スバルのHVシステムについて質問させてください。 Subaru Crosstrek XV HYBRID は『重くて高額な割に燃費がよくない』ということで後続モデルが出ないと聞きました。

Question

しかし、その一方で、今後スバルは燃費にも本腰で取り組んでいかなければならなくなると考えられます。そこで質問です。
①今後の同社の『燃費対策』としては、トヨタからハイブリットシステムを導入し、HVのみならずPHV車を投入するような方向にいくのでしょうか。
②今回、継続モデルが造られない、Subaru Crosstrek XV HYBRID ですが、『スバルオリジナルのHVシステムはとりあえずおしまい』でトヨタのシステムを搭載したHV車やPHV車は期待できると考えてもよろしいのでしょうか？
ご回答いただければ幸いです。

Answer 1

XVに搭載されたハイブリッドシステムは、モーターが小型でエンジンアシスト能力がかなり低い物です。
モーター出力10kw,トルク65Nmしかありません。
モーター性能はトルクで決まりますから、AQUAの1/3しかトルク性能ではスタート等の低速域でしかハイブリッドシステムの恩恵はありません。
「重くて高額な割に燃費が良く無い」のはそのためです。
最近発売となったスズキソリオでさえモーター出力10kw,トルク30Nmですから。

トヨタの傘下になったのですから、トヨタのハイブリッドシステムを使う圧力はあるでしょう。
XVハイブリッドは、縦置エンジン、独自CVTをベースにしたハイブリッドシステムですから、トヨタのハイブリッドシステムを流用するには大きな変更が必要となります。
トヨタのハイブリッドシステムは独自の動力分割機構でトランスミッションを排した構成ですから、CVTは不要となります。
搭載レイアウトを変更しないと水平対向エンジンも使えません。
トヨタのハイブリッドシステム流用には、スバルの拘る水平対向エンジンと独自CVTを捨て去るを得ない事にもなります。
拘りを残すならハイブリッド車を捨てるか、拘りを捨ててハイブリッド車を進めるかの結構大変な選択を強いられるでしょう。

ハイブリッド車を続けるとしても、当面は現行の非力なハイブリッドシステムしか難しいでしょう。

(mya3580さんへ)

質問者からのお礼コメント

詳細なコメント、ありがとうございます！
スバルの中計、『輝こう2020』によると2017年ごろに北米環境規制に対応したPHVを投入することになっていますよねー。
スバルがどういうふうに工夫して目標を達成するか、楽しみに見ていこうと思います。ありがとうございました。

Answer 2

ＸＶは２０１７年フルモデルチェンジが予想されてます。
始めは新型インプの２.０のガソリンかダウンサイジングターボの１.６ターボあたりのエンジンだと思います・

他の回答ではトヨタのハイブリットの利用は無いコメント多いですが
今後はガソリンエンジンのみのラインナップは無いと思うので
ある程度技術を利用したHV車やPHV車は後々あると思います。
2016年3月1日にジュネーブモーターショーにて「SUBARU XV CONCEPT」初公開されＸＶコンセプトではトヨタＨＶを水平対向用にチューニング調整してるアナウンスも出てますしプリウスＰＨＶの技術使ったものも開発してる情報はでてます。

Answer 3

まず、水平対向エンジンは構造的に燃費が良くありません。
熱効率の悪いエンジンなのです。

ハイブリッドシステムについては賛否あります。しかし、スバルの場合、問題はそこではなくエンジン自体の燃費が悪い事が問題かと思います。

元々、技術力のあるメーカーなので燃費の良い直列エンジンを作る事は可能でしょうが、商業政策上、それをするとも思えません。であれば、この先トヨタ型の重いハイブリッドシステム搭載は意味がないと思います。

幸い、燃費の悪いアメリカ車に比べれば、スバルの車の燃費は気になりません。現在のアメリカ市場重視は正解と思います。

Answer 4

①②のどちらもありません。
「ＨＶ＝燃費を稼ぐ為」なんて考えてるのは間抜けな日本人の特徴ですね。
トヨタのシステムは横置きＦＦ用で縦置きはＦＲ用しかないので水平対向縦置きには適合しません。

スバルは今後も独自開発します。
某Ｔ社系大手サプライヤーはスバルとの共同開発を獲得しようと目論んでいますけど。