フォルクスワーゲン ゴルフ (ハッチバック) 「やはり試乗をしてみないと分からないもので...」のユーザーレビュー

やはり試乗をしてみないと分からないもので...

2005.3.26

総評

やはり試乗をしてみないと分からないものですね。ちょっと落胆する結果となりました。自動車雑誌は欠点が見当たらないとこぞって絶賛ですが、「不満な点」で指摘したように他車と比較して欠点、あるいは違和感を感じる部分を報告する義務があるのでは？と感じました。２００kmでアウトバーンを飛ばしたり、箱根で横Gかけまくったりすると光るのかもしれませんが一般道の試乗でちょっと飛ばした限りでは雑誌のテスターが絶賛するほどのモノを感じることができませんでした。でも外装の高品質感はさすがだと思います。水性塗料の塗膜のクオリティーもすばらしいし。エンジンの圧縮比の低いターボモデルだと印象がかなり違うかもしれません。

満足している点

①５代目ゴルフの最大のトピックはずばりシートの出来だと思う。先代までの座面が小さくシートバックの印象がホックリした座りごこちのシートとは一転して、骨格が極めてしっかりしたシートになった。座面の幅は小さめだがサイドサポートと座面の長さのバランスがGOOD。ランバーサポートの張り具合は満点に近い。腰痛持ちの皆さん！これだけでもゴルフを買う価値がありますよ！シートバックのボリュームとホールド感が肩の高さまでしっかり確保されておりアルファロメオのシートのお株を奪う勢い。
②アイシン製の6ATはやはり絶品。アクセルを踏み込んだままでシフトアップしてもまったくもたつかずスパッとシフトアップする。トルコンATのマニュアルモードにとって一番苦手な状況だがアイシンの６ATだけは難なくこなす。素晴らしい！
③NAVIの設置位置がまともになった。しかも社外品に容易に取り替えられるようなインパネのディテールとなっている。これは良い！
④サスペンション・ダンパーの容量の大きさを常に感じることができて、走りが上質に感じるところ。

不満な点

①FSIエンジン。圧縮比11.5がもたらす弊害大。なぜにこれほどガサツなのか？。「トルク出してるんだから文句言うなよ？」といわんばかりのふてぶてしさ。国産の直噴エンジンも同様の問題をかかえるがVWのほうがひどいと思う。デリカシーのかけらもなし。回転を上げてもスッキリする領域がないのが辛い。「実用車だからこれでいいのだ」という主張と「３００万だしてこれかよ」という不満が頭の中で無限のループをし始める。
②ブレーキ。典型的なカックンブレーキ。運転のリズムがつかめません。。。制動テストをすれば良い成績を納めそうだが。。。。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験