アルトワークス、ランエボ、インプレッサ等、

Question

4ドアのスポーツカー達がレースで活躍するのをよく目にするのですが、それは何か2ドアより優れている要素があるのでしょうか？

セダンにしろハッチバックにしろ、クーペより車体の重量は増え、ホイールベースも長くなりやすくコーナリング性能が落ちると思います。
ラリーだったら、路面がよく見えるように、ある程度背の高いヴィッツのような4ドアのコンパクトカーをベースにしている車が多いのは知っています。

荷物が載せられるとか利便性は一旦置いておいて、4ドアのスポーツカーのメリットを教えてください。

Answer 1

①レギュレーションの関係。
２Lターボで、最低重量1.2トン、全幅〇〇㎜以下、とかの細かいレギュレーションに合わせている。

※ラリーの場合「４シーター」基準があります。実際にリアシートがついてい無くても、２ドアの場合でも、リアシートがあるべきところの「車内高」が決まっている。
すると、２シータークーペはもちろん、２＋２クーペで「リアシート位置の車内高」が足りないスポーツカーは出走できず、コンパクトカーのようなハッチバックにおのずとなります。
・・・・圧倒的だった２０６や、コリン・マクレーが「ペダルと名の付くものは、とりあえず床まで踏む」の名言を残してチャンピオン取ったインプレッサも２ドアでした。（インプレッサが５５５のカラーリングでWRCに出走していた時、一時期だけ２ドアモデルがありました）

また同様にレギュレーションで「年間生産台数１万台以上」とかいう規定があると、クーペで生産数が規定に満たないものは出走できなくなります。（４ドアの方が圧倒的に売れるので）


②サーキットでは、結局パワーがモノを言うことが多い。
→大パワーのエンジンにすると大きく重くなる。
→大きく重いものが偏った位置についているとバランスが悪い
→ある程度のホイールベースが必要になる。

③２ドアでも４ドアでもレースに出走するような車の場合は、
「ロールケージ」を溶接して、ボディをガッチガチに補強するので、ボディ剛性の点では、差は無くなります。

④最近のレースカーは「箱車」でも、グラウンドエフェクトを利用する。
その場合、リアタイヤ後方に「床下の空気を吸い上げる機構＝ディヒューザー」を付けるのが常套手段で、その為には、リアタイヤ後方にある程度のオーバーハングがあるボディ形状の方がいい。
※リアエンジンを除く（リアエンジンはディヒューザーを付けれない）

質問者からのお礼コメント

皆様回答ありがとうございました。BAは多岐にわたって解説して下さったこと方にさせて頂きました。

Answer 2

優れている要素か・・・。
メーカーが販売する限り、売れなければならない。
それが第一条件。
その点で、4ドア5ドアが優位なのは明らか。
そしてコスト削減の為に、売れないモデルは淘汰される。
市販車をベースにレースカーを制作する前提では、プロダクトとして存在する車両に限定される。
故に、4ドアや5ドアが多数を占める。
トヨタは別格なんだけどね。

Answer 3

市販車ベースの競技車は市販車の販売台数が一定数ないと使用許可が取れないので、2ドアより利便性が高く売れやすい4ドアをベースにする場合が多いだけです。
ベース車の外見の規定が厳しくないスーパーGTとかWRCのWRカーは、5ドアや4ドアベースでもリアドアが開かないというかドア自体存在してなかったりするので（プリウスやシトロエンC3とか）特に利点もないとは思いますよ・・

Answer 4

ランエボやインプレッサ等のWRCベース車両では、

ホモロゲーションを取るために、年間生産台数2500~5000台（グループA）、25,000台（WRカー）が定められていたためです。

つまり、2ドアの限られた車を規定台数生産する意味がなく（売れないので無駄になる）、必然と大衆ベースである4ドア乗用車がベースになったわけです。

Answer 5

アルトは3ドア？
4ドアしかないからですかね。
日本車では2ドアのAWDハイパワー車は、GTRかNSXしか…

Answer 6

ニュルブルクリンク7分切るようなレベルじゃなければ2ドアも4ドアも性能は変わりません。

Answer 7

何もありませんが 2ドアの設定が無ければ しょうがないからです。
アルトワークスは 2ドアでは？