スバル R1 のみんなの質問

解決済み
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先日、SPのアッテネータの件で質問した者です。非常に分かりやすい回答を頂き、本当にありがとうございました。

当初はアッテネータを購入して(選択肢は少ないですが)取り付ける予定でしたが、回答を読み、自分で作ってみようと思いました。

そこで、また教えて頂きたいのですが、-6dBで試したく2Ωと4Ωのセラミック抵抗を購入をしたいのですが、W数が何種類かあり、どれにしていいのか分かりません。私がAmazonで見たところ、10W位から50W程の幅があります。カーオーディオでの使用の場合、何Wを使えば良いのでしょうか?

素人レベルの質問で申し訳ありませんが、宜しくご教授お願い致しますm(__)m

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ベストアンサーに選ばれた回答

SPのアッテネーターには、普通10Wを使います。Amazon.com等でも購入できますが、オーディオ用を使われた方が間違いが無いでしょう。オーディオ用セメント抵抗のメーカーではDayton Audioやタクマン電子が有名です。前者はYokohama Bayside Netさん、後者はコイズミ無線さんで取り扱っています。(両社ともオーディオ専門店です)先にも紹介した通り、お値段の差は僅かですので信頼できるパーツを使った方が安心でしょう。

2Ωと4Ωを手に入れると、幾つかバリエーションが作れます。
・L-padとしてR1=2Ω/R2=4Ωの回路を組めば合成インピーダンスが4Ωのままで減衰が-6dBになります
・直列(R1)に4Ωを入れてR2を使わない場合、減衰は上記と同じく-6dBとなり、合成インピーダンスは8Ωとなります
・同様に直列(R1)に2Ωを入れてR2を入れない場合、減衰は-3dBとなり、合成インピーダンスは6Ωとなります
・2Ωと4Ωを直列にして6Ωとし、R2を使わずにR1=6Ωを入れると減衰は-8dBとなり、合成インピーダンスは10Ωとなります
・逆に2Ωと4Ωを並列にすると合成抵抗は1.333Ωとなります。これをR1に入れてR2を使わなければ減衰は-2.4dBとなり、合成インピーダンスは5.333Ωとなります
・もしR1=4Ω/R2=2ΩのL-padを組むと減衰は-12dBと大きくなりますが、合成インピーダンスは5.3Ωと大きくは変わりません

この様に、2Ωと4Ωを組み合わせると-2.4dBから-12dBまで、6種類の減衰パターンが作れる訳です。但し、インピーダンスが大きくなると音量が下がりますので、減衰量+インピーダンスの影響が最終的な音量となります。

前回も書きましたが、必ずしもL-padを組んだ方が音が良いとは限りません。シミュレーションはあくまで計算結果ですから、自分の耳で「納得の結果」なのか「大して変わらないじゃないか!」なのか?聴いてみるのが良いでしょう。一度組み方が判れば、もう少し減衰させたいとか、もう少し減衰を少なくしたいと言うのは僅かな投資で出来ますから、自分の好みの音に近づける為に色々と試しみるのが良いでしょう。

質問者からのお礼コメント

2018.7.1 19:19

重ね重ね、丁寧かつ分かりやすい回答ありがとうございます。
これまで、アンテナ配線とか簡単な電気配線位しかした事ありませんでしたが、頑張ってアッテネータ作りにチャレンジしてみます。

本当にありがとうございました。感謝してますm(__)m

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