《15.8の低圧縮比ディーゼル、

Question

トヨタも負けずに早かった［2AD-FHV］》［内燃機関超基礎講座］
公開日 2021/12/30 09:00
更新日 2021/12/30 11:29 コラム・連載記事 著者 Motor Fan illustrated編集部

https://motor-fan.jp/tech/article/9166/

◇これって、マツダに劣らず ってことですかね？

アヴェンシス(欧州)

Answer 1

低圧縮化によるメリットは早くから知られていましたが、始動性という問題があり、15台が限界でした。

トヨタグループとしては日野自動車が世界初のコモンレール搭載車を発売していたり、デンソーがボッシュと関連技術を競っていたりしますので、トヨタ自身も研究開発は怠らす進めていたことは間違いないでしょうね。

マツダの圧縮比14は既存の技術を使いこなして実現したものです。

ピエゾインジェクターの緻密な制御により低温時の着火性を向上させましたが、インジェクターの進化が無いと実現しませんでした。

また排気側に可変バルブリフトを用いることで低温時の安定性を確保しています。

この技術は既に1980年代に元いすゞのエンジニアであった兼坂弘氏によって考案されていたものです。

質問者からのお礼コメント

お二人とも熱心でしたね。有り難うございます。

Answer 2

理想の膨張(低圧縮)比は14です。そこには未だ至っていませんねぇ。