PIAA 超TERA Evolution ORANGE T20について質問です。 フロントウインカーをLED化したいのですが、ハイフラ防止対策をしなければなりません。

Question

PIAAからはレギュレーターというものが出ているので
それを取り付ければ問題ないのはわかりました。
でも少し高価なので、手が出ません。
そこでハイフラ防止抵抗を取り付けようかと思うのですが、
PIAAのLEDを付ける場合、どのような抵抗を使えばいいでしょうか？
写真の５０W６Ωで大丈夫ですか？
詳しい方教えてください。
いまいち計算方法もわからなくて。。。
今後のためにできれば計算の仕方も教えてください。

ちなみにLEDは概ね６Wみたいです。（PIAAのホームページ上）

補足

元の電球は２１Wですので、６Ωでは全然だめだということですか？ 付けた場合どうなりますか？

Answer 1

並列接続時の合成抵抗が電球と同じになる値を取り付けると、回路に流れる電流が同じになるのでベストです。ウィンカーの電球が何Wか分かっていれば計算はもっと簡単になりますが、分からない為に電球が何Wなら何Ωを繋げばよいかという式で書きます。

車両の電圧を14Vと考えてPIAAに流れる電流をI0とすると、電力(W)＝電圧(V)×電流(A)の関係より

6(W)＝14(V)×I0(A)
I0＝6/14(A)

オームの法則、電圧(V)＝電流(A)×抵抗(Ω)よりPIAAの抵抗値をR0とすると

14(V)＝14/6(A)×R0
R0＝196/6(Ω)

元の電球の電力をW1、電球の点灯時の電流をI1とすると

I1=W1/14

電球の点灯時の抵抗値をR1とすると

R1=196/W1

後付けする抵抗の抵抗値をRとすると並列の合成抵抗は １/R1＝1/R0 ＋ 1/R

W0/196=6/196 + 1/R
1/R=(W1-6)/196

必要となる抵抗値Rは

R=196/(W1-6) (Ω)

となります。元のウィンカーの電球一個の電力が6Wなら計算上では抵抗値無限大となるので抵抗接続不要、10Wなら49Ω 20Wなら14Ω程度の抵抗が必要になります。元の電球が1個38Wなんてことはないと思いますので、6Ωの抵抗だと元の電球よりも過大な電流になると思います。よって、もっと大きい抵抗値の抵抗を接続した方が良いでしょう。

抵抗の容量（W）についてですが、写真のようなメタルクラッド抵抗ですと放熱板取り付け時に50Wの容量となり、フリーエアだとその半分程度でしか使用できません。6Ωだと電力は14*14/6＝32.7W程度となるのでフリーエアでの使用だと容量オーバーでの使用となります。8Ω以上の抵抗値のものなら問題はないと言えますが、抵抗値がギリギリの8Ωだったりするとめっちゃ熱くなるので取り付けには気を付けて下さい。

補足への回答
ウィンカーの点滅が遅くなったりする可能性があります。

ウィンカーに使用するのであれば連続して電流が流れる訳ではないので容量的には大丈夫かもしれませんが、それなりには熱くなると思いますし配線やウィンカーリレー等の負担も大きくなりますので同じ抵抗を2個直列にしてPIAAに並列接続し、抵抗値12Ω、容量を倍にして使用した方が安心できると思います。

質問者からのお礼コメント

ありがとうございました。
大変さんこうになりました。