フォルクスワーゲン ゴルフ (ハッチバック) 「操作感も軽いタッチになり、快適性が増した...」のユーザーレビュー

操作感も軽いタッチになり、快適性が増した...

2006.2.24

総評

操作感も軽いタッチになり、快適性が増した分、どうも個性が薄まったというか、国産車と変わらなくなったといった印象は否めず、妻もそのように言います。
　操作するときもガチッと硬く、無骨な感じで、低速だとゴツゴツするけど７０キロ過ぎたあたりからフラットになって、長距離、高速だと快適だった以前の車が懐かしく感じることもありますし、いろいろ不満な面も書きましたが、私が期待する安全性も含めた走りの部分はとても良くなっていると感じられるし、多くの方にお勧めできると思います。

満足している点

３ワゴン（１０年余り所有）からの買い換えですので、前車との比較になりますが、1500キロ走行時点です。
１　スムーズな６速ＡＴとトルクのあるエンジン
　前車より車重量が150 キロ以上増加しているはずなのに、速いしなめらかに加速してくれます。１００キロ＋？キロの巡行での安定感はそんなに変わらないと思いますが、静粛性は格段に向上しており、最初の頃ガサツに感じたエンジン音も千キロ超えたあたりから気にならなくなり、日常速度域では随分快適で、燃費も以前より良くなりました。
２　音の良い純正オーディオとこれなら壊れないだろうと思われるＰＷ
　３は静かな車ではなかったため（決して不快ではなかったのですが）、オーディオの音質を気にするレベルになかったのですが、これは綺麗に聴こえます。また、故障に悩まされたＰＷもこれはＯＫかと・・（指摘されているようにドアミラーの収納がアウトになると思いますが・・）
３　低速での乗り心地は大幅に改善されており、充実した安全装備は相変わらずで、しっかり感、安定感はちゃんと受け継がれています。

不満な点

１　快適性と相反する部分ですが、車を操っているという気分が薄まったような・・路面の状況もハンドルに伝わりにくくなったような気がします。
２　赤と青のメーターが私には×です。イルミネーションとしてはいいのかもしれないけど、５０を目前にした私の目にはちょっと辛く、特にスピードメーターは８０キロまでは目盛が細かいため、余計見にくく感じます。
３　シートベルトの材質が薄くなったためか、一人乗車の際の右カーブで遊んでいる助手席のシートベルトの金具が内張りにぶつかって安っぽい音をたてます。（そのため、助手席にだれもいなくてもシートベルト常時着用になっていますが。）
４　ブレーキが典型的なカックンブレーキなのが気にいりません。（これだけは直して欲しい。）
　　本国でも同じ仕様なのか尋ねてみたいところで、効きは良いのですが、やっぱり踏力に応じて効く方が好きですね。いつも加減しながらブレーキを踏　む癖をつけさせるからブレーキアシストなんかが必要になるんだと個人的に　は思っています。
５　特に不安なわけではないのですが、ＡＴのＮ→Ｄがブレーキ踏まなくても可能になったのは、安全面からはいかがなものかと。

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験