トヨタの社長は、電気自動車メーカーの米テスラや自動運転に力を入れる米グーグルなどをライバルと位置づけ、「競争相手とルールが変わろうとしている」と言ったそうですが、もやはニッサン、

Question

ホンダはライバルではないってことですか？

そしてステラやグーグルが本当に脅威となるのですか？長年自動車メーカーの戦いだったのに、他社が参入で世界が変わるなんてピンと来ないのですが、旧世代の人間は時代についていけず消え行く運命ですか？

Answer 1

従来の競争に新たな競争相手が加わってくる。
しかもそれが無視できない存在であるという意味です。
メカ技術の競争から、ソフトテクノロジーの競争度合が
増してくると言ってます。
フジフィルムが化粧から医療に躍進してるのも、
そうではないですか？

Answer 2

今後10年で自動車のイメージが一新されると思ってます。

プリウスがハイブリッドを引っさげて登場したとき。
ミライが登場したとき。
それぞれが、ビックリしたし技術の進化を感じました。

次はAIと自動運転です。
アップル、グーグルは自動車を作る能力が無いから、ゴーカートを自動運転化できるまでしか出来ません。よって、自社の自動運転技術を自動車メーカーと協業することになります。

トヨタはトヨタグループの力と強力な資金力で自前でAIと自動運転を開発しているので、敵はアップルでありグーグルだと認識しているんでしょうね。

Answer 3

おいそれと自動車を作れないのは、エンジンのためです。

が、ソレがいらなくなれば参入障壁はぐっと低くなります。

そー言う未来が近いと言うことでしょう。

Answer 4

googleやappleは、自前の工場を持っていないでしょ。自動運転車を生産するには、スマホと同じようにどこかのメーカーへ生産を委託しなければなりません。

そこで、ライバルメーカーへ自社の技術が流れるような生産を委託できると思いますか？

またテスラですが、テスラは自前の生産工場を持ちましたが大赤字で債務超過、政府の補助金が無ければいつ潰れてもおかしくない状態にあります。モデル3にしても大量受注は入っていますが、コレをさばけるだけの生産能力がありません、予約注文した顧客がどこまで許してくれるのか不透明な部分は否めません。

そういう状態で、天下のトヨタを脅かす存在になり得るでしょうか？

巷に転がっている既存の部品を集めてソフトウェアのみで勝負が出来るスマホに対して、衝突安全性などのノウハウが必要なハードウェアであるシャーシ開発…この部分にスマホや家電などとは決定的な違いがあります。

また自動車という商品の場合、仕向地向けに大型が好まれたり小型が好まれたり、セダンが売れる場合もあれば箱形が人気のある地域もあるわけで、その国の経済や道路事情により様々です。

それぞれに作り分けられるコストダウンのノウハウや能力が無いと、世界展開は出来ません。googleやテスラがバカでっかい5m超のTheアメ車と言うべき大型モデルをアジアへ持って来られてもねぇ…

appleやgoogleは本気で車を作りたいわけでは無く、自動運転のソフトウェアを自動車メーカーへ売り込みたいだけです。その基本OSのシェアを独占できれば、スマホのようにその周辺アプリで稼ぐことが出来るからです。

自動車メーカーは、投資が莫大なワリには儲からないことを知っていますので、IT企業はデータのやりとりで金になる方法を選ぶのです。

既存の自動車メーカーも、スマホのように箱だけ作らされてオイシイ所はIT企業に持って行かれるというのはシャクなわけで、自分たちでもそのオイシイ果実を手に入れたいと思っているわけです。

そういう意味で「ライバル」と言っているのでしょう。