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「スライドドア」+「低床フロア」だけじゃ足りない! 子どもも高齢者もあらゆる家族が満足するクルマをズバリ挙げる

 この記事をまとめると

■子育てにやさしいクルマとシニアにやさしいクルマは見事に合致している

高齢者が家族にいるなら絶対ミニバン! 足腰が弱くても乗り降り「楽ちん」な5台とは

■リヤドアはスライドドアで高い全高の低床パッケージなクルマが子育てにやさしい

■高全高で低床の両側スライドドア車はシニアも乗降時の足運びが楽で快適に乗り降り可能

 子育て世代のクルマ選びのポイントは後席の乗降性と広さに注目

 子育て世代の家庭に、両親などシニアな人がいるケースも多いと思う。そんなケースで、子育てにもシニアにもやさしいクルマを選ぶなんて、ちょっと欲張りすぎる……、と思うのは早合点。筆者がご近所のそうした家族から、新しいクルマ選びの相談を受けたのを機にいろいろ考えていると、じつは子育てとシニアにやさしいクルマは見事に合致しているという事実が判明したのである。

 まず、子育て世代にとって使いやすいクルマの要件を挙げていくと、主に子供を乗せる後席の乗降性、機能に集約される。親が子供を抱いたまま乗降しやすく、チャイルドシートに乗せやすく、子供が快適に乗っていられ、親が子供のケアをしやすいクルマ、ということになるはずだ。

 であるならば、リヤドアはヒンジ式よりスライドドアが圧倒的に有利で便利だ。つまり、全高が高いミニバン、2列シートのプチバン、スーパーハイト系軽自動車である。高い全高+スライドドアのクルマなら、背を大きくかがめずに子供を抱いたまま乗せ下ろしが可能になり、室内高に余裕があれば、乗り込んだあと、子供をチャイルドシートに座らせる作業もラクラクだろう。それに低床パッケージが加われば、乗り降りは一段と楽になる。

 スライドドア車で低床自慢のクルマを挙げると、スライドドア部分のフロア高は、子供を乗せるのにぴったりなMクラスボックス型ミニバンではワンステップフロアのヴォクシー&ノアの360mm、ステップワゴンの385mmが優位。セレナはステップ高390mm、フロアはそこから70mm高い450mmの高さになる。

 プチバンではスズキ・ソリオが365mm、トヨタ・ルーミー、兄弟車のダイハツ・トールが366mm。コンパクトミニバンのトヨタ・シエンタは何とノンステップバスに匹敵する330mm。

 スーパーハイト系軽自動車ではN-BOXが360mm、ダイハツ・タントが370mm、日産ルークス、三菱ekクロススペースの兄弟車が360mm、スズキ・スペーシアが345mmとなる。

 ワンステップフロアの低さでは、トヨタ・シエンタ、スズキ・スペーシアがベストと言える。

 つぎに、雨の日に子供を乗せ下ろしさせる場面を考えてみる。そこでは前後席スルー機能がクローズアップされる。子供をスライドドアから乗せたあと、後席部分から、車外に出ることなく前席に直接アクセスでき、親が目の前からいなくなることがないため、子供も安心である。一方、クルマから降りる際も、前席から前後席スルーで車外に出ることなく後席にアクセスできるというわけだ。これは雨の日に限らず、便利なはずである。

 リヤドア開口部が広くて低床ならシニアも乗り降りしやすい

 走行中について言えば、後席と運転席に距離のあるクルマだと寂しがり屋の子供はグズるかも知れない。そんなケースでは、後席分割ロングスライド機構を持つ日産ルークスなどが威力を発揮する。

 何と、後席は5:5分割で320mmものスライド量を持ち、助手席側の後席をグーンと前にスライドさせることが可能で、運転席の親の手の届きやすい着座位置になるというわけだ。同時に、前席から後席にアクセスしやすいメリットや、後席の子供をケアしやすいように助手席の背もたれを肩口のレバーで前に倒すこともできるから、まさに子育てカーとしての機能は文句なしと言っていい。この機能は、ベビーケアモードとしてセレナにも用意されている。やるじゃん、日産。

 子供がある程度大きく、車内でドライブに飽きないようにするためにおやつを与えられるようになると(飲食)、今度は食べこぼしが気になってくる。シートを汚されてはたまりません。そこで注目したいのが、汚れに強く掃除も楽々な撥水シートを持つクルマだ。その撥水シートを備えたクルマはアウトドア向きということでSUVに多いのだが、スライドドアを備えた日産ルークス、三菱ekクロススペース、スズキ・スペーシアギア、ダイハツ・ウエイクなどにも撥水シートが用意されている。日産セレナでは、オプションとして防水シートを選択することもできるのだ。

 また、後席の子供の熱中症対策として、直射日光が当たらないようなリヤドアのロールブラインドを利用するのもいい。こちらも主にミニバン、スズキ・ソリオのような2列シートのプチバン、スーパーハイト系軽自動車に装備されている。

 ここまでは、主に乗降性、車内での子供のケアを中心に話を進めてきたが、ベビーカーを利用している場合は、その収納性も忘れてはいけない。一般的なA型ベビーカーを例に挙げると、畳んだ時の全長は約1000mm。ミニバン、プチバン、スーパーハイト系軽自動車のラゲッジスペース(後席/3列目席使用時)に縦に収めることは不可能で、ミニバンなら3列目席を格納して横、または斜めに積むことになる。

 近所のドライブではたとえ斜め積みしても問題ないのだが、ドライブ旅行でほかに荷物があるケースでは、斜め積みはよろしくない。理由は、ほかの荷物が積み込みにくくなるからで、ベビーカー、荷物の両方にキズなどのダメージを与える可能性がある。よって、ベビーカーは真横に押し込むのが、もっとも適した積み方となる(ペットキャリーも同様)。

 となると、ラゲッジスペースの幅は1000mmが基準になる。両側スライドドアを持つ子育て世代にぴったりなコンパクトなプチバンでもスズキ・ソリオなら1020mm、日産セレナのようなMクラスボックス型ミニバンともなれば1200mm前後はあるから、ベビーカーの横積みは楽勝となる。これは意外に見落としやすい部分なので、クルマの購入時には使っているベビーカーを畳んだ時の全長を計っておくか、実際に縦積み可能かどうか積んでみることだ。

 と、そんな子育て世代にやさしくぴったりなクルマは、なんとシニアにも最適な1台となる。高全高、低床の両側スライドドア車であれば、シニアも乗降時の足運びが楽で、大きくかがまずに快適に乗り降りすることが可能になる。

 さらに、車内に乗り込んでから、お尻を後席に落とす場面、逆に降車時に立ち上がる場面では、後席は後ろ寄りにあるより比較的前にセットしていたほうがスライドドアの開口部に近く、Bピラーのアシストグリップ、前席の肩口、ヘッドレストに手をかけやすい乗降時のメリットがある。そのため、後席(ミニバンの2列目席)のシートスライド機構は、シニアの乗降にも大いに役に立つのである。

 つまり、そうした子育て世代にうれしいクルマ、機能は、シニアへのやさしさとしても見事に合致するというわけだ。子育て真っ盛りにしてシニアな両親がいるような家庭にふさわしいクルマを選ぶとすれば、上記のような1台で事足りることになる。

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