フォルクスワーゲン ゴルフ (ハッチバック) 「ゴルフⅤ　E　からの乗り換えです」のユーザーレビュー

ゴルフⅤ　E　からの乗り換えです

2017.3.28

総評

DSGの1速が使いずらい点を除けば、2速から静かに踏み込めば変速もスムーズかつ充分な加速を味わえます。

ハンドリングも非常のナチュラルで思ったほうへ思った通りに曲がってくれます。

基本性能は非常に充実しているので、細かい短所を忘れるほど運転するのが楽しい、そんな車です。

満足している点

ACCは中・長距離運転だけでは無く、街中の渋滞時にもドライバーの負担を軽減してくれます。

インテリアの質感はⅤから乗り換えると非常に上がっているのを感じますが、大衆車のベンチマークらしく必要以上に奢った材料は使われていないようで好感が持てます。

パッケージも進化しているようで後席の座面の角度が若干深くなって、全席の下にも足先が入りやすく見た目以上に余裕があります。

高級車のようにリヤのアームレストにドリンクホルダーが装備され非常に使いやすいです。

不満な点

DSGの1速の時間が非常に短く、クラッチを労わる気持ちが勝って2速へ入るまではアクセルを踏み込むのを躊躇してしまいます。

ACCは前車が急角度で曲がったり（消える）、レーンチェンジをすると、もう一台前を前車と勘違いするのか、追いつこうと急加速する場合があり少し怖い思いをします。

バックカメラに表示されるガイドはかなり余裕を持った位置に表示されるようで、狭い駐車場などでは結局目視で駐車することになります。

サイドミラーの意匠が外側に向けてかなり尖っている（車幅が大きくなった要因のひとつでは無いでしょうか）のでミラーを畳まないと、狭いスペースに駐車するのに慣れるまで苦労します。

三角窓は要りません。ピラーが増えて死角が増えました。

ピアノブラックと呼ばれる内装はすぐ指紋だらけになってしまします。

デザイン

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走行性能

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初めてのDSGですが変速の速さはと滑らかさは想像以上です。

パドルシフトを使ったシフトチェンジでははDSGの滑らかさを更に感じられます。

1.4LのエンジンはターボとDSGのチューニングの恩恵か、静かですが2L並みにパワフルに感じます。大袈裟ですがゴルフⅤと比べるとまるで「魔法の絨毯」のような乗り心地で、ちょっと落ち着かないくらいです。

ただ2速から深く踏み込むと往年のドッカンターボのような加速をみせます。待ち乗りでは一番使う２・３速でのこの挙動はまだなじめません。

ノーマル・エコ・スポーツ　各モードが選べますが町乗りではエコで必要充分です。

あまり速度を上げる運転はしていませんが、ステアリングの入力に素直に反応する動きは正に”オンザレール”です。古い世代の車のように、挙動を先読みするような運転は全く必要ありません。

多少ペースを上げてカーブに突入してもマルチリンクの恩恵か、かなりの粘り腰です。

ブレーキは欧州車らしく低速ではカックンブレーキですが中・低速では非常にしっかり・しっとり止まってくれます。

乗り心地

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舗装路メインですが、年度末で工事中のでこぼこも走りました。どこを走っても、どっしりした入力で非常に安定感があります。ロードノイズも車内にあまり入ってきません。というか静かです。（ゴルフⅤ比）

積載性

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標準のラゲッジボードは取り付け位置が高く、積載容量がスポイルされています。スペアタイヤとの間に無駄な空間があるので、取り付け位置をもう少し低くして積載容量増やして欲しいです。

グローブボックスは上から三分の一近くDiscoverProでメディアを再生する機器とETCに占領されていて、車検証と取説の入ったファイルを入れたら他に何も入りません。

基本の積載容積はゴルフⅤと変わっていないようですが、装備が邪魔をしている気がします。

燃費

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納車1週間で高速は走っていません。比較的渋滞する土日を中心に街中メインで走りましたが10km/Lはキープしています。

価格

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故障経験

納車1週間なのでまだありません。