スズキ ソリオハイブリッド 「親に薦めたいクルマ No.1」のユーザーレビュー

Forest-Shadow Forest-Shadowさん

スズキ ソリオハイブリッド

グレード:バンディット ハイブリッド MV(CVT_1.2) 2015年式

乗車形式:試乗

評価

5

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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親に薦めたいクルマ No.1

2015.9.19

総評
ここでブログのタイトルについて意味を説明しますと、
私のような団塊ジュニア世代の親にあたる団塊世代に、是非お勧めしたいクルマという意味です。

団塊世代の皆さんも余計なお世話かもしれませんが運転技術も次第に衰え、次は夫婦2人で小さいクルマに乗ろうかな~と考えてくる頃ではないでしょうか。


そんな団塊世代の皆さんが小さいクルマといって思い浮かぶのは、おそらく背高軽1BOXやトヨタ•アクアといった街でよく見かける有名なクルマになると思います。

そこで一度見直して欲しいのが、背高軽1BOXやトヨタ•アクアを買う予算が有るのでしたら、新型ソリオを見て試乗してほしいのです。

決してスズキの回し者ではありません(^-^;

ほぼ同じ予算で背高軽1BOXより動力性能も車内スペースも余裕があり、またトヨタ•アクアより見晴らしがよく狭い路地でも運転しやすいこの新型ソリオ。


警察のミニパトやセカンドカーにとどめておくのは勿体ない素晴らしいクルマだと感じました。
満足している点
そりゃもう見た目でしょ♬




どう見てもミニ•○ェルファイア(笑)




標準車に至っては、どう見てもミニ•○ルファードwww

私たちが好みそうなデザインのツボを心得た、見事なオマージュです。


このデザインはソリオだから出来たのでしょうね♪

キューブやシエンタ・ポルテなどは全高1700mm程に対し全幅も1700mm弱なので、正面から見ると正方形になるからアル•ヴェルデザインは間延びして見えます。
対してソリオは全幅1625mmと細いので正面から見ると縦長の長方形に見えるから、余計にアル•ヴェルデザインがピッタリハマったと思います(^_^)
不満な点
不満を挙げると無い物ねだりになりかねないので、私は特に不満はありません。

コスト面で気になるのは165/65R15というタイヤサイズですね。
消耗したタイヤを履き替える時に、このサイズは特売されるようなサイズじゃないので予想以上に高くつくかもしれません。
デザイン

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走行性能

-

ソリオと言えば若い子の間ではKAT-TUNのCMでお馴染みのコンパクトカーですが、新型ソリオのCMキャラクターのTOKIOとほぼ同世代の方にとっては、初代ワゴンRのパーツを共用したワゴンRワイドを思い出すのではないのでしょうか。

そんなうがった見方で乗り込んだ新型ソリオの試乗でしたが、一通り試乗を終えてドアを閉めるときには「ソリオさん、ごめんなさいww」って頭を下げる程の出来の良さでした(^^;)


さっそく走行性能から振り返ってみます。

まずは数字で比較してみますと、ソリオと同じクラスのスズキのコンパクトカーのスイフトの車重はちょうど1000kg(1.2リッターのデュアルジェットエンジン+CVT)。
それに対して今回乗ったソリオバンディッドの車重は950kgと、スイフトより車内にゆとりがあるのに軽いです。

その理由はまず車幅にあります。

スイフトは5ナンバーいっぱいの1695mmに対し、ソリオは1625mm。
ちなみに私の初代フィットが1675mm、プチトヨタで有名なパッソが1665mmです。こうして比べるとソリオは相当細いので、使用される鋼板も少なくなり車重が軽くなるのもうなずけます(^^ )

また、この新型ソリオからスズキが新しいプラットフォームを導入したことも、軽い車重につながっていると思いました。

スイフトにはエネチャージがありますが、ソリオにはエネチャージで貯めた電気を力に変えるモーターまで搭載しているので、引き算するとスイフトよりだいぶ軽いクルマに仕上がっていることになります。





数字の分析はこれくらいにして、実際の走りをチェックしてみます。

スイフトで実績を積んだデュアルジェットエンジンもこの新型ソリオからC型になり、パワー感も燃費も向上しているらしいです。
私はデュアルジェットエンジン自体初めてお目にかかるのでB型もC型もよく分からんのですが、デュアルジェットやらエネチャージやら横文字の肩書きを抜きにしてアクセルを緩く踏んでみますと、ドロドロと低回転から力強く車体を前に転がしてくれました。

もう少し言葉を加えますと、最近のクルマはどれも当たり前のように不自由なく車体を転がしてくれますが、その加速中にチラッとトルクの谷間があったり、ドライバーの思いに少し遅れて反応したりと、ドライバー側がクルマに合わせないといけない性格があります。

ただこの新型ソリオの場合はアクセルの踏みこみに対して、なんか太いマジックで右肩上がりのグラフを書いてるような頼もしい加速をしてくれました。
まるで1.5リッターみたい…なんて言葉までは言い切れませんけど、排気量以上の加速を魅せてくれます。


この力強さはどこから来るのでしょうね~

デュアルジェット…?エネチャージ~?それとも軽い車重…、副変速機付きCVT……?
おそらく全て当てはまるのでしょうけど、一番はなんと言ってもモーターパワーでしょうね(^-^)

トヨタのハイブリッドシステムと違い、エンジンで発電しないためモーターアシストはごく微量ではありますが、そんな控えめなアシストが逆にエンジンのパワー感を壊さず、「ハイブリッドカーに乗っているんだな~」って気にさせないドライブが楽しめます。


アイドリングストップに関しても、試乗してる間に限れば信号で停止してから再始動といった誤作動もなく、アイドリングストップ嫌いの私も気にならないレベルでした。

乗り心地

-




スズキが世界基準で作り出した小型乗用車用の新開発プラットフォームがもたらす強靱なシャーシは、165/65R15という先代ソリオより大きい直径のタイヤを履きこなす事ができ、結果ソリオとは思えない(失礼^^;)クラス違いの上質な乗り心地を味わうことが出来ました。

このタイヤ直径はトヨタ•ラクティスとほぼ同じです。

これだけ大きな直径のタイヤですと、バネ下重量が増えて乗り心地がドッタンバッタンしそうですが、新開発プラットフォームの実力と純正装着のブルーアースのおかげで、試乗中は全然気になりませんでした。


インテリアについてレポートしますと…





これは運転席のヘッドレストにスマホを当てて撮影したところです。

前方と左右Aピラー周辺はとても見晴らしがいいです(^^)
センターメーターのおかげかダッシュボードの高さが低く抑えられ、圧迫感はとても少なく感じました。
また、センターメーターと左右対称のインテリアデザインのおかげで、全幅1625mmとは思えないような幅広感を感じました。


助手席のセールスの方とも密着することもなく、車内はとても広々してます。
ただ、シートのボリュームは軽自動車でしたね(^-^;
細いシートの分、後席からのウオークスルーが可能ですが、もしソリオを検討される方がおられましたら、一度座ってみて、出来れば試乗してみてお尻や腰の収まりを確認してみて下さい。



後部座席です。
テレビCMでは男性アイドルが3人座ったりしてますが、ほぼ2人用ですww
ここは全幅1625mmが正直に出ています(^_^;)
ソリオのパワーを考えると大人5人乗ってエアコン入れてドライブするのはちょっとキツいかな…
ただ、4人乗車ですと窮屈な思いをすることもなく、パワーやシャーシのバランスから見ても、新型ソリオは十分こなしてくれると思います。




トランクに関しても、ハイブリッドカーだからって上げ底になってたりすることもなく、収納力は十分です。
積載性

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燃費

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走行距離わずか280kmほどの新型ソリオバンディッド ハイブリッドですが、センターメーター内の平均燃費計は16km/l台でした。









助手席の座面の下にはB5サイズ程の大きさのリチウムイオンバッテリーが搭載されています。

このバッテリーは発進時や急な加速といった高負荷なシーンの時に、デュアルジェットエンジンの出力軸にベルトで繋がれたモーターを回すための電力を供給しています。

なのでエンジン停止のモーター走行は出来ません(^^;)
また、エンジンからこのリチウムイオンバッテリーへガソリンを焚いて発電することも出来ません。


そんなマイルドなハイブリッドシステムなので、特別燃費良く走るコツはないと思いますww
あえて燃費を追求するならば、減速時の回生エネルギーをいかにたくさんリチウムイオンバッテリーに供給するかにかかっていると言えるでしょう。


価格

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故障経験

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スズキ ソリオハイブリッド 新型・現行モデル

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