ワンショット回路について

Question

電子工作をはじめたばかりでよくわからないことがありますので教えてくださいバックランプがついたときに０．５秒ほどリレーをＯＮにしたくてワンショット回路を勉強してますが、このワンショット回路図で

バックランプＯＦＦ時
＋１２Ｖ→Ｒ１→Ｄ１→バックランプ
＋１２Ｖ→Ｒ４→Ｄ３→バックランプ
ここで、（質問１）Ｒ２、Ｒ５に電流が流れないからＲｌ１はＯＦＦということでいいですか？
（質問２）バックランプはついたりしないんでしょうか？ちなみにＬＥＤです

バックランプＯＮ時
＋１２Ｖ→Ｒ１→Ｒ２→Ｔｒ１ Ｂ→Ｅ
Ｔｒ１ ＯＮ
＋１２Ｖ→Ｒ３→Ｔｒ１ Ｃ→Ｅ
＋１２Ｖ→Ｒ４→（質問３）Ｄ３より先は＋１２Ｖかかってるから電流は流れないんでしょうか？
＋１２Ｖ→Ｒ４→（質問４）Ｄ２より先には流れないんでしょうか？
＋１２Ｖ→Ｒ４→Ｒ５→Ｔｒ２ Ｂ→Ｅ
Ｔｒ２ ＯＮ
＋１２Ｖ→Ｒｌ１→Ｔｒ２ Ｃ→Ｅ

流れとしてはこんな感じになるかと思いますが、
（質問５）ワンショット回路ということはある程度の時間でＴｒ２がＯＦＦにならないといけないんですが、ＯＦＦになる原理がわかりません

（質問６）出力のＨ時間の調整はＣ１でいいですよね？

（質問７）Ｔｒ１はなくてもいいような気もするのですが、何のためにあるんですか？

以上、長文になりましたがよろしくお願いします

Answer 1

バックランプ側の回路が描いてないのですが、
下図の様な回路でないと正しく動作しません。

このような回路であることを理解すれば、
質問2,5は解消されるものと思います。

また、各部の電圧波形を示すので動作の理解の参考にしてください。
質問1,3,4,7 などが解消できると思います。

残念ながら現在のC1,R2では0.5秒には1桁近く足りないでしょう。
R2を82kΩ程度にすれば0.5秒程度になります。C1で調整するより
R2で調整するのが普通です。質問6

ワンショット回路はトランジスタで組むよりタイマーICがお勧めです。
部品点数が少なく、小さく作れ、時間安定性も高く、価格も安く、
メリットしかありません。

質問者からのお礼コメント

いろいろ勉強になりました。お二方ともありがとうございました。

Answer 2

バックランプは別にして回路図の動作を考えます。バックランプの条件が判らないからです。

回路は通常電源が投入された時から考えます。初期条件を考えるためです。

入力はなにもつながっていないか電源につながっているとします。

電源が投入されるとＣ１が充電されてＴｒ１がしばらくしてＯＮになります。
それまではＴｒ２には電源からベース電流が流れるのでＴｒ２はＯＮしており、リレーもＯＮしています。

Ｔｒ１がＯＮになるとＴｒ２のベース電流は流れなくなり、リレーもＯＦＦします。

入力がグランドに接続されるとＣ１はダイオードを介して放電され、Ｔｒ１がＯＦＦとなります。このときＴｒ２のベース電流も入力によりダイオードを介して流れないようにされ、Ｔｒ２，リレーはＯＦＦです。

入力が解放、あるいは１２Ｖに接続されるとＣ１に充電が始まり、Ｔｒ１がＯＮするまではＴｒ２，リレーはＯＮします。

Ｃ１が充電されると、Ｔｒ１がＯＮして、Ｔｒ２はＯＦＦになります。

これまでの時間がワンショット時間です。

ＴＲ２はリレーを駆動するための電流を流すため、ベース電流も多く長さ無ければならず、Ｔｒ１は信号を反転するとともに、小さなベース電流でコンデンサーに充電、動作することを助けます。

このような回路もタイマーＩＣ， ｘｘ５５５などを使うと簡単に構成することができます。スペースも小さくできます。部品が少なく、配線もすくないので、組み立て間違いすることも少なくなります。