フォルクスワーゲン ゴルフ (ハッチバック) 専門家レビュー・評価一覧

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フォルクスワーゲン ゴルフ (ハッチバック) 新型・現行モデル
5 件中 1~5件を表示

※掲載内容は執筆日時点の情報です。

  • 西村 直人
    西村 直人(著者の記事一覧
    交通コメンテーター
    評価

    5

    デザイン
    3
    走行性能
    4
    乗り心地
    5
    積載性
    5
    燃費
    5
    価格
    5

    実用車としての原点回帰

    2025.2.26

    年式
    2024年9月〜モデル
    総評
    8代目のゴルフがマイナーチェンジを行い「8.5」になった。ハッチバックボディとステーションワゴンボディ(バリアント)の2タイプ構成は変わらずだが、パワートレーンを変更した。直列3気筒1.0Lターボが整理され、通常モデルは直列4気筒1.5Lターボ+マイルドハイブリッドのみとした。その1.5Lは出力違いをグレード別に搭載する。乗り味はベーシックグレードが洗練されていてマイルド。「R-Line」のほかに、スポーツグレードの「R」も日本に導入された。
    満足している点
    世界中、どんな国と地域でも扱いやすい乗り味を持っていることだ。たとえばボディサイズはハッチバックで、全長4295mm、全幅1790mm、全高1475mm。バリアントは全長とホイールベースを伸ばして積載性を向上させた。時代に合わせて衝突安全性能を高めなければならないが、全幅1800mm以下で対応しつつ、車両重量も1320kg〜に抑えた。
    不満な点
    ベーシックグレードのeTSI Active Basic、eTSI Active、eTSI Styleあたりはマイルドな乗り味ながら、R-Lineとなるとダンパー/スプリングを引き締め方向でセッティングしているため、速度域が低くなる市街地走行では硬めの乗り味に。よく解釈すればグレードごとの違いが明確だといえるが、エンジン特性が上質なだけに、足の硬さが目立ってしまう。
    デザイン
    まとまり感やボディパネルの美しさでみれば間違いなく満点の5点。しかし、人目を惹くデザインを随所に取り入れていることで、実用車らしさとスポーツモデルらしさがせめぎ合い、ちょっと窮屈に感じる。反面、インテリアでは12.9インチの大型タッチスクリーンがドンと構え、スッキリとした。また、ステアリングスイッチは「R」を除き物理スイッチに戻すなど、市場の声もしっかり反映している。

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  • 西川 昇吾
    西川 昇吾(著者の記事一覧
    自動車ジャーナリスト
    評価

    4

    デザイン
    4
    走行性能
    3
    乗り心地
    3
    積載性
    5
    燃費
    4
    価格
    2

    みんなにオススメできるゴルフが帰ってきた

    2025.2.26

    年式
    2024年9月〜モデル
    総評
    「Cセグメントハッチバックの世界基準」と言われることの多いゴルフは、それだけに厳しい目で見られがち。ただ今回のマイルドハイブリッドのパワートレインは、改良でよくなった。が、減速時にシームレスさがあればもっと高評価だろう。またステアリングスイッチに物理ボタンが採用され、ナビも使いやすいインターフェースとなったのが大きい。もちろんメカニズム的にも進化した点は多く、グレードやパワートレインも複数あり、自身のカーライフによって選択肢が増えたのも嬉しいポイント。
    満足している点
    改良で嬉しいポイントがステアリングに物理ボタンが戻ってきたこと、そしてナビが使いやすいインターフェースとなったこと。この変更により、実用車としてオススメできるゴルフが戻ってきた印象だ。また、パワステのフィーリングも初期型に比べたらかなりよく、タイヤからのインフォメーションを得やすくなった。
    不満な点
    改良でだいぶ良くなったが、マイルドハイブリッドは減速時にシームレスさに欠けると感じてしまう。回生ブレーキの強弱が一定でないような印象だ。また、Rラインは低扁平のタイヤを装着しているためか、乗り心地に角がある印象。グレードやパワートレインによってオススメ度が異なってくるのが難しい。
    デザイン
    LED灯火類のデザイン処理で先進的なイメージを持たせつつも、長く親しめそうなゴルフらしいデザインは魅力的。実にほどよいバランスで成り立っている。また、RラインやGTIなどのスポーティな雰囲気を纏ったグレードも存在するが、シンプルでプレーンなベースがあるからこそ、高性能な雰囲気が映えるエアロパーツとなっている。

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  • 西村 直人
    西村 直人(著者の記事一覧
    交通コメンテーター
    評価

    3

    デザイン
    4
    走行性能
    4
    乗り心地
    3
    積載性
    4
    燃費
    4
    価格
    3

    マイルドハイブリッドシステムを得た8代目

    2022.7.21

    年式
    2021年6月〜モデル
    総評
    ゴルフ伝統の広いキャビンとボディのコンパクト化、シンプルな内外装デザイン、優れた先進安全技術と内燃機関における電動化がトピックだ。また、日本市場でも優れた実用燃費によるランニングコストの安さも魅力だ。一転、ロジックコントロール式やタッチ式に改められたエアコンやオーディオ関連のスイッチに戸惑いを覚えるかもしれないが、運転中のブラインドタッチが考慮された設計だけに、次第に慣れる。やはりゴルフは最高の移動手段である。
    満足している点
    デザイン、使い勝手、走行性能と、どの角度から切り取っても最高の道具として役割を果たす。国産同クラスではたとえばカローラのハッチバックモデルであるカローラ・スポーツが競合車種になるが、価格差があるとはいえ、日常走行での使い勝手ではゴルフがカローラを上回る点もある。実用燃費にしてもゴルフは高い実力をもつ。
    不満な点
    フォルクスワーゲンは数多くのモデルにDSGと呼ばれるデュアルクラッチトランスミッションを組み合わせている。搭載エンジンのトルクが250Nm以下の場合は乾式クラッチ、それ以上では湿式クラッチを搭載することを原則としている。その湿式クラッチに課題があるとされ、一部のユーザーから改善を望む声が上がっている。該当モデルを入手される場合は、事前に確認されることをお勧めする。
    デザイン
    1974年に登場した初代ゴルフから47年間、一貫しているハッチバックスタイル。8代目となって部分的に洗練させながら、基本はこの路線を踏襲した。どこから見てもゴルフとわかるアイコン的なデザインに仕上がったといえる。7代目と比較して全幅は1790mmと−10mm、全高では1475mmで−5mm、ホイールベースにしても2620mmなので−15mmと数値にすれば僅かに小型化されたが、伸びやかになったように感じられる。

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  • 伊藤 梓
    伊藤 梓(著者の記事一覧
    自動車ジャーナリスト
    評価

    5

    デザイン
    4
    走行性能
    5
    乗り心地
    4
    積載性
    4
    燃費
    4
    価格
    4

    一生に一度は乗っておきたいクルマ

    2021.3.27

    年式
    2013年4月〜モデル
    総評
    毎日触れるたびに、ゴルフの良さを実感しつつ、いつの間にか日常に溶け込んでいる。ゴルフを所有していると、なんとなく自分の生活の質も少しずつ向上していくような気がするから不思議だ。どんな人も馴染むモデルなので、初心者の時に買ってもいいし、家族ができてから買ってもいいし、定年後に買ってもいい。いつでも始められるし、どんなライフステージにでも似合うのがゴルフの良いところ。
    満足している点
    「自動車というプロダクトとしての良さ」をしっかり感じられるゴルフ。これまで日本車にずっと乗り続けてきた人が、「もうワンランク上のクルマに乗ってみたい」と思った時に、ゴルフはベストモデルになるはずだ。誰が乗っても、そのがっしりしたボディ剛性や運転した時のコントロール性の高さにハッとするようなモデルになっていると思う。
    不満な点
    シンプルで実直すぎるがゆえに、色気のようなものは感じられない。こざっぱりとしていて、オーナーに媚びてこないので、ある意味その方が気楽に毎日乗れるのかなと思う。悪く言えば、個性があまりないので、愛着は湧きづらいモデルかもしれない。
    デザイン
    シンプルでクリーン。ゴルフというクルマの立ち位置をエクステリアで表すかのように、余計なものを感じさせないデザインになっている。個性が強すぎないデザインなので、男性でも女性でも、誰が乗ってもすっきりと馴染むようになっているところが◯。

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  • 伊達 軍曹
    伊達 軍曹(著者の記事一覧
    自動車ジャーナリスト
    評価

    4

    デザイン
    4
    走行性能
    5
    乗り心地
    4
    積載性
    4
    燃費
    4
    価格
    4

    モデル末期の今なおハッチバックのメートル原器

    2021.3.11

    年式
    2013年4月〜モデル
    総評
    モデルライフの超末期であるため、「新型の登場を待つ」というのもひとつの手です。しかし普通に使う分には現行型(ゴルフ7)でも何ら問題ないというか、むしろ素晴らしい車です。もしも大きめな値引き等が伴うなら、あえてこの型を買うのも賢い選択でしょう。
    満足している点
    正確無比なハンドリング性能と、実用回転域できわめて力強いエンジン、スムーズに使える先進運転支援システム、いまだ色褪せないデザイン性の高さなど、この車の美点は枚挙にいとまがありません。
    不満な点
    正確な時期は未発表ですが、おそらく2021年の半ばには新型ゴルフが発売され、いわゆる「型遅れ」になってしまうのは、どうでもいいことだとはいえ、やはり少々気になります。
    デザイン
    2021年3月時点で先行予約が始まっている次期型ゴルフと見比べると、約8年前に登場した現行型(ゴルフ7)はさすがにやや古くも見えます。しかしゴルフ7を単体で見れば、内外装ともに古さを感じることはほとんどなく、ややギラギラ系となる次期型より好印象と感じる可能性すらあるでしょう。

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