各部をブラッシュアップ。出力は125psから136psに高められた。さらにトルクは1kg-m以上アップしボディも軽量化するなど、中古車の価格や使い勝手を含めるとベストではないだろうか。

トヨタ・ヴィッツ(NCP131)

 運よく見つかればという前提にはなるけれど、NCP131型ヴィッツのレース車両もコスパが高い。何しろロールケージや足まわりにひと通り手が入っており、セッティングのデータや走らせ方のノウハウも豊富。公認レースの主役は新たにデビューしたヤリスへ移行したので、中古車の価格が下がるであろうこともオススメする理由のひとつだ。

【2Lクラス】タマ数とカスタマイズの選択肢が豊富

トヨタ86&BRZ(ZN6/ZC6)

 最後の2Lクラスなら断然86&BRZだろう。スポーツカーとしては久々の大ヒットを記録したうえ、生産された期間も2012~2021年と長くタマ数が豊富。しかもアフターパーツ業界がこぞって開発したおかげで、チューニングパーツは選び放題でカスタムされた中古車が多い。昔の主力マシンだったシルビア&180SXやスカイライン、RX-7らは、もはや異常といえるレベルで値上がりしている。年式的に劣化も少なく純正パーツの欠品もない86&BRZを選ぶほうが賢い選択だ。金銭的にはモチロン「壊れたらどうしよう?」という精神的な不安からも解放されるはず。

 チューニングの方向性も多様で、公認レースのようにノーマルエンジンにこだわってもいいし、ターボやスーパーチャージャーの過給機で武装するのも、NAのまま排気量をアップするメニューまで用意されている。そのうえ86もBRZも2代目へとモデルチェンジを果たし発売間近だ。中古車の価格は下がると予想する。前期モデルなら現時点で100万円を切っているケースもあり、同じ2LでもWRXなど4WDターボを別クラスと考えれば、もはや86&BRZ一択と言って差し支えないだろう。

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みんなのコメント

4件
  • この記事の趣旨とは違うけれど、
    マニュアルの軽貨物で荷重移動の練習もアリ。
  • JAF戦のロドスタレースに数選だけ出たなぁ~
    でもその為に散々サーキットの走行枠で練習した懐かしい思い出
    パワーの無いロドスタで4速ノーブレーキで高速コーナーに入っていく恐怖よ・・・
    今思い出せば楽しい思い出ですけどね
    ワンメイクレースは本当に楽しいですよ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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