今度、減衰調整式のネジ式車高調（全長固定式）を取り付けるのですが 車高について悩んでいます。

Question

まだ雪が降る時期なので、一旦車高を上げて取り付けてもらおうと
考えているのですが、全長固定式で車高を上げると
プリロードが余分に掛かって、乗り心地に影響すると聞きました。

メーカー推奨値より前後とも1cmほど上げるつもりなのですが、
その程度の調整でも、体感レベルで分かるほど乗り心地に
影響してくるものなのでしょうか？
（+1cmはメーカーの調整推奨範囲内です）

車種はスズキ スイフトスポーツで、HKSの車高調です。

Answer 1

ネジ式で車高を上げる場合、バネにプリロードを掛けてあげますよね。
1センチ上げる場合、1センチくらい最初にバネを縮めておくのですよね（プリロードを掛ける）。

と言うことは、１Ｇ（静止状態）で1センチ縮む寸法が小さくなります。

伸びストロークが1センチ減るわけです。

今までジャッキアップして０Ｇのときから１Ｇで5センチ縮んでた場合、伸びストロークは５センチだったとすると、
1センチプリロード掛けると、伸びストロークが４センチになる訳です。

逆に縮みストロークは1センチの余裕が出来ます。


乗り心地に関してそのことで影響が出る場合は、伸びストロークが足りなくなる場合です。

もし、今まで伸びストロークが3センチしか無くて、そこから2センチまで減らしてしまうと、ちょっとした段差でタイヤが浮いてしまう可能性が有ります。

そこからドン、っと着地すると乗り心地が悪く感じたり、路面追従性が悪化したりします。

これはバネが固い場合そうなりやすいです。

バネが柔らかければ問題有りません。


なんとなく個人的な経験ですが、伸びストロークは６センチくらいは欲しいです。
サーキット用でＳタイヤとか履くとたいていバネレートの関係で伸びが3センチくらいしかないセッティングになりやすい。

3センチだとかなり街乗りで大きな段差では乗り心地悪いかな～

5センチくらいあればほとんど気にならないと思いますが。


乗り心地の良いとされる車は、伸びストロークが大きいのが多いです。
ストロークが大きい＝ショックアブソーバーが長い＝オイル容量が大きい＝ショック性能に優れる、って感じなので、ストロークだけによる訳では無いと思いますが。


ＨＫＳのホームページ見ると、スイフト用は全長式しか無いようですが、昔あったのでしょうかね？
ＨＫＳはホームページで詳しめのデータ載せてくれてますので、伸びストロークがどれくらいあるか確認出来ます。


まとめると、
バネレートや伸びストローク次第では1センチでも乗り心地変化します

でも、バネレート低ければほとんど変わらないことも有ります。

試してみて、イマイチなら戻すしかないかも。

質問者からのお礼コメント

ありがとうございます！大変参考になりました。
HKSのV-SPORTという廃盤品なんですが、伸びストロークが前後とも40mmくらいしか
ないみたいなので、メーカー推奨のまま取り付けることにします。

Answer 2

体感で差が出るとも思えません
下げるならわかりますが！
私はネジ式ですが
毎回車検時にせっせと最大車高まで上げますが
乗り心地？良くなった気がしますが
変化はあるのか良く解りませんね。
もともと車高調自体乗り心地は良く無いしね。
推奨位置なら変化無いと思いますよ