トヨタ ヴィッツ のみんなの質問

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「セカンドカーならまだしもファーストカーで軽はあまりよくない」
と言う方が私の周りで少し多い気がします。

また、新卒や若手の人が車を買う話でも「軽より普通車にした方が良い。せめてコンパクトカー」と言う方が多いです。

正直なところ、軽自動車はもらい事故とかされたら死亡率高いんですか。
ボディ耐性とボディの厚さとか考慮して小型の普通車がまだ有利なんですかね。

スズキやダイハツは安さ重視の代わりに安全性は高くないが、ホンダと日産は軽自動車でも衝突安全性高いんですよね。

N-WGNやルークスは予防安全評価や衝突安全性能が高評価となってる。

しかし固定概念なのか、事実なのか…軽は事故時の衝撃がコンパクトカーより大きい。だから普通車(最低でも小型普通車)が絶対良いって言ってる方が多いです。

それって当たり?

① 予防安全評価最高峰の現行のN-WGN、ルークス
② 10年落ちのヴィッツやフィット
比較して
安全評価最高峰でも「あくまで軽自動車では」だから、②の方がもっと安全なのだろうか?

現行のソリオの安全評価もBでルークスより下というデータも出てるし実際のところどうなんだろうって。

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ベストアンサーに選ばれた回答

自動車工学の研究者です。衝突安全性は、40年近い研究キャリアの中で2回ほど担当しました。

※まず、誤解が無い様に。
NASDAが実施している衝突実験=J-NCAPの試験方法詳細を見ましょう。
https://www.nasva.go.jp/mamoru/assessment_car/crackup_test.html
前突(前面衝突)は固定バリアでクルマ側を動かしてぶつけるので、ぶつける壁側の質量は関係ありません。
側突(側面衝突)に使うムービングバリア(自分からクルマにぶつかって行く障害物)は、1300㎏で統一されています。これは軽自動車も普通車も同じです。
この知恵袋では、何故か『ぶつける障害物の質量が軽自動車と普通車で違う』ということを強行に主張する一派がいますが、J-NCAPが策定されて以来、『ぶつける物体』に差をつけたことはありません。
どうしても普通車より軽自動車を『危険』としたい勢力があり、ここでもその主張を広めたいのかもしれませんが、現在のJ-NCAPの成績は、軽自動車も普通車もなく、対等に比較出来るものです。

※但し。
上述したJ-NCAPの詳細を見ても判る通り、年度によって『ぶつけ方』の条件が違います。こういう場合は総合得点でなく、特定の衝突実験毎にデータを見ると比較出来ます。
それともう一つ。
衝突実験の条件は、年度が新しいほど過酷になります。10年前の実験の評価点と現代の評価点が同じなら、新しい方がより安全と言えます。

※しかし、軽自動車の衝突安全性に関しては、懸念事項もあります。
それは後突(追突)です。
後突は、死亡事故の10%未満しか含まれていないという事故データもあり(一方前突は40%に達します)、客観的に見て後突の安全性は参考程度にしか評価する必要が無いという判断ですが、しかし後突はドライバーの回避行動が不可能なこともあり、速度によってはかなりの確率で重傷・死亡事故につながります。
この後突が、軽自動車はあまりよくありません。理由の一つは『荷室を犠牲にしても後席を後退させ、後席の空間を広く取っている』レイアウトによります。(このため現代の軽自動車の後席は、リッターカーよりもむしろ広いぐらいです。)
これには、軽自動車が『基本的には、街中での移動にしか使わない』『1~2名乗車が多く、リヤシートを使う機会は少ない』という統計が影響しています。
もし高速道路を使ったドライブが多いなら、軽自動車ではリヤシートにはなるべくヒトを座らせないとか、そもそも高速道路はあまり走らないとか、そういう工夫もアリです。

尚、余談ですが。

>ボディの厚さとか考慮して

軽自動車も普通車も、ボディ外板は0.65~0.7㎜で(屋根は0.9㎜)、言うほどは変わりません。
鈑金屋によっては『普通車だと0.75㎜を使ってる』と言うヒトもいますが、やや古いデータです。
現在では、軽量化のためにボディ外板は可能な限り薄い鋼板を使う傾向にあり、0.65㎜は『プレス成型で延ばしても千切れて穴が開かない』限界の厚みです。

そして、最後に。
衝突実験は、事故が多いパターンを抽出して実施しています。
しかし実際の衝突事故は、360°全方位で発生しています。
つまり。
J-NCAPで安全だからといって、あらゆる衝突事故で安全とは限らない、ということです。極論すると、前突で最高点をマークしても、例えば『斜め前方からの衝突』では安全ではないかもしれません。

これは軽自動車だけでなく、普通車でも同じです。
かつて。
メルセデスの社内衝突安全基準は米国のFMVSS基準とはちょっと違い、米国の衝突実験で平凡な数値しか出なかったことがありましたが、メルセデスが『我々はFMVSSの衝突パターンを重視していない』『FMVSSの衝突基準が間違っている』とわざわざコメントを出したこともありました。
メルセデスさえ、あまり考慮していない衝突パターンでは『特別安全なわけではない』という結果になったということです。
J-NCAPの成績は決して無意味ではありませんが、しかしあくまでも参考程度のものであり、そのクルマの安全性の全てを証明しているものではありません。

その他の回答 (10件)

  • 10年前のヴィッツやフィットと比べるとホンダや日産の現行軽自動車の方が安全でしょうね
    現行ならBランクでもたいして違いがないかと思います。

    3人以上乗る機会がおおのであればエンジン性能や後方(追突は試験にないため)安全や荷室の広さを考えてコンパクトカーにした方がよいのではと思います。

    ソリオですが、横からの衝撃しかサイドエアバックが出ないようですからその分で衝突安全運転席が3になっているいのかもしれません
    N-BOXの方が豪快に吹っ飛んでるんですけどね

  • 新車の軽は安全装置が付いて居て、高速走るとほぼ自動運転出来ます。確かに100%では無いですがかなり楽です、但目視は必ず必要です。
    事故る事じゃなくいかに安全に走れるか又走るかだと思います。
    車を使う時にどんな車が必要かです、単身・家族・ドライブ・目的等
    自分に合った車選びが面白いと思います。
    私はNWGNカスタムタ-ボの新型を約16か月乗って居ますが、前に15年乗った車から比べれば格段に安全に運転出来ます。エアーバックもいろいろな所に装備しています。
    選んだ理由は、ほとんど一人か夫婦でしか乗らないのと、十分な走りです
    選んで良かったと思っています。

  • 単純に死亡率を見た方がいいと思います。

    車同士の事故の場合、
    軽自動車:0.22、普通自動車:0.19

    単独事故の場合、
    軽自動車:4.47、普通自動車:4.51

    結論としてはぶつかった時は大差ないので、ぶつからないための追突防止の安全性装置がついている新しい車がいいですね。

  • デカくて重い車は強いし、軽くて小さい車は弱い。それだけのことです。

  • 日産リーフがメインの車ですが、嫁が乗っていたホンダライフ(10年)後,ルークスにしました。今は私がこの車出仕事場に通っています。リーフは自宅の太陽光から充電する蓄電池になっており遠出する時だけ使用かな。

  • そもそも衝突試験の測定基準が「違う」一面もあります。

    ※車幅が狭い軽自動車で一番危ないとされる、電柱などポール側面衝突。
    例:)
    >電柱などの側面衝突の乗員保護基準を新設するなど改正をして、同日より公布、施行した。
    >新設される電柱などの側面衝突の乗員保護基準では、電柱を模したポールと32km/h(軽自動車など車幅1.5m以下の自動車:26km/h)の速度で衝突試験を実施。

    →普通車は32km/h、軽自動車は26km/hで試験。
    これが何を意味するかは、ご想像ください。

  • 衝突安全に関しては文章で解説するより動画で見た方がわかりやすいです
    https://m.youtube.com/watch?v=yD86Dcz3-BM&pp=ygUn6KGd56qB44CA6Lu96Ieq5YuV6LuK44CA5aSJ5b2i44CA6Kej6Kqs
    計算式や数字を使ってわかりやすく解説してる動画なんですが、簡単に説明すると軽自動車も普通車も衝突安全にあまり差はないということです
    だから好きな車に乗りましょう

  • フロントやサイドに関しては普通車と同じテストですので安全と言えます。
    問題はリアです。基準が「燃料漏れしない」というだけなので、リアシートとバックドアの距離が近い車両ほど安全面で大きく劣ります。現状軽はバックドアギリギリにリアシートを配置して広さを稼いでいますので、危険と言えるでしょう。

  • 例えば衝突安全テストで台車をぶつけてテストして評価してますよね?

    それで軽も普通車も軽も変わらない評価となってたりします。

    あれって車重1トンの軽には1トンの台車、車重2トンのアルファードには2トンの台車をぶつけてテストしてるんです。
    即ち公平なテストの結果じゃ無いんです。
    軽には軽が衝突する事しか想定して無いって事。

    と、言う事は?分かりますよね?


    >スズキやダイハツは安さ重視の代わりに安全性は高くないが、ホンダと日産は軽自動車でも衝突安全性高いんですよね。

    いえ、同じです。


    ついでに言うと普通車と軽の死亡事故による死亡率は対して変わらないと言うデータが出てますがこれにもカラクリが有ります。

    軽は近所の買い物やチョイ乗りに使われてる率が高く平均車速が遅いからです。

  • 車対車の事故の場合、死亡率は軽自動車の方が高いですが
    単独事故の場合は、逆に普通車の方が死亡率は高くなります

    理由は、車重の影響で、車対車だと重さの関係で
    多くの場合、軽自動車側が吹き飛ぶので、必然的に
    死亡率が高くなりますが、単独事故の場合単純に
    重量差から、普通車の運動エネルギーの方が高くなるからです

    よく大型車と衝突した軽自動車がぺちゃんこになったと言って
    軽自動車は危ないと主張する方がおられますが
    軽自動車がぺちゃんこになる程の衝撃であれば、普通車であっても
    無事ではすみません

    日本の場合、軽自動車も普通車と同じ衝突試験を行っており
    軽自動車の安全性能が特別低いと言う訳ではありません

    ボディが簡単に潰れるのも、日本の車は
    クラッシャブルゾーンが簡単に潰れる事で衝撃を吸収しているからです

    まあ、それでも軽自動車の安全性は低いと言う意見は根強いですね

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