光軸とタイヤサイズの関係について。 ユーザー車検を受けたにですが、光軸が１８ｃｍあり少し高いので再検査になりました。

Question

タイヤサイズが、フロント１３インチー１５５－７０扁平で、リヤが１３インチー１５５－６５扁平でした。

タイヤを前後、入れ替えたら少しフロントが下がると思いますが、それで光軸１８ｃｍの高さが規定値になるでしょうか？

車種はスバル、ステラ、１９年式です。

Answer 1

理論的には計算できますよ。

タイヤの直径とホイールベースの数字を使って三角関数を使えば計算は可能です。

もう一度確認してほしいのですが本当にホイール直径が13インチですか？
14インチではありませんか？

調べてみたら標準サイズは基本的に前後とも155/65-14と思われます。

計算の仕方の例を教えますので、
あとは自分でやってみてください。
この位の計算が面倒なくらいなら、
プロに光軸調整してもらった方が早いですよ。

例）

現在の状況


前タイヤ 155/70-14 タイヤ直径φ573ｍｍ（半径573/2＝286.5ｍｍ）
後タイヤ 155/65-14 タイヤ直径φ557ｍｍ（半径557/2＝278.5ｍｍ）
ホイールベース2360ｍｍ
前後のタイヤの半径の違い＝286.5-278.5＝8ｍｍ

角度θ＝cos-1 8/2360=0.19422223746983度＝約0.19422度

前後のタイヤを入れ替えるとこの角度の2倍の角度変化があるので、
0.19422＊2＝0.38844度となります。

>光軸が１８ｃｍあり少し高いので

おそらくヘッドライトの先端から１０メートル（10000ｍｍ）先で１８０ｍｍということでしょう。

なので前後のタイヤを入れ替えると現状より光軸が下がる数値は
10000＊tan0.38844＝67.8ｍｍとなります。

つまり今より67.8ｍｍ下がりますので、
その数値が適合範囲ならばＯＫとなります。

180ｍｍ－67.8ｍｍ＝112.2ｍｍ

もしハイビーム検査だとしたら、
上方は100ｍｍまで、
下方はそのヘッドライトの中心高さの1/5が適合範囲です。
（ヘッドライトの高さがもし600ｍｍなら600/5＝120ｍｍ）

112.2ｍｍという数字は上方の適合範囲の100ｍｍをまだ越えていますので、
計算上では規定に入っていません。

まあ現実はタイヤの摩耗度とかタイヤメーカーの種類により、
多少直径も違ってきます。
あくまでも計算上で予測したに過ぎません。

質問者からのお礼コメント

詳しく教えていただき有難うございました。このような計算の仕方もあるのですね。取りあえずタイヤ前後を入れ替えて、調整ネジを３回転下方向に回したら何とか通りました。かなりずれていたみたいです。

Answer 2

純正が基本で調整されてますので社外品の偏平タイヤにしたのが原因でしょうから純正に戻すか 現状タイヤでテスター屋で調整してもらうのが一番楽だと思います。

Answer 3

多少は下がりますが、合格範囲までは保証できないですね、素直に光軸調整をテスター屋で受けてください。

Answer 4

全輪同じタイヤ・サイズでしょ！（違うのか？）
全輪同じタイヤ・サイズなら、光軸とタイヤ・サイズは無関係です。
「光軸が１８ｃｍあり少し高いので再検査になりました。」・・・それって、単純に光軸の調整（取付）が駄目（狂っている）なだけでしょう。

Answer 5

テスター屋さんで再調整した方が良いでしょう
安いところで１０００円です全部見てもらって二千円越えるぐらいです

Answer 6

わかりません。
と。これだけではなんなので、いくつか想像すると

その年式なので、光軸は自動調整機能付きですよね？なので
・とくに光軸をいじった覚えがないのであれば、前後同じタイヤ径で合うようになっているのではないか
・一か八か、その状態で一度落ちたら即座にもう一度検査すると思いますので、自動調整で下向きにダイヤルを動かして賭けてみてはどうか

とか思ったりします。

というか、最近は光軸高さがあってても落ちますよ。落ちたうえで、ハイビームに切り替えての検査で高さがあっていなくて落ちたのかもしれませんが。近くにテスター屋さんがあれば、今からでも駆け込んで合わせてもらうほうが結果的に良いと思います。