新型クラウン なぜ新型クラウンは4モデルも作ったのか。 そして先先代くらいから、なぜリアの窓の部分をまるっこく、ハッチバックみたいにしたのか。 フロントフェイスはかっこいいのに。

Question

これでは王冠マークが泣きますね。

Answer 1

王冠マークは泣いていませんよ。だってトヨタの戦略は成功し、クロスオーバー、スポーツ共に好調に売れていますから。

カローラも今はクロス、スポーツ、ツーリングがありますし、ヤリスもクロスがありますね。

ポルシェもカイエンやパナメーラを作るし、ロールスロイスもカリナンを作る時代です。
そういった小規模メーカーと比べてトヨタはあまりにも車種が多いので「ポルシェ」ではなく「クラウン」を一種のブランドとして確立していきたいのでしょう。

トヨタのシリーズ物の中での最上級の位置づけがクラウンシリーズになったのです。

ちなみに先々代からの6ライトプロポーションに関してもそっちの方がカッコよくて売れるからです。昔ながらの野暮ったいCピラーではおじいさんにしか売れません。

同じ人に買い続けられていてはいずれ免許を返納し突然売れなくなり、クラウンが終わってしまいます。
常にターゲットの若返りを測る必要があります。

質問者様が、6ライトはダサい！FFベースはクラウンじゃない！4モデルもあると価値が下がる！と思われるのも、ちゃんと質問者様が歳を重ねてクラウンのターゲット層から外れていっている証拠で、それこそがトヨタの狙い通りです。

クラウンのイメージが質問者様の中では悪くなって言ってるかと思いますが、それはメーカーの作成そのものです。

Answer 2

昔からのトヨタの戦略です。人気車種にその名前を付けることで、販売が好調になります。そのおかげで、５兆円を超える経済利益をたった１年で生み出しています。

元々、クラウンの3代目にはピックアップトラックがありましたし、6代目までは2ドアクーペまでありました。(後にソアラへに継承されました。) カローラなんてAE86だってカローラだったし、クラウンも上級車種はクラウンマジェスタだったり、タクシー仕様はクラウンコンフォートだったりした時代もありました。

ちなみに、現行のクラウンは2種類のプラットフォームを使い分けています。スポーツとクロスオーバーは、FFのGA-Kを、セダンはFRの GA-Lを採用しています。プラットフォームは違えど、どちらもクラウンです。

ちなみに、先先代登場時には、稲妻グリルとかピンククラウンとか、とにかく若い世代へのアピールに必死でした。すでに購入者の平均年齢が60代をはるかに超えていたそうです。年齢層が上がれば、いずれ購入者がいなくなることが予見されます。それでも、国内消費者を考えて、先代までは車幅1800mmを死守してきました。幅がないのに長さがあるというクラウンの形状はデザイナー泣かせであったようです。6ウィンドウの導入も、その結果と予想されます。

それが、中国でのクラウン人気と相まって、国内専用である必要がなくなり、1800mmの呪縛から解放された現行車は、世界的ニーズに応える形で、SUVモデルまで登場するに至ってます。当然、昔からのオーナーからは、あれはクラウンでない、冠が泣いているなんて意見も出ている訳ですが、それはトヨタも十分了承済みのことと思われます。すでに初代登場から73年が経過したクラウンは、形を変えたとしても、トヨタの高級車として生き続けていくことでしょう。

Answer 3

昔からスズキが行っている手法をトヨタもようやく行うようになっただけ。
スズキはソリオのプラットフォーム流用でソリオ/バンディット・イグニス・X-BEEを展開しています。この手法を用いてクラウン4モデルを作っただけです。

そして「クラウン」という名称を付けておけば車種別販売台数は「クラウン」として統合され集計される。モデル毎の販売台数があまり伸びなくてもクラウンの販売台数はこれらの合計だから多くなり「売れている」と思わせることができるから。
カローラと同じ手法ですよ。

デザインについては売れている形状を採用したに過ぎない、と思いますけど。

Answer 4

クラウンは元々ワゴンなんかもあったので､4モデルもって感覚は無いね｡
先々代くらいからのそれは近年の流行りだよ｡
セダンらしくないデザインだとは思うけど､流行りに乗らなきゃ余計売れなくなる｡
買ってくれない人の意見を拾わないのがメーカーだし､販売台数が稼げない事で王冠マークが泣く事になる｡
時代は変わってるって事かな｡

Answer 5

昔もセダンとハードトップとワゴンとライトバンの4モデル構成でしたよ。

クラウンは個人ユーザーの比率がどんどん下がってて、法人ユーザーが多くなってたそうで、個人ユーザーを取り込むためにはスタイリングの変更が必要と踏んで、世界的に流行りだった6ライトのクーペ的なフォルムを取り入れたんでしょう。