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トヨタ C-HRハイブリッド 「攻めたデザインながら手堅い造りを感じるSUV」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

西川 昇吾
西川 昇吾
自動車ジャーナリスト
評価

5

デザイン
4
走行性能
5
乗り心地
5
積載性
3
燃費
5
価格
5

攻めたデザインながら手堅い造りを感じるSUV

2022.1.21

年式
2016年12月〜モデル
総評
攻めたデザインの割には必要な装備や性能が満遍なく備わっており、手堅い造りをしているモデルである。モデルライフも後半に差し掛かり、他の新型モデルが目新しいためあまり話題には上がらないかもしれないが、商品としての戦闘能力はいまだに高い。SUVを考えるなら忘れずに検討候補に入れてほしいモデル。
満足している点
スタイリッシュなSUVで、現行モデルとしては押さえておきたい運転支援システムを装備。と、今どきのトレンドをしっかりと押さえたモデルでありつつ、デザイン性を重視しているため各部の質感も上々で走りも悪くない。そんなモデルが上級グレードでも実質300万円で購入できるのは選択肢としてかなりアリと言える。
不満な点
デザイン性を重視したため犠牲になった部分なので仕方がないが、SUVとしては積載性が優れておらず、後方視界が悪い。そして後部座席の窓が小さく乗員が狭いと感じるところだろう。後部座席自体はさして狭くないのだが、視界が良くないため人によっては長時間の移動で苦に感じると思われる。
デザイン

4

SUVらしくない都会的かつ先進的なイメージを前面に押し出したデザインは、好き嫌いが大きく別れると思われる。とくにルーフ中央からリアエンドにかけてのシルエットはSUVとは思えないほどデザイン性を重視していて、利便性や後方視界が犠牲になっているほどだ。SUVとしてはかなり攻めていると言えるだろう。
走行性能

5

SUVの中では全高が低いというのもあるが、他のライバルと比べると旋回性能やステアリングフィーリングは優れていて、SUVらしからぬ気持ちよさがある。ハイブリッドの回生ブレーキシステムもバリバリの最新モデルでない割には自然なフィーリングに近く嫌味が少ない。SUVながら運転して楽しいモデルに仕上がっている。
乗り心地

5

TNGAプラットフォームを採用した車種としては、比較的初期の車種である。それだけに登場当時は値段から考えると優れた乗り心地を実現していると感じた。ライバルやTNGAプラットフォーム採用車種の普及などで、全体のレベルは上がっているものの、C-HRの乗り心地に関してはまだまだ戦えるレベルにあると言っても良い。
積載性

3

このクラスのSUVとして考えると積載性は正直よくない。それはデザイン性を重視した結果であると思われる。しかしながら見た目の印象から考えると想像以上に積載性があるとも感じる。他と積載性を比べてしまうと分が悪いが、実際に見てみると「思ったよりも」という印象を抱くであろう。
燃費

5

トヨタのハイブリッドシステムの燃費性能は日本の道路事情を考えるとベストな回答と言える。それを採用しているだけに同クラスのSUVに比べても燃費性能は優秀である。もっとも、モデルライフが長くなってきているので、トヨタの最新モデルには少し引けを取ると感じるが、それでも一級の燃費性能があると言える。
価格

5

ハイブリッドシステムを備えていて、走りと内装の質感も上々、そんなモデルが上級グレードでも300万円で手に入るのはコストパフォーマンスが高いと言える。他のSUVが次々と出てきて少し影が薄くなってしまっているが、後方視界や積載性などのネガを理解して買うのであれば、お買い得モデルと言えるのは間違いないだろう。
西川 昇吾
西川 昇吾
自動車ジャーナリスト
1997年生まれ、大学時代から自動車ライターとしての活動をスタート。現在はWEB・紙の各種媒体で様々なジャンルの記事を執筆するほか、車両解説動画にも出演し、喋りの分野にも挑戦中。愛車のマツダ・ロードスターで定期的にサーキット走行をし、ドラテクの鍛錬も忘れない、目指すは「書けて、喋れて、走れるモータージャーナリスト」
トヨタ C-HRハイブリッド 新型・現行モデル